金フレ最新情報
久しぶりの更新です。「金フレ」の改訂版は、来年1月発売予定です。今のところ作業は予定通り進んでいます。改定にあたり、この数か月間、以下の作業を行っています。

1. 日韓の公開テストで出題された単語の整理
毎回受験後に書き留めているメモを頼りに、「金フレ」が発売になった2012年3月以降、日本の公開テストで新たに出題された単語を整理しています。韓国で出題された単語は、試験後に、現地の講師や専門校のウェブサイト等で情報を収集し、最新の韓流ベストセラー本を購入して情報を補足しています。

2. 日韓の公式教材に出て来る単語の整理
日韓の公式教材に掲載されている単語を語彙分析ソフトにかけ、「TOEICに出る単語」を「出る順」に整理しています。来月には新しい公式問題集が出ますので、既発売の韓国の公式教材と内容が異なるようなら(その可能性は低いと思いますが)、これも追加データとして反映させます。

3. 国内外の基本語彙リストの確認
GSL, Oxford, Longman, VOAといった主要な基本語彙リストを確認し、ネイティブがどういう単語を重要視しているかの参考にしています。TOEICの公式教材での登場頻度は低くても、こうした語彙リストに掲載されている単語は掲載候補にします(今後出題される可能性があるため)。また、JACETやSVLといった国内の語彙リストを確認し、単語の難易度の参考にし、見出し語の並び順に反映させています。

4. 日韓の主要なTOEIC単語本の確認
TOEICを毎回受験して研究している著者の単語本(たとえば、最近出たばかりの「単語特急 新形式対応」)を参考にしています。自分では気づかなかった意外な発見もありますし、視野を広げるという意味でも大切な作業です。

5. 現行版の加筆・修正
見出し語やフレーズの差替え・修正や、単語の並び順の変更はもちろん、必要であれば、細部まで加筆、修正、削除といった作業を行っています。たとえば、liaison(連絡係)の解説中の「リア・ディゾン」はさすがに古いので修正が必要だな、とか、「TEXがうざすぎ」という指摘が複数あったので、一部のTEXをIやMr. Katoに変更して「TEX率」を下げるとか(すみません。しょうもない例で)。

6. コンテンツの追加
新形式になり、同義語問題が増加傾向にあるので(今度どうなるかはわかりませんが)、対策として、多義語を大幅に増やしています。また、「金フレ」以前のレベルの基本頻出単語を、ゼロ章として別枠で盛り込む予定です。読者の要望の多かった発音記号も、盛り込む方向で調整中です(「金フレ」の長所の一つである「見やすさ」を損なうことなく、今のフォーマットに発音記号を入れ込むのは、実はそれほど簡単な作業ではないんです)。

現時点で、1000の見出し語(数は変わりません)のうち、200語以上を変更し、100以上のフレーズを修正しました。単語の並び順もすべて見直し、解説も大幅に加筆修正しています。見出し語・フレーズ・解説とも、今と全く変わらない単語は3割程度になりそうです。単語の並び順も一新したので、まったく異なる単語集のように見えるかもしれません。

単語集の全面改定は、かなり気が遠くなる作業です。休日に作業に集中していると、あっという間に何時間も過ぎてしまいます。「でる1000」の時もそうでしたが、きっと作業が終わったらカラッポです。すべてを出し切って何も残らないでしょう。これから発売まで、まだまだ作業は続きますが、読者の皆様の期待を裏切らないよう、少なくとも、著者である私自身が納得のいく一冊に仕上げます。

原稿段階でのデータ画像です(今後変更になる可能性もあります)。赤字部分が修正箇所です。解説の「ママ」というのは専門用語で、「現状ママ(変更なし)」という意味です。

図1


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif
新刊発売
新刊の見本を昨日頂きました。数年取り組んでいた仕事がついに形になったのかと思うと感慨深いですね。内容に加えて、紙質まで注文を出したのですが、とてもよい仕上がりにして頂けました。持った時の厚みや重さ、ページをめくった時の感触もイメージ通りです。ページが静かにさらさらとめくれるので、とても気持ちいいです。サイズ的にも通勤で持ち運べる許容範囲内だと思います。

一般の書店では30日ごろから店頭に並ぶはずですが、それに先駆けて、本日より紀伊国屋書店新宿本店で発売になりました(出版社の方が手持ちで納品されたのだと思います)。出版記念のイベントも同店で行う予定で、このブログで告知しようと思っていたのですが、定員の40名が即日満員になったようです。ご予約頂いた方、ありがとうございます。ブログ読者の皆様、告知が遅くなりすみません。本は一生懸命書きましたので、そちらを楽しんで頂ければと思います。

なお、誤植等のご報告(考えたくはありませんが)や、ご質問に関しては、出版社のサイトにて承りますので、こちらをご利用ください。実際に使用してのご感想等は、texkatotoeic@yahoo.co.jpまでお寄せ頂ければと思います。読者の皆様に気に入って頂けるとよいのですが。

参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif
新刊より
ネット上の情報によると、4月の公開テストの結果発表は5月7日のようですね(去年もそうだった気がする)。今回はリーディングで確信の持てない問題があったし、見直しの際、完璧なマークミスを1つ発見してあわてて修正したので、990が取れているかやや不安です。しかし、答えが(C)だとわかっているのに、(A)にマークしてしまうというミスはなぜ発生するんでしょうね。

新刊は現在校正作業中です。何せ600ページもあるので、原稿に目を通すだけでもかなりの作業量です(GWを利用して一通りチェックが終了)。レイアウト段階になると、空いたスペースを埋める原稿や前書きを書くという作業も生じます。ここまでくれば、出版まで後ひと踏ん張りです。

ほとんど更新しないにもかかわらず、当ブログをご訪問いただいている読者の皆様に、今日は前書きの一部を抜粋して紹介させていただきます。

本書は、TOEICのPart5(短文穴埋め問題)で出題されるタイプの文法問題を約1000問収録した問題集です(語彙問題やPart6は取り上げていません)。私の過去7年・計70回(2015年4月時点)の受験経験、実際の試験や公式教材等を通じたTOEIC研究、日々の授業の現場で得た解説のノウハウ、といったもののエッセンスをすべてつぎ込みました。問題作成にあたっては、TOEICに精通しているRoss Tulloch氏の協力を得ました。

2012年3月の発売後、3年で20万部を突破した自著「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」(朝日新聞出版)には、「TOEICに出る単語のみ」を掲載し、読者から好評を得ました。本書では、「TOEICに出る文法項目のみ」を取り上げています。この2冊は、体裁は対照的ですが、「できる限り効率的に読者にスコアアップしていただきたい」という底流にある私の思いは同じです。

本書の構成は以下の通りです。
1. 問題の解き方・練習問題(問題タイプ別)
「品詞」「動詞」「前置詞orと接続詞」いった問題タイプ別の解き方の基本を学びます。
2. トレーニング(問題タイプ別)
同じタイプの問題を繰り返し解き、解き方のコツをつかみます。
3. 文法ミニ模試(40問×9セット)
総仕上げの模試(1・2とは異なる問題)です。
4. ランダム1000問(1~3をまとめたもの)
1000問通しで解きたい上級者向けの付録です。

野球の1000本ノックのように、本書の1000問を解き終えれば、どんな打球(文法問題)が来ても対応できるしっかりした基本姿勢が身につくはずです。1000問やり抜くのは決して楽ではありませんが、フルマラソンのように、完走した人にしかわからない充実感と、成長した自分がきっとゴールの先に待っています。

本書が、TOEICという壁を突破し、皆さんの未来を切り拓く一冊になることを願っています。

2015年5月 TEX加藤

参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif
新刊情報
新刊の原稿執筆がようやく終わりました。これから校正・校閲・編集作業がありますが、出版の予定が見えてきましたので、ブログ読者の皆様にお知らせします。なお、以下はあくまで予定ですので、変更になる場合があります。あらかじめご承知おきください。

タイトル:「新TOEIC TEST Part5 文法問題 出る1000問」
出版社:アスク出版
予価:2300円(税別)
発売予定:5月下旬(遅筆なものでGWに間に合わずすみません)

本書は、Part5形式の文法問題が約1000問入った問題集です。一般的なPart5の対策書は、語彙問題やPart6も扱いますが、本書では、Part5の文法問題に焦点を絞りました。ただし、「空所に入るのは名詞。名詞(A)(B)のうち、文意に合うのは(A)」といった「文法+語彙」の問題は入っています。

「なぜ語彙問題やPart6が入っていないんですか」という質問があるかもしれませんが、特に深い理由はありません。とにかく、Part5に出る文法問題だけを詰め込んだ「濃厚な問題集」を作りたかったんです。語彙問題やPart6を盛り込むと、どうしても薄くなってしまう気がして(もちろんそれが悪いわけではありませんが)。自分の書きたいものを書く機会を与えて頂いて、アスク出版さんにはとても感謝しています。

とはいえ、濃厚すぎて途中で食べ飽きてしまうといけないので、味にアクセントを付ける工夫も盛り込みました。濃厚な味を好まれるTOEICer向けの「激濃」の締めの一品も用意してあります。

TOEICのPart5の文法問題は出題パターンが一定です。限られた出題範囲から、毎回ほぼ同じ文法事項が問われます。ですから、基礎を固めた上で、パターンに慣れてしまえば、毎回安定して高得点が取れます。その証拠に、問題集を解きまくっているTOEICerの皆さんは、ほぼ全員、スコアシートの右下の項目の数字が安定して90以上のはずです。

「パターン慣れ」のための問題量として、1000が適切なのかはわかりませんが、TOEICで出題されるタイプの文法問題を網羅しようとした結果、自然とこの数になりました。この本を解き終えるのは、ほとんどの方にとって辛く苦しい作業になると思います(TOEICerの方を除いては)。ですが、解き終えた時、少なくとも、TOEICの文法問題を解く、という点においては、新たな地平に立つことができると信じています。

これから校正・校閲・編集作業が待っています。小説家の村上春樹さんは、校正作業に必要なのは、読者に対する「親切心」だとおっしゃっています。「金のフレーズ」のヒットで、私もその「親切心」の大切さを学びました。出版までの期間、最大限の努力をして、真心を込める、という仕上げの作業に取り組みます。詳細が決まりましたら、当ブログで告知させて頂きますので、神崎正哉さんの「400問ドリル」(すばらしいクオリティです)やOJiMさんのデビュー作「サラリーマン特急」等に取り組んで、今しばらくお待ちいただければと思います。

参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif
金のフレーズKindle版
出版社より連絡があり、金のフレーズのKindle版がアップグレードされたとのことです。
既にダウンロードされた方も無料でアップロードできます。
私はいまだにガラケーを使っていて、スマホもノートPCも持っていないアナログ人間です。
Kindleも使ったことがないのですが、長期間ご不便をおかけしていたようですみません。
今回の更新で状況が改善されることを願っています。

参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif
Copyright © TOEICオタクのブログ. all rights reserved.