精読用のマテリアル
大阪から帰京する新幹線の中では、「基礎英文問題精講」(中原道喜著 旺文社)を読んでいました。受験時代にはこの一つ上のレベルの「英文標準問題精講」(原仙作著 旺文社)を購入したものの、まったくの手つかずでした。とにかくこのシリーズは読む量が半端でなく多いんです。この本の量は、TOEICにたとえて言うと、パート7のシングルパッセージを難しくしたアカデミックな内容の英文が、200パッセージ以上ある感じです。なので、相当の強い意志がないと最後までやり遂げられないと思います。

夏休み中の空き時間に読み進めたのですが、やっと半分終わったところです。精読が求められるので、正直読んでも読んでも終わらない感じで、読むのがつらくなる時もありますね。「うわ、まだこんだけしか終わってないのかあ」って、もう新幹線の中でも何度かカバンに戻して携帯でブログでもチェックしようかと思ったのですが、なぜかそのタイミングでトンネルに入って電波が受信できなくなったりするんですよね、これが(笑) ただ、この本は、哲学的な内容のパッセージが多くて、読むと社会人でも自己啓発になると思います。

私の場合は、政治的なニュースに関心があまりないため、英字新聞を読むのが苦手で、「ジャパンタイムズ社説集」や「茅ヶ崎式月刊英語教本」等を買ってもすぐに投げ出してしまいます。もちろん、「TIME」や「Newsweek」については言うまでもありません。大学生の時に「TIMEマラソン」に参加して、あえなく最初の1kmで挫折しました(笑)

きっと、皆さんの場合も、ニュースや世界情勢に関心がないのに、英語学習だけの目的でいきなり英字新聞やTIMEに挑戦しても間違いなく挫折すると思います。私は、そうしたニュース系の読み物よりも、自己啓発書やマーケティング系の本を読むのが割と好きなので、「基礎英文問題精講」なら何とか読み続けられそうです。また、仕事で英語はほとんど使っていないとプロフィールに書いていますが、海外メーカーの動向をネットでチェックしたり、面白そうな商品がないかネットサーフィンしたり、商品カタログを読んだりといった作業は日常的に行っています。これは仕事とはいえ、興味があるからです。

ここで私が言いたいのは、自分の趣味やレベルに合った興味の持てる読み物を探して、それを精読のマテリアルに選ぶと、TOEICのスコアアップに効果的なのでは、ということです。趣味の手品の本やDVDで短期間にTOEICのスコアを600点台から800点台にUPさせた鈴木君のことを以前に記事にしましたが、彼もきっと手品のやり方やタネを知りたいため、精読したことは間違いありません。こうして、うまく多読と精読を使い分けたいですね。

では、最後に、「基礎英文問題精講」から一つパッセージをご紹介します。皆さんで意味は考えてみてください。

Be they children or adults, humans often experience failure. The important thing is knowing how to deal with and recover from it. We cannot acquire the ability and wisdom to make a successful recovery and become strong enough to face the world again, without the experience of failure. Unsuccessful trials, willingness to face bad results, the guts to confront trouble, all lead to the development of personality. Failure tests a person, and the process of recover from the failure lets us know that person's true depth of character.

今日の正午、先月のTOEICのネット上での結果発表なので、TOEIC神社は別記事にて建立します。

参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

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こんばんは
最後の「基礎英文問題精講」からのパッセージ、すごくいいこと書いてますね。これ使って英語だけ勉強するの、もったいない感じですね。(^-^)
ころりん | URL | 2009/08/17/Mon 00:30 [EDIT]
そうですね。
そのパッセージ、わかってるよと思いつつ、妙に納得してしまいました。
結果の良し悪しに負けず、その後どう捉えるか・・・
何にでも当てはまることですね。
丁度本日はtoeicのネット発表なので、良くても悪くても、冷静に現実を直視して、結果発表が書きこめればと思います。
el | URL | 2009/08/17/Mon 00:46 [EDIT]
おはようございます!
先日の加藤さんのエントリーに刺激をうけて
涼しくなったら学参で英文解釈にもう一度チャレンジしよう思い
手持ちの「英文標準問題精講」を出してみましたが
今日の記事で、「基礎英文問題精講」に変更しようと
思いました。正直、原仙版はつらい。こんなもん、本当に高校生がやってんのかと思うとうちひしがれました。(←根性なし)
なにか、とにかく一番最初はこれをヤレという学参を紹介していただけませんでしょうか?
ジャスミン・リュー | URL | 2009/08/17/Mon 06:12 [EDIT]
ころりんさん
そうなんですよ。この本、受験時代に読んでいたら構文を負うのが精一杯で、途中で挫折していたと思いますが、今読んでみると、次から次に示唆に富んだパッセージが登場して、読み物として楽しめます。まあ、量が多くて辛いことには変わりありませんけどね。これが¥1000で買えるとはありがたいです。
TEX加藤 | URL | 2009/08/17/Mon 06:36 [EDIT]
elさん
この本は、受験生に向けた自己啓発書にもなっているので、よく読むとためになることが書かれています。安価ですごい内容の充実ぶりには驚かされますよ。TOEICの結果、よろしければご報告ください。結果は結果ですから、以下に次につなげるかが大事だと思います。
TEX加藤 | URL | 2009/08/17/Mon 06:40 [EDIT]
ジャスミン・リューさん
原仙版は本当につらいですよ。基礎の方もまじめに最初から読み切ろうとすると苦行に近いものはありますが。私も学参に詳しいわけではないので、以下の方法で選ばれるとよいかと思います。

① 英文法・英文解釈・英作文・単語等、ジャンルを決める
② レベルを決める(TOEICならセンター試験レベルでOK)
③ アマゾンやエール出版の「合格」シリーズで評判がよいものを選ぶ
④ 本屋で立ち読みして、フィーリングの合いそうなものを選ぶ

私の場合は最初から読む派ですが、自分が興味のある部分から読むのも手です。私のお勧めはよく記事にもしている「FOREST」ですが、合う合わないがあるので、実際に書店で立ち読みされるとよいですよ。
TEX加藤 | URL | 2009/08/17/Mon 06:53 [EDIT]
ご解答ありがとうございました。
早速本屋に行ってみます。
ジャスミン・リュー | URL | 2009/08/17/Mon 07:16 [EDIT]
ジャスミン・リューさん
今取り組まれている学習とのバランスをうまく取って、楽しく学習を続けてください!
TEX加藤 | URL | 2009/08/17/Mon 12:25 [EDIT]
今回も
満点おめでとうございます!(*^-^*)/ぱちぱちぱち
なんか当たり前のように取ってらっしゃいますが、すごいことです!!
9月は私もまた挑戦しますよ~。
ころりん | URL | 2009/08/17/Mon 12:35 [EDIT]
ころりんさん
この暑い中、爽やかに満点を取る男、TEX加藤です。などと書きつつも、脂ぎった中年オヤジなわけですが(笑) 9月まで、マイペースで英語に継続して触れて、爽やかに自己ベストをクリアしてください!
TEX加藤 | URL | 2009/08/17/Mon 22:08 [EDIT]

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