パート3・4の時間管理
10月のTOEICのメジャーフォーム(フォームによって採点基準が異なる)は、パート5のadvocate問題を確実に間違えたのですが、R495でした。ここ数回のメジャーフォームは、1問間違えると495ではなかったので、少なくとも得点上位の方々にとっては、難度が高かったと判定されたのではないかと思われます。ちなみに昨年の10月は1問ミスでOK、11月は年間最難で3問ミスしても495でした。詳しい採点基準が不明なので何とも言えませんが、1年前近辺の問題の採点基準が問題の採点基準に影響している可能性もあるのかな、と感じます。

さて今日は、珍しくリスニングパートの対策について、時間管理、という視点から簡単にお話ししたいと思います。

リスニングパートのディレクションって、どのくらいの長さか、皆さんご存知でしょうか。公式問題集でチェックすると、おおよそ以下の長さです。

リスニング全体&パート1: 1分43秒
パート2: 1分3秒
パート3: 32秒
パート4: 30秒

これをしっかり活用することが非常に大切です。よく試験会場でも見られるのが、パート1・2のディレクションの間にパート5を解く、という方法です。合計すると約2分近くありますから、1問20~30秒で解いたとして、4~6問解ける計算ですね。TOEICのルール上も黙認されています。ただ、私自身はこの方法は試したことがありません。やらなくてもパート7が最後まで解ける(嫌味)というのもありますが、集中力やリズムが乱れる気がするんです。

音声を聞きながらパート5を解くには集中力が必要ですが、集中しすぎていつの間にかパート1やパート2が始まっていた、なんてことになったら大変ですよね。ですので、この方法は人によって合う合わないがあると思います。パート5を先に解いたつもりが、パート1にマークしてしまった、といった悲劇の実例も報告されていますので、気をつけましょう。

私自身は、パート1・2のディレクション中は、パラパラとパート1の写真を眺めつつ、軽くパート3の41~43の設問に目を通しています。実際には、パート3のディレクション中に集中して先読みするのですが、事前に軽く頭に入れておくことで、次に読んだ時に頭に入りやすくなります。

パート3・4は時間管理が大切で、人によってやり方はさまざまだと思いますが、基本戦略は以下の通りです。

1. ディレクション中に最初の3問(41~43)の設問を先読みし、問われる内容を頭に入れておくことがパート3・4対策の最重要ポイントです。文章ではない単語レベルの短い選択肢(曜日、時間、場所等)も合わせて目を通します。また、600点レベルまでの方は、確実に解くべき問題、取れたらラッキーな問題を設問や選択肢の内容から判断し、3分の2が取れたらラッキー、という姿勢で臨みましょう

2. 問題文の音声が流れてきたら、先読みしていた内容に基づいて解答をマーク。大切なことは、次の44~46の設問の先読みに、10秒以上は確保することです。設問と設問の間隔は8秒ですから、最後の問題を聴きながら答えをマークしていたのでは遅いことになります。具体的には、3番目の設問が読まれる前にすべてのマークを終えて、次の44~46の設問を先読みしていなければいけません

3. 以下同じことの繰り返し

この他、時間節約のための一つのスキルとして、きれいにマークしないで、軽くマークして、時間の余裕が出た時点で塗りつぶす、という手もあります。これは問題ごとの進み具合にもよりますね。3番目の設問が読まれてからきれいに3番目の答えをマークしたのでは先読みができなくなってしまいますから、そうした場合は、軽く印だけを付けて、先読みに時間を割くべきです。

参考書などでは、パート3・4の60問をすべて軽く印をつけて解答し、リーディングセクションが始まったら一気に塗りつぶす、などという方法も紹介されていたりしますが、かなり疲れますし、結構時間もかかるので、私の場合は、軽く印をつけた問題は、2問目が読まれる前に既に3問とも答え終わっていたり、次の3問が比較的簡単で先読みの時間が余ったりといった、隙間時間に小分けしてマークするようにしています。

もちろん、人によっては、パート1・2のディレクションの時間でパート5を解き、その分でセーブした時間をまとめ塗りにあてる、という方もいらっしゃるでしょう。いずれにせよ、普段の学習の中で、自分に合った方法を試してみるのがよいと思います。やったことがない方法を本番でいきなり試すのは一番まずいですから、普段から慣れておくことが大切です。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif  

Comment

管理人にのみ表示する

ためになります
TEXさん おはようございます!

ずいぶん前のTEXさんのコメントだったと思うのですが、リスニング・パートは気持ちの切り替えも大切だと感じています。

私はA型人間なのですが、いつまでも過去の失敗をグジグジとひきずる傾向が強く、ヘタすると3分くらい前に聞いた Part2の問題をいつまでも考えていたりします。(塗りなおししたり平気でやってました)

そのときのTEXさんのコメントでは松岡修造さんの著書で述べられているような「自己実況中継」 (xxx選手 いい感じです。この調子で最後までいってほしいですね とか おおっとxxx選手、手痛いミスですが 気持ちを切り替えて次に集中したいですね。ドンマイドンマイ) が 自分的にはいい感じで 強制気持ち切り替えに役立っていると思います。

すごくヘンなのですが、「集中しなくちゃ」と考えている時点で集中できませんが、この方法だと意外に集中できると実感しています。
カズ | URL | 2009/11/18/Wed 10:47 [EDIT]
へぇー
 私はてっきりTEXさんは先読みとかせずに普通に聞いて普通に答えて全問正解しているのかと思ってました。

 私自身は基本戦略と書かれているやり方とほぼ同じ方法で解答しています。 本当は全部聞いた上で質問に解答していくという正攻法を取りたいのですが、英語能力の問題と年による短期記憶力の低下の為、先読みして問題が流れているのと同時に答えていくという方法を取らざる得ません。

 軽く塗っておくというのを5月のTOEICでやりましたが、リーディングの時間が足りず全部塗りなおす時間が無い!という「痛い目」に遭いました。

 10年前くらいにTOEICを受けていた時はパート1の写真を勝手に解釈してしまう病があり、パート1が苦手でした。今年5月に受けたら病気は治っていてパート1、2合わせてミス2~3問で、パート3とパート4の方が苦手です。 ちなみに5月のTOEIC L425 でした。    
ouch(アウチ) | URL | 2009/11/18/Wed 10:49 [EDIT]
カズさん
こんにちは。懐かしい記事ですね。確かに、修造式は気持ちの切り替えや、落ち込み回避には効果的ですので、さっそく授業に応用させて頂きます。思い出させて頂き、ありがとうございます!
TEX加藤 | URL | 2009/11/18/Wed 14:42 [EDIT]
ouch(アウチ)さん
一度全く先読みせずに解いてみて、満点は取れましたが、先読みする方が楽だなあとその時に感じました。なので、パート3・4は、おおよその設問にさっと目を通して解いています。一気塗りは意外と手が疲れますし、時間がかかりますからね。普段から練習して、自分に合うかを試さないといけませんよね。
TEX加藤 | URL | 2009/11/18/Wed 14:44 [EDIT]
悲劇の実例のやすです。(笑)正確にはまず説明の間にパート5を7問解きました。で、パート1が始まってたしか8問目までは正確に塗ったんですが、何をからまったかパート1の9問目から下の段のパート5の8問目に塗ってしまい
「あれ!?マークシートの番号があわん!!!まさかマークし忘れたか!!!!!!ってなったのです。パニくりすぎてパート2が始まっても理由がわかりませんでした。たしか記憶では必死でパート5の欄をすべて消して記憶を頼りにパート1の答えを又パート5に塗っていたような。つまり上にパート1の欄があるのにパート5の欄がパート1だと思い込んでいたようです。意味不明で説明難です(笑)リスニングは待ってくれないので常識では考えられない出来事、アンビリバボー(ビートたけし)が発生するのです。
今後は100%ミスしないはずなので懲りずに次回もパート5から解こうと思いますが、私はパート3,4は先読みの際、選択肢まで可能な限り目を通していますが設問だけにしたほうがいいですかね?この方法だと後半は間に合いませんし(笑)  アドバイスお願いします。 
こんなミスしてもL350は何とかあったので次回はパート5の先解きをしないで平常心で全生命力をかけて又一度やってみようとも思っています。本気でやったらL400オーバーしそうな気がします。公式本4のテスト1の素点は90取れたので。テスト2で80に落ちてましたが。Rに力入れすぎて最近Lをお粗末にしすぎですね。そのくせRは前回より55点も下がるし。(笑)
やす | URL | 2009/11/18/Wed 17:34 [EDIT]
J
パート1・2のディレクションの間にパート5を解くという方法はこのごろ使ってません。
LISTENINGに集中することにしました。
LISTENINGの点数は結果的にはあがりましたが、READINGが最後まで解けなくなりました。(汗)(涙)
あと軽くマークするというテクニックですが、毎回使って思うんですけど100問マークした後、READINGを解き始めるとき、すごく腕が痛いです。(涙)
う~ん、私には合ってるのか合ってないのか、よく分かりません。
LISTENINGは上がってREADINGは下がっていますので・・・(笑)
J | URL | 2009/11/18/Wed 17:40 [EDIT]
一気に塗りつぶす
60問を一気に塗りつぶす方法、参考書に出ていましたね。

公式でやってみましたが、腕は疲れるし、塗っている間もリーディングに当てるべき時間は着々と流れているので焦るしで、私には向かないと思いました。

時間が足りなくなりそうなときは軽く印をつけておいて、隙間時間で塗るというのは良いアイデアですね。普段大ざっぱなくせに3問ずつキチンと塗るのが好きなのですが(笑)、時間が足りなくなって焦るよりは軽く印の方が良いですよね。



izumi | URL | 2009/11/18/Wed 19:44 [EDIT]
TEXさん、こんばんは。
私の田舎では10月のTOEICがなかったため、お呼びでなかったみかん星人です。

私は、9月のTOEICで初めて、Part1のディレクションだけでなく、答えが(A)だった時などは、引き続きPart5を解き、Part2も答えた後や問題と問題の隙間時間もPart5を解くという暴挙にでました(笑)
したがって、Part2の間、ページはPart5を開いた状態でした。

おかげで、確か15問ほど稼いだと思います。しかもListeningは過去最高点でした。
今まではいったい何だったんだ…orz
もしかすると、極端な並列処理をさせることにより、脳が普段より活性化したのかも(笑)

ちなみに、私は基本的にPart3&4はリスニング終了後に塗り潰す派なのですが、マークずれ防止のために、大問いくつかごとに3問目をきっちりマークするようにしています。

11月もこの変態的アプローチで行こうかどうしようか思案中です(笑)
みかん星人 | URL | 2009/11/18/Wed 21:05 [EDIT]
やすさん
悲劇の主人公でしたか(笑) パート3・4で選択肢まで見るべきかどうかは、受験者の方の読解力にもよるので一概には言えませんね。短い選択肢は目を通した方がよいとは思いますが、長い選択肢を読むメリットを私はあまり感じません。それよりも、設問をしっかり頭に入れて、後は「全生命力をかけて」聴くことに集中された方がよいのではと思います。それでも十分正解できますから。
TEX加藤 | URL | 2009/11/18/Wed 23:08 [EDIT]
Jさん
リスニング中にパート5を解かずとも、鍛えれば十分リーディングは最後まで終わりますから、読解パートのスピードアップを心がけられた方がよいと思います。11月のTOEICでは是非最後案で終わらせてください!
TEX加藤 | URL | 2009/11/18/Wed 23:11 [EDIT]
izumiさん
そうなんですよね。私も試しにやってみたら、手がつりそうになりました。時間が足りなさそうだと自分で感じたら、その時は軽くマークする、という方法は意外と有効ですよ。リスニングも時間管理が大切ですから、いろいろとうまくやりくりしてみてください。
TEX加藤 | URL | 2009/11/18/Wed 23:15 [EDIT]
みかん星人さん
かなりの変態的アプローチですね。しかもそれでリスニングが最高だったとは。この方法は一般の受験者には勧められませんね。私には絶対にできません。今後もいろいろなアプローチに挑戦してみてください(他人事)。
TEX加藤 | URL | 2009/11/18/Wed 23:17 [EDIT]
>パート1にマークしてしまった、といった悲劇の実例も報告されていますので、気をつけましょう。

それは私です。(キッパリ)
詳しくお知りになりたい方は、「OJiM  本当にあった怖い話」でググると出てきます。(と、さりげなく自分のブログに誘導するのであった・・)
OJiM | URL | 2009/11/19/Thu 00:00 [EDIT]
OJiMさん
おおっ。マークミスの宝庫ですね(笑) 私も先読みする場所を間違えたことはありますよ。全然ストーリーが違うので、あれ、と思ってあわてて修正しましたが、あれも焦りますよね。
TEX加藤 | URL | 2009/11/19/Thu 00:32 [EDIT]
TOEICのルール
KYコメントかもしれませんが(汗)。

パート1・2のディレクションの間にパート5を解くのは、TOEICのルール上もOKとありますが、これは公式に認められたものでしょうか?

公式ページ等を見る限り、リーディングの時間は75分間と明記されており、TOEICのルール上は、リーディングにそれ以上の時間をかけるのは駄目ということになると思うのですが。。。
積読亭 | URL | 2009/11/19/Thu 03:00 [EDIT]
積読亭さん
ご質問ありがとうございます。公式に認められた、というよりは、禁止事項に当たらないので黙認されているのだと思います。先日受験したTOEFL-ITPでは、リスニングセクション中は他のパートを解いてはいけない、また、リスニングセクションが終わったら、戻って答えを修正したり、マークを塗りなおしてはいけない、という明確な指示が問題用紙にあり、試験官からの注意もありました。そういう意味ではTOEICは規制が緩いと思います。試験中、注意していると、リスニングのディレクションが始まると、パラパラと紙をめくり、マークしている音が聞こえますね。私はあまり好きなやり方ではありませんが。
TEX加藤 | URL | 2009/11/19/Thu 09:55 [EDIT]

Track Back
TB*URL

そうだったのか・・・
・オバマ保険 シャドーイング録音 ミス 36個  気になってることがあったりするとこうだ・・。録音のたびに緊張してたりして、何もないと...  [続きを読む]
前向きに英語をやり直すブログ 2009/11/19/Thu 16:04
Copyright © TOEICオタクのブログ. all rights reserved.