ディクテーションの効能
「効能」と言う言葉を聞くと、11PMの温泉レポートが頭に浮かぶTEX加藤です(一部の人にしか分からないネタ)。

masamasaさんの「TOEIC征服日記」の居酒屋ラジオでディクテーションの効果が話題になったようですね。私は残念ながらテニスをしていたので聞き逃してしまいましたが。自分自身を振り返ってみると、ディクテーションに励んだ記憶はほとんどありません。もしかしたら学生時代にやったことはあるのかもしれませんが、遠い記憶の彼方です。もちろん、だからといって効果がないとは思いませんし、どんな方法であれ、学習を継続すれば英語力UPの効果はあります。目的に応じて好きな勉強法に取り組むのが一番でしょう。

「ユメ勉」(木村達哉著 アルク)で、灘中・高の英語教師である木村先生はディクテーションの効果について次のように言及されています。

CDの速さで英文の意味がある程度頭に入ってくるような状態になったら、細かい個所まで聞き取る練習をして、リスニング力にさらに磨きをかけましょう。そのための練習として僕はディクテーションをお勧めします。

何度聞いてもかまいません。ディクテーションの目的は必ずしもリアルタイムに聞き取ることではなく、細かい部分まで聞き取る力をアップさせることです。むしろ、わからないところは何度も聞いた方が効果があります。それによって音声的な特徴を正確に認識し、音声と文字をリンクさせるデータベースを頭に作り上げることができるのです。

ディクテーションの効能はリスニング力の向上だけではありません。文法面でもブラッシュアップされる部分が多いにあります。


なるほど。木村先生は、東大生やTOEIC900ホルダーを作り上げた実績をお持ちですから、説得力がありますね。

まずディクテーションを始める前提として、「CDの速さで英文の意味がある程度頭に入ってくるような状態になったら」というのがポイントだと思います。英語学習において、「気付き」って大切だと思うんです。「そうか。ここはこう言っていたのか」「いかん、三単現のsが抜けてしまった」「音がつながるとああいう風に聞こえるのか」といった「気付き」が全くないレベルだと、学習効率が悪いと思いますし、ディクテーションが苦痛になってしまうのではないでしょうか。

TOEICのスコアアップという面では、細部の聞き取りを要求されるパート2のスコアアップには特に効果があるのではと思います。冒頭の一語がwhenだったのかwhereだったのかがあやふやではいけませんからね。パート2の問題を解く際、絶対に聞き逃してはいけない部分を空欄にしたディクテーション形式の問題演習は効果がありそうです。これは授業に取り入れたいですね。「冒頭の一語空欄特訓鬼の100問」とか(笑)

それにしても気になるのは、自分がディクテーションを学生時代にどの程度やっていたのかということです。少なくとも高校の時はまったくリスニングの練習をした覚えがありません。私の学生時代、英語教材は、ほとんど全てカセットテープだったと思います。巻き戻しが面倒だし、すぐ伸びるし、頭出しもできないし、学習効率が悪くて、あまりリスニングに積極的に取り組みたくなるような環境ではなかったんですよね(と言い訳)

とはいえ、今でも「脳内ディクテーション」はやっています。たとえば、パート2の問題演習の際、頭の中に英文を思い浮かべ、もし、あやふやな単語やフレーズがあったら、そこをしっかりと確認し、完璧にします。これは上級者にはおすすめのトレーニング法です。時間がなくてもどこでもできますからね。


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TEXさん、
こんにちは!

>「ユメ勉」(木村達哉著 アルク)で

今まで、タイトルがあまり好きではなかったので(スミマセン)、読まなかったのですが、今回の記事で引用されているところはかなり共感できるので、購入して読んでみます。
OJiM | URL | 2010/03/07/Sun 22:14 [EDIT]
OJiMさん
木村先生は体育会系ですし、主に高校生向けなので、熱い本ですよ。
OJiMさんは好きかもしれません(笑)
TEX加藤 | URL | 2010/03/07/Sun 22:26 [EDIT]

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