「気づき」を生むもの
昨日の記事に、coolpenguinsさんから、

そこそこの能力が備わった人が「何かに気づく」ためには、ちょっとした案内人に出会えるかどうかも大事な要素だと思います。

というコメントを頂きました。TOEICでいえば、良い参考書や講師に出会えることで、「気づき」が得られることってありますよね。講師としても、手取り足取り教えるのではなく、「気づき」を与えるような授業展開をするのが理想です(それが難しいのですが)。

加えて、「気づき」を得るためには、私は、「好奇心」や「熱意」も重要な要素になると思います。たとえば、あるPart5の問題を解いて間違ったとして、「なんで間違ったんだろう。もしかしてこれはこういうことかな。調べてみよう」という「好奇心」を持って文法書を読めば、「やっぱりそうか」「あ、違った。こういうことだった」という「気づき」が得られます。ところが、問題を解いて答え合わせをして終わり、にしてしまうと、それ以上の「気づき」は得られません。次の目的地への案内人が目の前にいるのに素通りしてしまうわけです。

「好奇心」を持つためには、「熱意」も必要です。「TOEICのスコアを上げたい」「英語力を伸ばしたい」といった気持ちがないと、「好奇心」は出てきません。毎回この例を出して恐縮ですが、私が「家庭用プラネタリウム」の企画で大平貴之さんというプラネタリウム・クリエイターと出会えたのも、「何とかして企画を実現したい」という熱意を持って、毎日毎日「プラネタリウム」というキーワードでニュース記事を検索していたからです。「脳トレ」のアイデアも、「脳が鍛えられるオモチャを作りたい」という熱意があったからこそ、出版社のベストセラー速報で見つけた川島教授のドリル本のタイトルがアンテナに引っかかったのです。

「スコアアップしたい」という「熱意」が、「知りたい」という「好奇心」を生み、それが「わかった」という「気づき」につながっていく。その「プラスの連鎖」を作れるのが理想の講師なんでしょうね。私はまだまだですが。


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気付きの効用
以前、k2さんのブログ記事で「釣れた魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えなければいけません」とあったのを思い出しました。

気付きのきっかけを与えられる指導者でありたいと思います。
fukken | URL | 2012/05/12/Sat 17:29 [EDIT]
fukkenさん
私もそうなりたいと願っています。互いにがんばりましょう!
TEX加藤 | URL | 2012/05/12/Sat 21:33 [EDIT]
初めまして。[TOEIC University]管理人のashという者です。このたび、貴殿のブログを拝見しまして、ぜひ相互リンクをしていただきたいと思い、メールしています。もしよろしければ、あなたのブログに私のHPの相互リンクを載せてはいただけないでしょうか。

サイト名:[TOEIC University]
URL:http://toeic-university.digi2.jp/
紹介分:TOEICのおすすめ問題集や、リスニングに最適な動画リンク等を紹介しています。

こちらは相互リンク済みです。ご確認ください。
http://toeic-university.digi2.jp/

ash
メール:ashgrayzone@gmail.com
| URL | 2012/05/13/Sun 16:07 [EDIT]
ashさん
大変申し訳ないのですが、当ブログではリンクを張っておりません。ご了承いただければ幸いです。
TEX加藤 | URL | 2012/05/13/Sun 19:03 [EDIT]
こんばんは。「いいメチャクチャ」の記事にコメントさせて頂いてから、2度目のコメントになります。
5月のTOEICが近付いてきましたね。3月から少し間が空いたので中だるみになっていました。TEX加藤先生の著書「BEYOND」は常に台所のテーブル上に置き、ちらちらと背表紙を見て自分にプレッシャーをかけています。もうこうなったら、元を取ってやろうと、例文を何度も音読しています。そして、読む度に新鮮なのですよ。「気付き」があります。ちょっとした前置詞や接続詞に「あ、そうだった!」という新しい驚きと発見があります。英語は、英語に限らず、学習はキリがないですね!
Midori | URL | 2012/05/15/Tue 23:33 [EDIT]
Midoriさん
BEYONDを活用していただいて嬉しいです。おっしゃる通り、どんな本でも繰り返し読むとそのたびに新しい発見がありますよね。だからこそ繰り返すことに意味があるのだと思います。
TEX加藤 | URL | 2012/05/16/Wed 07:21 [EDIT]
第170回の解答について
(successfully) managingとされていますが、今回の問題では、many years()managingとmany yearsで修飾されている名詞的動名詞の使い方なので、正解は(successful)managing ではないかと思われますが。
| URL | 2012/06/02/Sat 14:11 [EDIT]
匿名さん
大変申し訳ないのですが、問題の再現が禁止されていますので、本試験の個別の問題に関するご質問にはお答えすることができません。ご了承いただければ幸いです。
TEX加藤 | URL | 2012/06/02/Sat 14:24 [EDIT]
???
そういうことであれば解答をリストアップして掲載されるべきではないのでは?失礼お許しください。
| URL | 2012/06/02/Sat 14:42 [EDIT]
匿名さん
解答をリストアップして掲載するという行為は当ブログでは現在行っておりません。先日の公開テスト後の当ブログ上の記事やコメントのやり取りをご覧いただければわかるかと思います。これは、「問題の解答を不特定または多数の者が閲覧・視聴可能な状態に置くこと」という禁止行為にあたるからです。一部のブログやネットの掲示板では解答らしきものが掲載されていますが、もしそちらでご覧になった解答速報が当ブログに掲載されているものと勘違いされたようでしたら、ご覧になったところでご質問いただけると助かります。
TEX加藤 | URL | 2012/06/02/Sat 16:15 [EDIT]

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