人の心をひらく技術
「人の心をひらく技術」(小松成美著 メディアファクトリー)を読みました。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、著者はノンフィクションライターで、サッカーの中田選手、イチロー選手、歌舞伎の中村勘三郎さん、歌手のYOSHIKIさんといった方々に行ったインタビューをまとめた本をこれまでに出版していらっしゃいます。

私も中田選手やイチロー選手の本は読んだことがあって、「インタビューを受ける機会が少ない中田選手やイチロー選手にインタビューを行なって、それを本にするなんて、この小松さんという女性はいったいどういう人なんだろう」って以前から興味があったんです。ですので、店頭にこの本が並んでいるのを見つけて、すぐに購入して一気に読みました

この本を読んで初めて知ったのですが、小松さんは、20歳で広告代理店に就職したものの、3年で辞め、その後自分探しの空白期間があり、27歳の時にライターになることを志したのだそうです。もちろん、ライターとしての経験もなく、ゼロからのスタートです。

その後、ライターとしての仕事を得て、現在に至るまでの話に興味がある方は、是非本をご一読ください。やっぱり大切なのは情熱だなあってきっと思いますよ。

この本の中では、小松さんがインタビューを行う際に心がけていらっしゃるポイントが語られていて、コミュニケーションがあまり得意ではない私にとっては参考になる部分が多々ありました。中でも、すごく印象に残ったのが以下の一節です。

人間関係にはさまざまなタイプ、レベルがあります。そのレベルそれぞれに、素晴らしいコミュニケーションが存在するのです。そのことを忘れないでください。深刻な話をしていないからといって、それを軽薄なコミュニケーションだと勘違いしないでください。

(中略)素晴らしい人間関係において重要なのは、「テーマ」を共有することです。

(中略)お互いがつながるテーマを共有することは、「互いを結ぶ絆」「心の通いあい」を実感することにつながります。


私にとっては、「英語学習」や「TOEIC」が生徒とつながるために共有できるテーマです。そこを深めることが、生徒との人間関係を向上させることに不可欠なのだろうとこの部分を読んで気づかされました。逆に、そこさえしっかりしていれば、特にプライベートな話をせずとも、十分に生徒とコミュニケーションが取れていることになるのだと思います。だからこそ、TOEICには、プロとして真剣に取り組まなければいけません。それが生徒と自分をつなぐ絆だと思えば、手を抜くことはできませんよね。

人とのコミュニケーションや人間関係について、気づきをもらえる一冊でした。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

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Comment

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心ひらいてこそ・・・
含蓄のあるお話、ありがとうございます。
共有できるテーマがあれば、変に生徒に媚を売ることもないですし、真のコミュニケーションがとれるのだと思いました。

それぞれのレベルにそれぞれのコミュニケーションが存在するとのこと。英語指導でも様々なレベルの生徒に対応できるのが指導者の役割ですので、一つでも多くの“引き出し”を作れるように日々精進したいと思います。
fukken | URL | 2010/09/14/Tue 07:48 [EDIT]
fukkenさん
生徒とプライベートな深い話をすることがだけが、コミュニケーションではないということですよね。まずは、英語やTOEICといった共通言語でしっかりとしたコミュニケーションを取れるようになりたいです。
TEX加藤 | URL | 2010/09/14/Tue 20:03 [EDIT]
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| | 2010/09/18/Sat 15:13 [EDIT]
隠しコメントさん
著書のご購入ありがとうございます。ブログのリンクはフリーですので、ご自由になさってください。
よろしくお願いします。
TEX加藤 | URL | 2010/09/18/Sat 18:41 [EDIT]
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| | 2010/09/18/Sat 19:29 [EDIT]
隠しコメントさん
いえいえ。是非ブログを継続して、学習継続のためのモチベーションUPにつなげてください。
TEX加藤 | URL | 2010/09/18/Sat 20:31 [EDIT]

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