先日中央線の車内で耳にした男子高校生二人の会話です。
A:「今日の試験どうだった」
B:「やべえよ。生存権の存って漢字間違った」
私:「懐かしいなあ。生存権って。何の事だか忘れたけど」
A:「え、まじ? なんて書いたの?」
B:「えーっと、存在の存って書いちゃったんだけど、存在の在だよね。子じゃなくて土でしょ」
私:「え?」
A:「存在の存であってんじゃん? だってさ、存在の在だったらセイザイケンになるじゃん」
B:「あ、そうか(さすがに恥ずかしげに吊革につかまってぶらぶらする)」
最後のセリフの後には、微妙な空気が二人の間に漂ったのでありました。
うーん。日本の明日は大丈夫なのでしょうか。
などと偉そうに書いているこの私も、先日のエッセンスの授業で、以下の事態が発生したのであります。
「はい。このmeasureという単語は、ここでは『測る』の意味ではなく、『対応策、対処』といった意味で使われています。TOEICで重要な表現が、take measuresで、これは『対応策を取る、対処する』という意味です。We have to take measures to deal with the problem.なら、問題に対処しなければいけない、という意味ですね」と例文を書きつつ口頭で説明をして、板書しようとしたその時、
あれ、対策の策ってどう書くんだったっけ?
今冷静になってみれば書けるのですが、さすがにその場では生徒さんの視線を感じ、さらに焦りもあり、漢字が出てきません。しかたなく書いたのが、
対サクする
と情けない板書になってしまったのであります。うっ。学生時代は漢字得意だったのに(涙)
講師は板書をしなければいけないので、漢字の書き取りドリルでも買ってきてまじめに練習した方がいいかもしれませんね。こりゃ英語以前の問題だなあ。自分の漢字能力の低下に慄然としたTEX加藤42歳の冬だったのであります。オススメの漢字ドリルがあったら教えてください。
うわ。英語学習と全然関係のない記事になったしまった(汗)
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TOEIC930点から780点に下がって、TOEIC放置中のpracです。
昨日から、またこのブログにお邪魔してます。
1問1答を解いたのですが、5問解いて全問正解でした。
(昔はもっと難しかったような気が・・・・)
漢字については、今はPCで変換・変換時代ですから、しょうがないですよ。
僕は漢字を手で書いたりする機会は今となっては、役所の書類を書く時ぐらいでしょうか?(それも年に3,4回ぐらい) しょうがないですよ。ではでは。
また来まーす。
私も教壇にたつ立場ですが(教えているのは英語ではありませんが),漢字書けなくて固まることあります.
一度,漢字書けなくて手が止まったら,学生に「がんばれ!」っていわれてしまいました…
いい書き取り問題集があったら私も知りたいです.
ここから,今日の記事へのコメントになるんですけど.
「~は無い」って言い切るの,本当に膨大な背景を必要としますよね.
たまたま今日,小学館の「プログレッシブ英語逆引き辞典(コンパクト番)」を買いました.語尾で品詞を判別する勉強にと思いまして.
たとえば -ance という単語に名詞以外はないのか?って考えると,dance, glance, trance がある.けど,これは派生語じゃないって確信を持って説明できるなとか,記事を読みながら思いました.
これからもがんばってください.
「しーん」と背中に刺さる視線を感じると余計に書けなくなる気がします。
私も頑張って講師業に励み、ymさんのように生徒さんとよい関係が築けるよう
頑張ります。

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