先生という言葉の重み
「(英語)授業改革論」(田尻悟郎著 教育出版)
「英語教育 ゆかいな仲間たちからの贈りもの」(田尻悟郎他編著 日本文教出版)

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演された、カリスマ英語教師・田尻悟郎さんの著書です。GWの空き時間を利用して読んだのですが、ガツンと頭を殴られたような衝撃を受けました。自分の授業内容や準備の仕方など、まだまだ甘いなと本当に痛感させられました。駆け出し講師の今の時期に読んでおいて本当によかったと思える本です。

本の全般に渡り、田尻先生が英語教育を通じて生徒を人間的に成長させようとしていることがびしびしと伝わって来て、正直圧倒されました。本当にすごい方です。

本の中から、特に私の印象に残った一節を皆さんにご紹介します。「英語教育 ゆかいな~」からの引用です。

最後に、私の座右の銘をご紹介する。1つは、日本女子大学の長勝彦先生が良くおっしゃる言葉で、「教師は生徒とその保護者全員の期待を背負っている」というものである。(中略)もう1つは、NHKラジオ「やさしいビジネス英語」で知った格言である。
 
「下手な教師は教える。うまい教師は学ばせる。そして、すばらしい教師は生徒の心に火をつける」 
 
生徒の心に火をつける教師でありたいと思う。


私が講師になって改めて感じるのが、「先生」という言葉の重みです。

「先生、よろしくお願いします」「先生、私TOEIC頑張ります」

それぞれの生徒の言葉の向こうには、保護者の方や、生徒の輝かしい未来があります。それを私が背負っているのだという自覚を常に失ってはいけません。生徒の心に火をつけ、結果を出せる存在でなければ「先生」と呼ばれるに値しないですよね。

とにかく24時間、どうすれば生徒が英語を好きになり、TOEICのスコアが伸びるかをひたすらに考え続け、考えたことを授業で実践し、試行錯誤しながら授業の質を高めていきたいです。この二冊は、そうした思いが奮い立つ本でした。おっちゃん、頑張るで!


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

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Comment

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私も、すぐに取り寄せ読んでみたいと思います。ご紹介ありがとうございました。
生徒の心に火をつけられるようなすばらしい教師にいつかなれるよう、日々精進します。
東京では、ニアミスでお目にかかることができず残念でしたが、近い将来、その機会に恵まれることを願っております。
Iku | URL | 2010/05/05/Wed 16:40 [EDIT]
一生勉強
いつもブログを楽しみにしています。
私も田尻先生の本を読みたいなと思っていました。
生徒も保護者もそれぞれの思いがあり、私の生徒にたまたまなったとしても、
つねにそれぞれにとっての「良い教師とはなにか」を考えて行きたいです。
黒田龍之助「ぼくたちの英語」という本はご存知ですか。

最近大学に入り直して認知言語学を学びました。
教える方法にも様々なアプローチがあり現場で活かして
いけたらいいな、と思ってます。
si | URL | 2010/05/05/Wed 18:11 [EDIT]
Ikuさん
「Ikuさん用に」と、Sさんと携帯で記念撮影しましたよ。

田尻先生の本は、本当にやる気が出る一冊でした。是非読んでみてください。
TEX加藤 | URL | 2010/05/05/Wed 19:29 [EDIT]
siさん
田尻先生の本、是非読んでみてください。やる気に火が付きますよ。
黒田さんの本は、以前読みましたが、独自のスタンスが刺激になる一冊でした。

認知言語学を学ばれているとのこと、本格的ですね。是非、そこで得た知識を
現場で生かしてください。
TEX加藤 | URL | 2010/05/05/Wed 19:32 [EDIT]
難しい課題ですね
私は実力不足ながら縁あって予備校講師をしているのですが、TOEIC講師にしても、予備校講師にしても、点数を上げるのを最終目標にしているので、ついでに?英語を好きになってもらうっていうのは意外と難しいように思います。私的には、英語の真の楽しさは実際のコミュニケーションにあり、事実、ネイティブと英語を話しているときが一番楽しい時だったりします。机上の勉強は実際のコミュニケーションの基本となるはずですが、受験英語できる→英語のコミュニケーション能力高い、とかTOEIC高得点→英語のコミュニケーション能力高い、とは必ずしもいきませんものね・・・

Toledogirl | URL | 2010/05/05/Wed 19:57 [EDIT]
Toledogirlさん
おっしゃる通り、TOEICや受験といった結果を求められる仕事では、ジレンマが
ありますよね。「英語が好きになる→英語学習が楽しくなる→成績が伸びる」というのが
理想の流れですが、それを実現するのは一筋縄ではいきません。「先生の授業は楽しかった
けど、英語の成績は上がらなかった」ではまずいですからね。悩ましいところです。
TEX加藤 | URL | 2010/05/05/Wed 21:09 [EDIT]
学生時代の授業を思い出して現在勉強中です!
とても参考になりました♪
ヒッキー | URL | 2010/05/05/Wed 22:19 [EDIT]
ヒッキーさん
英語学習は一生継続可能ですから、是非毎日続けてください。
TEX加藤 | URL | 2010/05/05/Wed 22:48 [EDIT]
指導者の資質
以前何かで読んだW・W・ワーズの言葉を思い出しました。
「いい先生は丁寧に説明してくれ、もうちょっといい先生は自ら範を垂れ、最高な先生はがぜんやる気にさせてくれる」

私も指導者として精進します。
fukken | URL | 2010/05/06/Thu 18:26 [EDIT]
fukkenさん
fukkenさんのように指導者として先を行かれている先輩方に負けないよう、私も日々
頑張ります。良い言葉のご紹介ありがとうございます。私もつい教え過ぎてしまうので、
出来る限り生徒の考える力を伸ばせるように気をつけたいです。
TEX加藤 | URL | 2010/05/06/Thu 19:20 [EDIT]
セレンディピティ?
あ、あの写真は「私用」だたのですね。Sさんからは、「TEX加藤さんと一緒だったぞ。いいだろ~証拠写真です」的なメールに添付されてきたので、「右半分だけ大切に宝物にします」と返信しときました。

そんなことはさておき、
田尻先生。
実は、「すばらしい先生の講演がある」とAさん、Sさんから聞き、「そんなすごい人なら聞きにいってみよう」と何気なく申し込みをした講演会(6月12日)の講師が、なんと田尻先生でした。
しかもSさんに指摘されるまで気がつかず、言われて驚いたのなんのって・・・
これ、きっとセレンディピティだ!!!と、嬉しくなりました。
(その前に、全く気づいてなかった自分のおバカぶりにまずびっくりしましたが)
きっとまた、幸せな出会いとなるはず・・・と、勝手に信じています。
Iku | URL | 2010/05/09/Sun 21:20 [EDIT]
Ikuさん
おおっ。田尻先生の講演に参加されるとはうらやましいです。
是非講演の前にプロフェッショナルをご覧ください。講演会での感動が倍増しますよ。
私もTOEIC界の田尻先生を目指します!
TEX加藤 | URL | 2010/05/09/Sun 23:24 [EDIT]
プロフェッショナル
はい、ありがとうございます。

さっそくどうにか調達して、見ることにします。本は、今日にも届くはずなので、楽しみです。
Iku | URL | 2010/05/10/Mon 10:22 [EDIT]
Ikuさん
おおっ。素早いですね。またビデオとセミナーの感想などお聞かせください。
TEX加藤 | URL | 2010/05/10/Mon 22:37 [EDIT]

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