頑張れる力
単行本の執筆作業がいよいよ最終段階に入ってきました。1ページ目はこんな感じです。まだ9番の単語の説明部分が5行あるので4行に詰めないといけませんね(汗)

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今日は、この単語集に書いたコラムの1つをご紹介します。

必要なのは「頑張れる力」
「TOEICスコア=英語力×TOEIC力×気力」というのは、これまでの指導経験から導いた私の持論です。TOEICのスコアアップには、ビジネス英語の基本的な運用能力(英語力)や試験スキル(TOEIC力)だけでなく、「気力」、言い換えれば「頑張れる力」が必要なのです。ここ最近、ユニクロや楽天を始め、TOEICスコアを活用する企業が増えていますが、「2年以内に600点」といった、英語が苦手な人にとっては、決して簡単ではないけれども努力すれば十分達成可能な目標を設定することで、会社側は、その人の「頑張れる力」を見ているのだと私は思います。困難なことに立ち向かい、自分なりの創意工夫と地道な努力でそれをクリアする、というのは仕事のスキルと全く同じです。もし、会社でTOEICの点数を求められたら、皆さんが「できる社員」「頑張れる社員」であることを示すチャンスです。「私は英語が苦手だから無理」と、ネガティブに考えるのではなく、「よし、2年じゃなくて1年で目標スコアをクリアしてやるぞ」と前向きに受け止め、会社の期待以上の結果を出してみせましょう。是非本書にも繰り返し取り組んでください。皆さんのスコアアップにかける熱意を決して無駄にしない内容であることは私が保証します。


普段TOEIC講師をしていて感じるのは、TOEICは「頑張れる力」を測定するにはとてもよいツールだということです。たとえば、企業が「TOEIC600点」を新卒の応募条件にしたとして、英語力は期待してないと思います。600点で即戦力になるとは思っていないわけです。ですが、苦手な英語に対して真剣に取り組んで、TOEIC600点を取った「頑張れる力」のある学生なら、入社後に鍛えれば伸びるでしょう。

これは何も新卒に限らず、社内規定でも同じです。「2年以内に600点」という達成可能な課題を与えられた社員が、どういう創意工夫をしてどの程度の成果を出すかを会社側は見ているのだと思います。与えられた期間内に一定の成果を出すのは仕事のスキルと全く同じなので、普通の社員が2年かかるところを半年でクリアするとか、600点ではなく800点を取るとか、「できる社員」なら会社の期待を大きく超える成果を出すはずです。

TOEIC学習を通じて、特に学生には、言葉は悪いですが、「スコア馬鹿」にならずに、「頑張れる力」を身に付けてほしいと私は願っています。「名詞の前は形容詞」なんてスキルは忘れても、頑張った経験は一生残りますからね。


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Comment

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楽しみにしております
TEX先生、こんにちわ。

>普段TOEIC講師をしていて感じるのは、TOEICは「頑張れる力」を
>測定するにはとてもよいツールだということです。

TEX先生のこの文章に、激しく同意します!
自分も、TOEICは頑張れる力を測定するのに、すごく役立つ
ツールだと、心底実感しています。

自分もスコア455から935まで、3年位かかったのですが、自分で言うのも
なんですが、それなりに頑張ったと思います。

当然、やればやっただけ、スコアが右肩上がりにあがっていくなんて、
単純なことではなく、あがったり、落ちたり(すごい時には
スコアマイナス100も経験。苦笑。)も味わいつつも、
徐々にではありますが、あがっていき今に至りました。

自分の今の目標はスコア990取ることですが、TOEIC自体に関しては
英語の試験だという認識はあまりなくw、英語力向上を直接望んで、
毎日TOEIC模試に取り組んでいるわけでもなく、どれだけ自分が
頑張れるか、頑張ったかを振り返る、計測する為に取り組んでいる気がします。

とりあえず、990とれば一つのことを成し遂げた、
自分は、生きている間に、ひとつくらいは、TOEICくらいに関しては、
頑張ったかなぁといえるかなと思って、です。

是非とも、そのコラムは落とさないでもらいたいです。
本自体もそうですが、そのコラムを読むためにでも、TEX先生の
単語本を購入することに価値があると思ってる人間がここにいます。

では、楽しみにしております。
DIO | URL | 2012/02/18/Sat 12:52 [EDIT]
そうですね!
ほんとうにそうですね!
どの分野でも、ある程度目標を持ってそれに挑むということは『気力』が必要になると思います!!
ダイエットや美容でもプロの方はびっくりするくらい努力&研究されていますよね!
私も、1年間、英語と向き合って、数々挫折しそうになりましたが、TEXさんから、質問のお返事をいただいたり、何度も問題集を繰り返して、深いところまで理解していくうちに、英語力が少しずつUPしていくのがわかりました。

私は子供に英語を教えていますが、やはりコツコツ家でママとDVD見てる子供と、そうでない子の差がすごく出ています。生徒の気力を支えるのも、案外大変ですよね・・・
あっきー | URL | 2012/02/18/Sat 13:13 [EDIT]
五月のTOEICを受けます=^-^=
How long have they been together? - Who? - Your eyebrows.lol
お忙しいところ、大変失礼いたしました。ネットで偶然に発見したので、先生に是非、お伝えしたかったのです。僕は、これで大爆笑したんですけど、どうでしょうかね? 5月は僕も受けますので、頑張る力が空回りしないように、Part 7対策に集中します。でわ=^-^=
TOSHIAKI | URL | 2012/02/18/Sat 14:05 [EDIT]
DIOさん
熱いコメントありがとうございます。受験者に買ってよかったと思ってもらえる単語本に仕上げるべくラストスパートします!
TEX加藤 | URL | 2012/02/19/Sun 21:25 [EDIT]
あっきーさん
ダイエットも英語も継続することが大切ですよね。生徒のモチベーションが上がるよう頑張るのが我々講師の仕事だと思います。難しいことですけどね。
TEX加藤 | URL | 2012/02/19/Sun 21:26 [EDIT]
厳しい目標設定なら、最近しました。公式ホ
ームページのレベルアップ道場に、2千時間
で結果とあるから、1日10時間、週5日で10
箇月以上勉強し、1月に備えました。惰性で
やると良くないから、問題集も3箇月毎に、
増やしました。雑誌やHPも読みました。
猫丸 | URL | 2012/02/19/Sun 21:27 [EDIT]
TOSHIAKIさん
アメリカンジョークですね(笑) 5月のTOEICまで是非英語力を高める努力を継続してください!
TEX加藤 | URL | 2012/02/19/Sun 21:27 [EDIT]
猫丸さん
すごい努力ですね。1月の結果がもうすぐ発表ですから、楽しみに待ちましょう。
TEX加藤 | URL | 2012/02/19/Sun 21:28 [EDIT]
「頑張れる力」になっとく!です
TEX加藤先生こんにちは。

今回の記事には、何か自分の心に物凄く響きました。
私自身、毎回TOEICを受験していると時々周りから「TOEICスコアと仕事で使うための本当の英語力なんて関係ないよ」とも言われることもあるのですが、それに対する答えの一つがこの記事に現れていると思いました。「普段の頑張りの成果を測ってみたいからだ」と。

私の会社では個人での英語学習の際に補助金を出してくれるのですが、申請時に会社の上司に「TOEIC 900 は取れないとね!(半分冗談)」と良く言われていました。他の英語が出来る同僚が周りに沢山いる中で、600点代で停滞していた2008年頃に学習スタイルを音読等のアウトプット系のものに変え、それから1年もしないうちに800点代に入ることが出来ました。それ以来現在までほぼ毎日何らかの音読系トレーニングやボキャビルは続けています。乱読ですが読む事も続けています。900点代には最近やっと入れましたが、2008年以前までは全くなかった「頑張れる力」がついたのでは?と思っています。(もともと、コツコツ続けるのが嫌いな人間なので、今でも続いているのが不思議です)

TOEICを受け続けること自体については.... これはこれでちょっとした大会に参加するお祭りのようで、普段の英語学習とは別にして、不思議な面白さがあるので止められません。そして毎回スコアに一喜一憂する。その点で「スコア馬鹿」になっているかも(笑)。
八百の半ば漂い中 | URL | 2012/02/20/Mon 13:14 [EDIT]
とても納得できました^^
貪欲にスコアを求めるより、それを得るための過程を経験するということが大切ですね。
TOEICのスコアアップのための学習経験が、他の学習にいかされるような経験になることが大切だと感じました。

今後もスコアアップのために努力しますが、それをブログ内で発信し、みなのモチベーションにつながれば、と思います!
せーちゃん | URL | 2012/02/20/Mon 15:13 [EDIT]
せーちゃんさん
是非ブログを通じてTOEIC学習者の方々と交流してみてください。モチベーションアップになるはずです。
TEX加藤 | URL | 2012/02/20/Mon 20:21 [EDIT]
先生の今回のエントリーは深く胸に響きました。
私はまだまだスコアは上がりません。それは「頑張れる力」を出していない、頑張っていないからだと思います。どこかでさぼっているのに結果ばかり求めていて、言い訳が多くて…。
他の誰に対してでもなく、「それ」を達成したときに、私は自分で自分を認められるだろうと思います。
その日が来るまで「頑張って」みようと思います。ありがとうございました。
ゆき | URL | 2012/02/21/Tue 22:41 [EDIT]
ゆきさん
TOEIC頑張ろうと思ったら、全力で頑張ってください。楽しくないと頑張れないので、楽しくする工夫も忘れずに。結果ではなくて、その勉強する過程が大事だと思います。
TEX加藤 | URL | 2012/02/21/Tue 22:52 [EDIT]

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