批判的に読む
今日は、午前中から初授業でした。普段担当されている先生が奥様の産休のため、ピンチヒッターです。パート5・6・7対策の授業を行ったのですが、2時間15分の授業はあっという間でした。

授業中は感じませんでしたが、終わってみると、立ち仕事なので結構足が疲れますね。帰りの電車で寝過してしまいました(笑) 立ち仕事に慣れていないとはいえ、わずか一コマで足が疲れていてはいけません。普段講師で一日何コマも務めている先生方はすごいなあと改めて感じます。何コマ担当しても笑顔が爽やかな神崎さんを見習わないといけませんね。

とはいえ、授業後の疲れは、心地よい疲労感でした。普段担当されている先生の授業の足元にも及びませんが、今の自分にできるベストは尽くしました。教える仕事のやりがいを、少しではありますが、感じることができた気がします。生徒さんと一緒に自分も成長できるといいなと思います。

昨日の読書についての記事について、TOEIC征服日記のmasamasaさんが昨日本日と記事にされています。面白いので、是非読んでみてください。

読書においてもそうですが、TOEICの問題、特にパート7の問題を解く際には、「批判的に読む」という姿勢が大切ではと思います。ある設問に対し、「Aが正解だな」と思った時、初中級の方は、時間管理が最優先事項なので、取り急ぎマークして次に進む方が無難です。ですが、950点以上や満点を狙うのであれば、「本当にそうなのか」とここでちょっと疑ってみて、念のため、B・C・Dが間違いであることを確認することも時には必要です。もちろん、この作業をすると時間をロスしますし、確認したけれども結果的にAが正解だった、ということもあります。あくまで完璧を期すための超上級者向けのスキルです。

パート7の問題は、正解の選択肢は正解になる理由が本文のどこかに書かれていますし、間違いの選択肢は、間違いの理由が書かれているか、記述が一切ありません。つまり、AもBもどっちも正解っぽいけど、なんとなくAだな、ということはあり得ません。そうならないように緻密に計算されて問題は作られています。テスト製作のエキスパートであるETSの中の人はプロですからね。毎回感心するようなトリックが散りばめられています。

なので、どんな上級者にも、「Aが正解だ」と思ったけれども、実は良く読んでみるとBが正解だった、というケースはあります。そこで冷静かつ批判的な目で問題を見て軌道修正できるか、それとも思い込みで答えてしまうかで、微妙な差がつくケースが多いのではないかな、と思います。

本番ではそこまでの余裕はないよ、と言われてしまうかもしれませんが、超上級者の方は、時にはテスト中に、名探偵になったつもりで冷静に推理してみることも大切ではないのかなと感じます。よくできた推理小説だと、トリックに騙されますよね。TOEICはそういう意味では、ある意味、質の高い推理小説だと言えるかもしれません。


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Comment

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こんばんは
授業、お疲れ様でした。授業は立ち仕事でもあり、お腹から声を出すのでかなり体力が消耗します。私も駆け出し時代、一日5コマ×5日で週25コマ担当していた時代があり、疲労困憊で家に帰りヘロヘロになって翌日の授業の準備をしていたことがありました。

また、自分の授業をビデオに撮ったりすると、絵教材を持つときの手の位置や板書の仕方、話すスピードや学生への表情などが客観視できるものの、一生懸命のあまり、こんな噛み付くような必死な形相で授業していたのかと我ながら恥ずかしくなりました。

かなり経験を積んだはずの今でも、去年B大学の学生アンケート(会話聴解クラス)で「先生、聴解が苦手な私たちにももっと笑顔で接してください」と書かれ、大いに反省しました。苦手な学生たちにこそ何とかしてやりたいと一生懸命のあまりが必死の形相になっていて、却って学生達にとってはそれがプレッシャーになっていたようです。教えるって難しいですけど楽しいです。私も何コマ担当しても笑顔という神崎先生を見習いたいと思います。
ぴあの | URL | 2009/12/07/Mon 00:12 [EDIT]
神崎さんのBOXシリーズのR第4模試でパート7、45問正解できました~!
全文読んで解く(上級者必須スキル)で練習したかいがありました。
たとえ見直しの時間はなくとも一問一問丁寧に解いていけばかなりの精度で正解できるんだなと実感しました。
TEXさんの「問題の答えが載っているから好き」というのも納得できます。
パート5のような知識問題では当たり外れがありますし、極めるのは困難ですよね。その点パート7が得意になれば毎回確実な得点源になります。
それにある程度読解力がつけば多少の知らない単語はまったく気になりませんし。 
まあ全文読んで解くといっても自然に流し部分と精読部分を嗅ぎ分けて読んでいますけど。一年も勉強してるとだいぶ鼻が効くようになってくるんですよね(笑)
つまり、初心者=最難関塗り絵パート 上級者=点数荒稼ぎパート ですね。

私もコンスタントに45問程度取れるよう努力します。

だって点数荒稼ぎしたいですもん。(爆
やす | URL | 2009/12/07/Mon 01:27 [EDIT]
ぴあのさん
週25コマとは、すごいですね。確かに、お腹から声を出すことも体力消耗につながっている気がします。噛みつくような表情(笑) 私も以前、プレゼンしている様子をビデオ撮影し、愕然とした記憶があります。たまにはそういうことも必要でしょうね。余り見たくはありませんが(笑い) 口角を上げるを意識しないと、ですね。先輩からの温かいご指導、ありがとうございます!
TEX加藤 | URL | 2009/12/07/Mon 01:30 [EDIT]
やすさん
おおっ。着実にパート7のスキルが上がっていますね。素晴らしい。
おっしゃる通り、上級者になると、時間管理でミスをして最後が塗り絵になる以外、
パート7で大きく崩れることはなくなります。考えれば解けるからです。パート7が
得点源になれば強いですから、是非今の勢いで「高値安定」を目指してください!
TEX加藤 | URL | 2009/12/07/Mon 01:34 [EDIT]
はじめまして
はじめまして、伊角といいます。最近このブログを発見し、以来毎回楽しくブログを拝見させていただいております。私にとって、とても価値のある情報がちりばめられており、非常に役立っております。ありがとうございます。

TOEICでは、一見単純そうな問題でも、引っ掛けのような問題であることがありますよね。私も満点取得を目指しておりますから、少しタイムロスすることになっても、確認を兼ねて問題文すべてに目を通したいと思います。ここでロスする分を、どこか他でタイム節約して相殺したいと思います。

どちらにせよ、今よりも読むスピードが早くなるようにしないといけませんね!!
伊角 | URL | 2009/12/07/Mon 11:20 [EDIT]
伊角さん
はじめまして。満点取得が目標なんですか。その場合は、やはり全体的な英語力を底上げして、余裕を持って解けるようになることが一番ですね。究極的には、問題文すべてに目を通しても、時間内で終わる読解力を身につけることです。テクニックではなく、是非英語力そのものを磨いてください!
TEX加藤 | URL | 2009/12/07/Mon 11:23 [EDIT]

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