ほめる
今回のTOEICでは、リスニング・リーディングとも数問間違えたようです。多分スコアは980とか985だと思います。ですが、以前ほどの悔しさがなく、その分の点数が生徒の誰かにいけばいいなあと思っています。

「先生また満点?」と学校で聞かれたので、「いやあ、今回は駄目だったなあ」と言うと、「じゃあ、今回は難しかったんだ。よかった」と生徒に変な安心感が生まれたようです(笑) そういう会話ってなんかいいなあと思うんです。

もちろん、試験では全力投球しますが、990を追い求めるのは終わりのないゲームなので、今後は力を抜いて、のんびり笑顔で受験しようと思います。

話は変わって、最近改めて気付いたことがあります。

明海大学や神田外語学院では、毎週単語テストを行います。単語を覚える習慣をつけたり、単語力をつける、あるいは成績に反映するというのが主目的ですが、私がむしろそれ以上に重要だと感じているのが、生徒の学習意欲を確認し、モチベーションを高めることです。

毎回安定して高得点を取る生徒、隔週で高得点を取る生徒、あまり意欲が見られない生徒、急にスコアが伸び出す生徒、急降下する生徒、いろいろいます。

で、毎週採点をして返却をするわけですが、ある週に、急に全体的に成績が上がったんですね。最初は問題が簡単だったのかなあ、と思ったのですが、同じ単語集からの出題なので、急に簡単になるわけはありません。

そこで思い当たったのが、その前々週のテストの返却時に、それまでとは違って簡単なコメントを書いて戻したことです。100点の子には花丸を付けたり、「自己ベストだね」「前回よりUP」「いい調子」「毎回安定してるね」「このペースで」といったごく簡単な内容です。それがモチベーションUPになったのではと思うのです。

確かに試験を返却する際に、「先生の花丸変」「自己ベストだって」といった反応が少しあったんですね。ですから、それが生徒の単語テストに対する意欲UPに少しはつながったのかもしれません。単語テストは生徒に自己採点してもらっているのですが、点数の所に、「やった100!」とか「なかなか100が取れない」といったコメントを書いて戻す生徒も何人か現れました。

授業は毎回試行錯誤の毎日で、昨日も、「先生、それ先週やった」などと生徒に指摘されたりしましたが(笑)、TOEICという試験対策そのものよりも、いかにして生徒のモチベーションを高めるかの方が大切だな、と改めて感じます。それが結果としてTOEICのスコアアップにつながればいいですね。


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誉めことば
褒め言葉の英語のバリエーションは教えてからとても増えま
した。
だんだん大人になると、誉められる事も少なくなるし、
子どもでも親には怒られるほうが多くて、誉められる事は
少ないようです。年代によって、受け取って嬉しい言葉は
違うでしょうが「誉められる」ことは、最大のモチベーション
みたいですね。
英語教室で誉められたので、ほかのクラブ活動などでも、
がんばったらいいことがあるって解ったみたいです、と
保護者に言われてたこともあります。
小さい子でも、英語でも、誉められると解るみたいですね。



si | URL | 2010/06/02/Wed 12:57 [EDIT]
人間、もともとは…
3歳の子どもは褒められるとものすごい良い顔をします。
いくつになっても「褒められたい、認めてもらいたい」。
人間の欲求に、年齢は関係ありませんね。
ただ、褒めるタイミングが一番難しいのですが…。
5月の結果が出たら、私も誰かに誉めてもらいたい…。
childmind | URL | 2010/06/02/Wed 13:03 [EDIT]
今日の記事、じーんときました。こんなに学生のためを想ってくれるTEX先生をおこがましいのを承知のうえで「ほめ」たいですv-20
Aya | URL | 2010/06/02/Wed 21:20 [EDIT]
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| | 2010/06/02/Wed 22:07 [EDIT]
siさん
褒め言葉、私はまだまだバリエーションが足りません。
幼くても大人になっても、褒められる、というのは嬉しいものですよね。
幼い子にとっての最大のパワーは自己肯定感だと何かの本で読んだことが
あるのですが、褒めるというのはそのために欠かせないことでしょうね。
TEX加藤 | URL | 2010/06/02/Wed 22:41 [EDIT]
childmindさん
気持ちのこもっていない言葉だと褒めても意味がないですよね。
タイミングと言葉は本当に難しいですよね。
5月の結果、是非当ブログにもご報告ください。
TEX加藤 | URL | 2010/06/02/Wed 22:43 [EDIT]
Ayaさん
お褒め頂き、ありがとうございます! まだまだ授業は未熟ですが、明海や神田の他の
先生方の生徒を思う気持ちに負けないように頑張らないといけませんよね。
TEX加藤 | URL | 2010/06/02/Wed 22:45 [EDIT]
隠しコメントさん
ご質問ありがとうございます。この問題自体は仮定法ではありませんね。
あり得る話なので、いわゆる「直接法」と呼ばれるものです。私のイラストが
説明している内容は仮定法ですが、本問の内容と直接は関係ありません。
ちょっと紛らわしいですね。すみません。
TEX加藤 | URL | 2010/06/02/Wed 22:48 [EDIT]
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| | 2010/06/02/Wed 23:50 [EDIT]
隠しコメントさん
厳密にはその例文は仮定法ではありませんね。仮定法現在というのは、今回のTOEICでも出題されたように、要求・命令・提案を表す動詞が導くthat節の中の動詞が原形になる、というものです。そうなったらいいな、という仮定の状態なので動詞が原形になります。頂いた例文は、直接法、あるいは条件文、と呼ばれるのが普通ですね。現在の事実に反することを述べる際に使われるのが「仮定法過去」と呼ばれる文ですが、今の話をしているのに「過去」って書くのでややこしいですよね。仮定法の場合は1つ時制を過去にずらす、と覚えるのがよいかもしれません。
TEX加藤 | URL | 2010/06/02/Wed 23:58 [EDIT]
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| | 2010/06/03/Thu 08:27 [EDIT]
隠しコメントさん
自分の覚えやすいやり方であれば、問題ないと思いますよ。
やりやすい方法で是非頭の中を整理してください。
現在のことを語っているのに「仮定法過去」っていう文法用語は分かりづらいですよね。
日本語でも、「もし私がイチローだったら」と現実に反することを述べる際は過去形を
使うので、そこから覚えられるのもいいかもしれません。
TEX加藤 | URL | 2010/06/03/Thu 08:36 [EDIT]
先日、TOEIC神社に初めて祈願した者です。コメントを書くのはこれが2回目です。
英語の過去形はとてもわかりづらいですね。以前、NHKの英語の番組で、「過去形は距離感でいうと離れたところにある感覚」というような説明をされていました。私的には、とても納得のいく説明でした。
 時間の場合:現時点から離れている感覚(過去)
 仮定法の場合:現実離れしている感覚
 丁寧さの場合:遠慮している感覚( Will you ..?より Would you..?が丁寧)
 確率の場合:確率が低い感覚(mayよりmightが低いなど)
全て、離れている感じを表現する形として過去形を用いると考えれば、結構、すんなり理解できる人もいるのではないかと思います。私の場合、「過去形」ではなく「遠距離形」みたいに理解しています。したがって、現在の話なのに過去形が出てきてもあまり違和感はなくなりました。
WN | URL | 2010/06/03/Thu 20:47 [EDIT]
WNさん
確かに、その説明だと、とても分かりやすいですね。参考にさせて頂きます。
ありがとうございます!
TEX加藤 | URL | 2010/06/04/Fri 07:12 [EDIT]
目から鱗
私立高校で非常勤講師をしております。
今回の「教師のコメントでモチベーションUP」、驚きました。
次回、試してみます!
unknown | URL | 2010/06/05/Sat 16:14 [EDIT]
unknownさん
私もまだまだ駆け出し講師で偉そうなことは言えませんが、コメントをちょっと足す用にすると、採点自体が少しは楽しくなるかもしれません。点数をチェックするだけだと作業で辛いですからね。
TEX加藤 | URL | 2010/06/05/Sat 19:35 [EDIT]
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| | 2010/06/06/Sun 17:06 [EDIT]
隠しコメントさん
こんにちは。ご質問ありがとうございます。ハイレベルなご質問で、私も確かではありませんが、以下私見です。

1つ目は、In reality, the war on drugs, as it was fought in 1990s, was to a large degree a war on marijuana.という意味で、「1990年代に戦われた時、ドラッグ戦争は、大部分がマリファナとの戦いだった」の意味ではと思います。it wasは書かなくても分かるので省略されているのではないでしょうか。

2つ目のbe itの部分は、whether it is reading, playing board games~の意味ではと思います。ここでのitは、almost anything that interested themです。つまり、「生徒たちは、それが読書であれ、ボードゲームをすることであれ、友達と話すことであれ、ぶらぶら外に出歩くことであれ、興味が持てるものであれば何でもすることを許された」の意味です。仮定を表す決まり文句ではないでしょうか。

参考になればと思います。
TEX加藤 | URL | 2010/06/06/Sun 19:47 [EDIT]
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| | 2010/06/07/Mon 22:42 [EDIT]
隠しコメントさん
業務連絡ありがとうございます!
大変参考になりました。
TEX加藤 | URL | 2010/06/07/Mon 23:12 [EDIT]

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