TOEIC備忘録
今回のTOEICは、リスニングは微妙なのがパート4で1問あった(何だったか忘れた)が、残りはおそらくすべて正解できたと思う。パート2で、前半からひねった応答が出てくるようになったのがここ数回の傾向。以前は、前半の11-25は、Whenに対して時間、Whereに対して場所といった形の単純な応答が多く、26-40でひねった応答が続く、といった流れが普通だったのに、ここ数回は前半から、「このスープいい香りだね」「きっと美味しいに違いないわ」といった、会話力を問う問題が登場するようになった。

前回のAMを見る限り、パート1・2の直接的な答えとひねった答えの配分は変わっていないが、パート2の序盤の難度が上がると、受験者に与える精神的な負担が強くなるので、厳しい試験になると思う。「あれ、今の答え何?」「やばい、全然わかんない」などと焦ってしまうと、次の問題への影響が出て、パート2特有の「雪崩現象」で実力を出し切れないケースがあるからだ。後半にも簡単な問題があるので、分からない問題があっても、焦らないよう気持ちを切り替えることが大事だと思う。

リーディングは、3-4問確信をもって答えを選べない問題があり、ケアレスミスもあったので、495は難しいかもしれない。あきまへんなあ。普段はそういう問題はあっても1-2問なのだけど、それだけ難易度が高かったということだろう。リーディングパートは、通常、3問以上ミスすると495は取れないが、例外的に、2008年11月の公開テストで、97問正解までが495という回があった。その回で私は5問ミスしたが、今回は、それ以来の難しさだったように思う。

ただし、その時と異なるのは、今は教える立場にあるということ。まあ人間だから当然ミスもあるし、英語力も他の先生方と比べてまだまだ低いので、間違えるのは仕方がないが、それでも、教える仕事をしている以上は、今回のような難度の試験でも、確信をもって全問解答し、余裕をもって495が取れるようになりたいと思う。そういう先生は全国にたくさんいると思うから。

試験で間違えて悔しく感じたり、そこから何か学びを得ようとする気持ちが無くなってしまったら、進歩がない。そういう意味で、今回の試験は自分にとってすごく得るものが大きかった。もっともっと英語力を鍛えて、どんな問題が来ても対応できるようになりたい。仕事の隙間時間に、洋書を読んだり、生の英語を聞いたりして、英語学習をちょっとずつでも継続し、英語学習者としての自分自身を成長させねばと感じさせられるTOEICだった。


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Comment

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お久しぶりです。

備忘録らしく「である」調で書かれたのですね。いつもと感じが違うので、
誰のブログかと一瞬分からなくなり、ブログのタイトルを確認しました(笑)
Jin | URL | 2010/09/13/Mon 12:17 [EDIT]
Jinさん
こんにちは。一応日記風の口調にしてみました。
文体が変わるとブログの雰囲気も変わりますよね。
TEX加藤 | URL | 2010/09/13/Mon 12:31 [EDIT]
やっぱり師匠にも難しかったですか!
Part2の「距離を感じる力」を問う問題、「これでもか、これでもか!」って来た印象でした。ひねった問題の配分は変わっていないんですね。個人的にはすごく増えたように感じました。

Part3かPart4の男性に、すごく早口の人がいましたね。
BEYONDの高速バージョンぐらいのスピードに感じました。スクリプトが長くなり、時間内に収めるために急いで読む、という感じでしたね。中級レベルまでの方にはつらいだろうなと思いながら聞いていました。

ヒロ前田先生がBEYONDでおっしゃっているように、「リスニングの実力を高めることが、超上級に到達するための真の近道」とますます感じます。

Part5の数問のミスはいつものことで、(→だめじゃん、私)難易度はわからないのですが、Part6は昨年より少し易しく感じました。

Part7はDPからSPの順で解くのですが、DP終えた時点でものすごく焦ってSPに戻ったら、最初から知らない単語がでて来てしまい、さらに焦りました!
消去法でいってもそれしか正解はないとは思ったものの、焦りが加速しました~。こんなに「塗り絵かも」と恐怖を感じたのは初めてでした。

これからも難化傾向が続くのでしょうか。世の中の流れからいくと、きっとそうでしょうね。
だとすると、数年前のスコアと現在のスコアでは、同じ実力でも点数が違う、ということになるのでしょうか。
izumi | URL | 2010/09/13/Mon 12:35 [EDIT]
「備忘録」、いいですね!
ほんと、ちょっと硬めのこの文体、新鮮でステキですね。でも、あれれ、と思ってしまいました。TEXさん、あまりにお忙しくて、他のお弟子さんに任せざるを得なかったのかしら...、と。


試験会場に時計を持参するのを忘れてしまい、残り時間がいくらあるかわからないままに、やみくもに問題を解いていったので、難易度が高いことにすら気付かなかった私です。

今回もきっとリーディングでぐぐっつと点を落としてるんだろうな。文法、丁寧におさらいしてから、もう一度受験します。

TOEICの難易度を上げることにはどんな意義があるんでしょうね。昔、受験したときのスコアのほうが、努力して受けた今回よりよかった... なんてことにならないのか、ちょっと心配です。
Beck | URL | 2010/09/13/Mon 13:28 [EDIT]
izumiさん
パート2はひねった応答が次々と出てきましたよね。男性の早口の人には気づきませんでしたが、豪州の方はいつも早いですよね。もしかすると新人の方が加わったのかもしれません。テストの難易度に実力が左右されないようにテストは作られているはずですが、数年前に受験した人が今受けると、特にパート1・7の難易度の高さに戸惑うかもしれませんね。
TEX加藤 | URL | 2010/09/13/Mon 18:40 [EDIT]
Beckさん
あ、弟子なんて恐れ多いですよ。自分一人を養うので精一杯です(笑)
テスト対策が進み、受験者の間で優劣がつかなくなると、テストとしてはまずいので、微妙に難易度を調整しているのかもしれません。パート1はその典型ですね。みんなが8-9問正解してしまっては、実力による差が測れませんから。基本的には実力が反映されるのがテストですから、しっかり普段から学習に励み、試験対策をばっちりにして試験に臨めば大丈夫でしょう。
TEX加藤 | URL | 2010/09/13/Mon 18:44 [EDIT]
はじめまして
はじめまして。ときどきこのブログをのぞいているdolphinと申します。大変参考になります。ありがとうございます。今までTOEICを3回受験をしました。10年前に一度と、今年は二回。

2000年?月 950 L495 R455
2010年5月 950 L475 R475
2010年9月 

>リーディングパートは、通常、3問以上ミスすると495は取れないが、例外的に、2008年11月の公開テストで、97問正解までが495という回があった。

こういう傾向があるんですね。初めて知りました。10年ほど前にリスニングで495を取りましたが、10年前とはレベルも変わっているのでしょうか。昔のことを覚えていないので比較できないでいます。今年5月にも受けたのですが、寝不足で何問かボーっとしてしまい完全に聞き逃し、点数を落しました。なので今回は睡眠ばっちりで臨み、リスニングはいくつか曖昧な答えもあるものの、前回よりはできました。ただリーディングはゆっくり解いていたら時間がなくなってしまい、最後を相当飛ばし読みしました。なので最後の設問のいくつかは明らかに間違えています。4問くらい確実に落しています。時間配分がこれほど大事だとは知りませんでした。反省しきりです。
今度こそ950以上を取りたい、いつかは990を取りたいと思っています。コンスタントに990近くを取ってらっしゃるのでTEXさんは本当にすごいなと思います。
>今回のような難度の試験でも、確信をもって全問解答し、余裕をもって495が取れるようになりたいと思う。

向上心がすごいなと思います。尊敬します。私はTOEICにそんなにこだわる必要ないかなとあきらめがちになりますが、今回の文章を読ませていただきやる気をもらいました。ありがとうございます。いつか990を取れるようにがんばりたいと思います。まずは950の壁を突破したいです。
dolphin | URL | 2010/09/13/Mon 23:17 [EDIT]
dolphinさん
こんにちは。ここ数回はパート7が難化しているので、ますます時間配分が大切になっていますね。私はTOEICを教える仕事をしているので、TOEICを受けることはとても重要ですが、そうでなければ、英語学習の一つのモチベーションとして楽しまれるとよいのではと思います。あまりスコアにこだわりすぎず、是非マイペースで英語学習を継続してください。
TEX加藤 | URL | 2010/09/14/Tue 06:48 [EDIT]

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