アキラメル
バンクーバー五輪のスピードスケートの運営側の段取りの悪さに思わず、「何やってんだよ」とTVの前でつぶやいてしまったTEX加藤です。選手は4年間この日のために頑張って来たのですから、運営側はしっかりしてほしいですよね。それにしても韓国勢の強さが目立ちます。電話帳のようなTOEICの問題集同様、日本人の想像を超えたハードトレーニングを鬼のように積んでいるのでしょう。

さて、今日は、五木寛之さん(コロッケがものまねする歌手じゃないよ)の著書「元氣」(幻冬舎文庫)の一節をご紹介します。「アキラメル」ということに関し、五木さんは、「明ラカに究メル」ことだとし、以下のように書かれています。

それは勇気のいることである。不愉快でも、辛くても、残念でもアキラメル。直視して目をそらさず、事実を事実としてはっきりと見定めること。それが諦めることだ。

これを読んで、いい言葉だなあと思ったんです。私はエッセンスでは、初中級の方のクラスを担当していますが、スコアアップのためには、「アキラメル勇気」を持つことが大切です。パート3や4で3問とも正解しようとすると、全滅の可能性もあります。パート7を全部解こうとすると、時間がなくなってしまいますね。

ですので、自分の実力を冷静に見つめ、「自分に解ける問題を最後まで解く」「解けない問題があってもがっかりせず前に進む」という姿勢で試験に臨まなければいけません。

ところが、日本人のメンタリティとして、「もったいない文化」ですから、なかなか割り切ることが難しい受験者の方が多いのではと思います。大学受験の影響もありますね。入試では難しい問題の配点が高いので、これは仕方のないことです。TOEICではどの問題を正解しても配点が同じなのですが、受験の経験があると特に切り替えが難しいですよね。

これを授業で生徒さんにうまく説明するのが難しいなあと思っていたんです。「捨てる勇気を持ちましょう」とか、「逃げるが勝ちです」、などと説明すると、何かネガティブな感じがあります。ですが、この五木さんの言葉を活用すれば、ポジティブな説明ができそうです。

ここから派生して思いついたのですが、山登り、を例に使うと分かりやすいかもしれません。頂上を目指していても、状況次第では、時には「引き返す勇気」が必要です。それは悪いことではありませんよね。適切な判断です。早速授業でこの例えを使おうと思います。


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Comment

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誤字見つけましたので、念のためご連絡
五月さんは、「明ラカに究メル」ことだとし、以下のように書かれています。
>>五木さんですね。。
| URL | 2010/02/18/Thu 11:33 [EDIT]
匿名さん
ご指摘ありがとうございます。早速修正しました!
TEX加藤 | URL | 2010/02/18/Thu 11:35 [EDIT]
効率
 TEXさん今日は。 教える仕事は大変かと思います。ご苦労様です。

 むつかしくて時間がかかる問題は後回し又は捨てるについて、 「ビジネスの世界では効率が優先されます。 TOEICはビジネス英語を扱ってますので、TOEICテストでも効率が優先されます。」 ではダメでしょうか?

 
ouch(アウチ) | URL | 2010/02/18/Thu 11:38 [EDIT]
華原朋美の「あきらめましょう~あきらめましょう~♪」っていう歌、好きでした。若いうちはなかなか受け入れがたかったのですが、今ではすっかりお世話になっている言葉です。
てなわけで、今晩の「3時間書きっぱなしテスト@寺」アキラメてきまーすv-218
Aya | URL | 2010/02/18/Thu 11:43 [EDIT]
ouch(アウチ)さん
それもいいですね。ビジネスマンの方相手なら使えそうです。企業研修などでは
有効な説明だと思います。
TEX加藤 | URL | 2010/02/18/Thu 11:59 [EDIT]
Ayaさん
懐かしい歌ですね。お寺での修業、頑張ってください。まさに修業ですね(笑)
TEX加藤 | URL | 2010/02/18/Thu 12:00 [EDIT]
練習でできないことは試合でも多分できません
本番だけ頑張っても駄目だってことなんだと自分に言い聞かせています。PART3、4が聞き取れなくて頭が真っ白になるのも、PART7で泣きながら塗絵するのも、結局は練習が足りないからそうなるんですよね?イチロー選手だって死ぬ程練習するから試合であんなに活躍できるわけで、テストの本番だけ格好つけたって、その瞬間だけ奇跡的に実力が上がるわけじゃないんだ、と思うようにしています。そう思ったらテスト中に緊張することもなくなりました。今は結構楽しみながら受けてます(ホントかあ?)。
Rabbit | URL | 2010/02/18/Thu 12:33 [EDIT]
Rabbitさん
自分の実力を冷静に判断して、持てる力を全て発揮することが重要です。
200問の中で、自分の実力で解ける問題に全力投球することがまずは大切ですね。
TEX加藤 | URL | 2010/02/18/Thu 13:25 [EDIT]
こんばんは、TEXさん。おひさしぶりです。
いつも有益な記事をありがとうございます。

それにしても、オリンピックは故障やトラブルが多いですね~(嘆)
「アキラメル」ことは、TOEICでは得点と直結する重要な要素ですが、バンクーバーの選手の皆さんはアキラメきれないでしょうね…

私はわかってはいても、「アキラメル」ことをアキラメルときがあったりして(笑)
まだまだ精進が必要ですね。
みかん星人 | URL | 2010/02/18/Thu 23:19 [EDIT]
みかん星人さん
こんにちは。オリンピックはトラブル多いですよね。開会式はまだしゃれで済んだ部分も
ありますが、競技に影響が出るのはいけません。

アキラメル=判断する、と考えれば解く際にリラックスできていいかもしれませんよ。
TEX加藤 | URL | 2010/02/19/Fri 00:01 [EDIT]
TOEICでアキラメルことができるのはTEXさんくらい究めた人で、大体の人は分からないだけなので、時間を大切に、と理解いたしました。
| URL | 2010/02/19/Fri 23:21 [EDIT]
匿名さん
そうですね。時間を有効に活用し、難しい問題はあまり深追いしないことが大切です。
難しいな、と思ったら、とりあえずマークして、解ける問題から解き、最後に時間が
余ったら戻って解く、という解き方が良いと思います。
TEX加藤 | URL | 2010/02/19/Fri 23:31 [EDIT]

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