続・プラネタリウム
講師としての新生活は刺激に満ち溢れ、日々があっという間に過ぎて行きます。「TEX先生の授業楽しかった」「一週間ずっと教えてほしい」などと言った学生からの嬉しい言葉を聞いて喜んだり、「説明が分かりづらい」「話し方が速すぎてついていけない」といった言葉に少し落ち込んだり、講師として日々教えられる側から教わることばかりです。

大学で教え出して改めて感じているのが、「やさしく説明する」ことの難しさです。難しいことをいかに噛み砕いてわかりやすく説明し、学ぶ側に気付きを与えることができるのか、試行錯誤の毎日です。中学校レベルの文法書には十冊程度目を通しましたが、教えるとなるとまだまだです。つい当たり前のように難しい文法用語を使ってしまうんですよね。英語を習い始めた中学生にも分かるように説明することを心がけなければと思います。そのためにも日々必死に頑張るしかありません。講師道ははるか遠い道のりですが、一歩一歩前進したいです。

さて、前回のプラネタリウムの記事を読んで、BUMP OF CHICHENのことで何件かコメントを頂きましたので、今日はそのことを書きたいと思います。

家庭用プラネタリウムの発売にこぎつけ、問い合わせや増産への対応に追われていたある日、総務から私に電話が転送されてきました。

「加藤さん、Nさんという方から、ホームスターの担当の方につないでほしいというお電話なんですが、出られますか。お名前に聞き覚えがなければこちらで対応もできますが」

Nという名字に覚えはありませんでしたが、総務にかかってくる電話はお客様からの可能性も高いので、とりあえず電話に出ることにしました。

「はい。お電話代わりました。ホームスター担当の加藤です」
「はじめまして。加藤さんですか。大平さんからのご紹介でお電話しています。私、アーティストの事務所の社長をしておりまして、今度発売する新曲のイメージとホームスターがぴったりなので、是非コラボできないかと思ってお電話させて頂きました」

で、そのアーティストというのが、BUMP OF CHICKENだったんです。本来なら、「あのBUMPとコラボ!」となるところなのですが、私はおっさんなので、正直良く分かりません(笑) アーティスト名を聞いてもピンときませんでした。

ところが、アポの約束をして、受話器を置いてハタと気付いたのですが、丁度その数日前に、商品のプロモーションのため、天体関係の雑誌やビデオなどの資料をチェックしていた中に、「天体観測」というドラマがあって、その主題歌を歌っていたのがBUMP OF CHICHENだったんです。そのことに気付いた瞬間、「おおっ。きっとこれは何かの縁だから、是非コラボさせて頂こう」と即断しました。セレンディピティというやつがやって来たわけです。

で、コラボレーションは見事に大成功し、ホームスターの爆発的なヒットにつながりました。ノーギャラだったのに、心意気でコラボをOKしてくれたBUMP OF CHICKENの皆さんには今でも本当に感謝の気持ちで一杯です。ネットを検索したら、当時のコラボ映像や画像がまだネットに残っていましたので、ご興味のある方はこちらこちらをご覧ください。渋谷のタワレコの前に1000人近い行列ができているのを見た瞬間は、本当に感動で鳥肌が立ちましたね。懐かしいです。

BUMPとのコラボでは、セレンディピティって本当にあるんだなあと感じましたね。あの時の感動を超えるような感動を講師として味わえるよう、日々全力投球したいです。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

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Comment

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素敵なお話ですね
Bamp of Chikenとのコラボがあった頃に私は東京に出てきたんだなと懐かしんでしまいました。
このお話と私は全然関係がありませんけれど沢山の人が行き交う中でこんな風に少しの小さな偶然がちょっと心のどこかで繋がっていたりするととっても嬉しいです。
人に教えるって大変だと思います。人前で話すのが苦手な私は先生って職業に就ける人はそれだけで凄いなぁと思います。その中で教えることの大切さを日々精進されている人って更にえらいと尊敬してしまいます。
これからも素敵でためになるお話よろしくお願いします。
さとっち | URL | 2010/04/21/Wed 17:31 [EDIT]
さとっちさん
偶然の出会いを幸運に変える力、失わないようにしたいですよね。
教えることの大変さ、楽しさはこれから日々痛感することになると思っています。
Passionだけは失わないようにして、日々前進したいです。
TEX加藤 | URL | 2010/04/21/Wed 19:44 [EDIT]
雑談
同じく英語を教える仕事のものです。
生徒を引きつける雑談が難しいです。
相手の興味のないことだと意味ないですし、毎回四苦八苦です。
TEXさんの授業はとても面白そうです。
私は文法が苦手だったのですが、教えることになると、
どうやったら生徒達にわかってもらえるか、と真剣になり、
その面白みもわかってきました。

スケジュールの管理も、あちこちで教えると大事ですよね。
月単位ですべての予定が一覧にできるものと、週単位でどこの
教室でなにを教えるかを把握できるものと、二つ用意してます。
また部屋のカレンダーには半年分の授業日が書いてあるものを
張ってます。

生徒のやる気に火をつけられる先生になりたいです。
そして英語好きを1人でも増やしたいです。




si | URL | 2010/04/21/Wed 21:56 [EDIT]
週刊ST
週刊STのTOEICテスト対策講座を見ました。
頑張ってください。
みか | URL | 2010/04/21/Wed 23:13 [EDIT]
siさん
雑談、確かに難しいですよね。「先生の雑談は面白かったけど勉強にならなかった」
では意味がありませんしね。

文法の教え方は本当に試行錯誤です。どこまで文法用語を使ってOKなのか、どうやったら
簡単に教えられるのか、日々頭を悩ませています。

互いに生徒のやる気に火をつけられるよう頑張りましょう!
TEX加藤 | URL | 2010/04/22/Thu 08:59 [EDIT]
みかさん
あ、すっかり自分で書いておきながら見るのを忘れていました(笑)

応援メッセージありがとうございます。月2回ですが、頑張って書きますので、機会が
ありましたら是非チェックしてみてください。
TEX加藤 | URL | 2010/04/22/Thu 09:00 [EDIT]
こんにちは
今日、週刊STを買ったら、ビックリしました!
今月になってから、日本語率が上がったので、他紙に変えようかと、思っていたのですが、続ける事にしました。

楽しみにしていますv-116
あ~ちゃん | URL | 2010/04/22/Thu 17:09 [EDIT]
あ~ちゃんさん
あ、ご購読ありがとうございます。英語の勉強にはとても良い素材なので、是非継続的に
読んでください。モリテツさんの記事もお楽しみに。
TEX加藤 | URL | 2010/04/22/Thu 23:06 [EDIT]
TEX加藤先生の授業は本当に要点をついていて無駄もなく素晴らしいと思いますよ!
自分はもともと平日授業のつもりだったのですがたまたま振替して受けたTEX先生の授業に感動して、今はもう毎週日曜日にリーディングだけ受けにきています(笑
金曜日の特別授業も衝動的にとってしまいましたし^^;

ただやっぱりレベルは人それぞれ違うので大勢を対象とした授業ではすべての人を満足させるのは難しいのでは・・・とか思ったりします。。
| URL | 2010/04/23/Fri 00:43 [EDIT]
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| | 2010/04/23/Fri 04:10 [EDIT]
青さん
いつもお世話になります。お褒めの言葉、ありがとうございます。

私にとっての今の課題は、大学の学生や、エッセンスの入門クラスの方にもいかに
分かりやすく教えるか、です。「先生、関係代名詞ってなんですか」的な質問を
昨日も受けましたが、そのレベルにでもしっかり対応できる授業をしたいなと
思っています。

では、今日の晩、お会いしましょう!
TEX加藤 | URL | 2010/04/23/Fri 08:25 [EDIT]
隠しコメントさん
こんにちは。ご質問ありがとうございます。確かに「あれ?」と思う問題ですね。
ここでのポイントは、allの前にあるのが、ピリオドではなくカンマ、という点です。
ここがピリオドで、Allが大文字なら(B)が正解になります。

A team should consist of only three members.
All of them must be over 15 years old on the day of the event.

という二つの文が元々あって、それを合わせて一つにしたいので、下の文のthemを
関係代名詞のwhomに変身させ、

A team should consist of only three members, all of whom must be~.

としたわけです。「接続詞+代名詞」の役割ができて、前後を「関係づける」ことが
できるのが関係代名詞です。themはただの代名詞なので、残念ながら「関係づける」ことは
できません。

以上、参考にして頂ければ幸いです。
TEX加藤 | URL | 2010/04/23/Fri 08:36 [EDIT]
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| | 2010/04/26/Mon 01:52 [EDIT]
隠しコメントNさん
英語学習での伸び悩みは誰にでもありますよ。ちょっと気分転換に、ドラマや映画、小説
など、生きた英語に触れられるのもよいのではないでしょうか。ご自分の興味のあるジャンル
の英語に是非触れてみてください。ご質問の件、They are waiting in a line.でも間違い
ではありません。一列にピシッと並んでいる様を強調したければOKです。おっしゃる通り、
冠詞がないと、ピシッと一列ではないけれども、長い列を作って人々が待っている状態を
示す感じがします。行列って必ずしも一直線ではないですからね。
TEX加藤 | URL | 2010/04/26/Mon 07:30 [EDIT]

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