Don't feel. THINK!
今日は代休なので、自宅でのんびり読書と英語学習に励むTEX加藤です。

さて、今日の日記のタイトルの元は、「Don’t think. FEEL.」という映画「燃えよドラゴン」の有名なセリフです。この場面の動画がYoutubeにあったので、久しぶりに見ましたが、英語で聞くと、子供の頃に見た日本語吹き替えとは違った印象ですね。ブルース・リー、格好良すぎです。DVD買おうかなあ。めちゃめちゃ観たくなりました。明後日のTOEICの府中会場で上下つなぎのカンフー着でヌンチャク首から下げている中年男がいたらそれは私です。

ところで、TOEICでは、ブルース・リーのこの名セリフとは逆に、「Don’t feel. THINK!」の姿勢が大切ではと思います。帰国子女や超上級者で正しい英語感覚が既に自分のものになっている人は別です。解答のベースになる感覚が正しいわけですから、考え込む必要はありません。ですが、特に日本人の英語学習者であれば、正しい感覚を身につけるためには、「考える」ってとても大切なことだと思うんです。

TOEICの問題集を解いていても、答えを見て、「あ、Bが正解なんだ」で終わってしまう人と、「へぇ。じゃあこの場合はどうなんだろう」「なんでCがだめなんだろう」「これ確か公式問題集にもあったな。ちょっと調べてみよう」と、自分が間違えた理由を考えて、それを確かめる作業をする人とでは大きな差がつくと思います。普段から考える癖が付いている人は、本番で応用問題が出ても、「こうだからこうだな」とロジカルに考えて答えを導くことができますが、ただ問題集の答えを覚えているだけだとそうはいきません。

私の本業の企画の世界では、知識ではなく知恵を身に着けろ、とよく言われます。当たり前の話ですが、知識や法則でヒット商品が出せるのなら世の中ヒット商品だらけになってしまいます。そうではなくて、自分なりに情報を咀嚼して、仮説と検証を嫌になるほど繰り返し、知識を知恵に変えることができて、初めてヒット商品が企画できます。TOEICでも同じだと思うんです。ただ漫然と問題を解いたり、参考書を読んだりするのではなく、常に「考える」姿勢を持つことが大切だと思います。同じ時間勉強しても、「考えている人」とそうでない人では結果が全然違うと思います。

また、これは個人的にお勧めの方法ですが、自分が興味を持てて、なおかつ自分のレベルに合った薄めの洋書を購入し、丁寧に読み進め、「あ、これこの間のTOEICで見た表現だぞ」とか、「あ、この単語はTOEICに出たけど、こうやって使われるんだ」と、考えながら読み進めると、特にリーディングのスコアアップには効果的だと思います。

たとえば、私が今読んでいる「AMERICAN BEAT」(講談社英語文庫)では、「初恋の人を探す」がテーマのコラムがあり、こういう一節があります。

All of us have doubtless wanted to go back and see the first girl we loved; we think about it, but we don’t consider doing it because we’re not supposed to do things like that once we’re grown-ups.

「ん、doubtlessって形容詞っぽいけどな。動詞の前だから副詞かな。ちょっと調べてみよう。お、やっぱり副詞で使われるのか」「considerの後の動名詞やonceはこの間のTOEICにも出たぞ」などと考えると、それだけでたくさんの発見がありますよね。

洋書の多読はとても良いと思いますが、少しずつでもよいので、こうした精読も行ってみると、リーディングのスコアアップになると思います。生きた英語をうまく自分の中に取り入れるためのこうした「考える」訓練を続ければ、そのうちだんだん考えることが少なくなり、自然な感覚になり、ブルース・リーに、「Don’t think. FEEL!」と言われるレベルに一歩一歩近づくことができるはずです。

などと書いている間に、DVDがどうしても欲しくなり、アマゾンでディレクターズカット版を注文してしまいました。試験前日にTOEIC対策せずに観てしまいそうです。楽しみだなあ。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

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Comment

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be supposed to
TEX加藤さん、こんにちは。
supposed to ← 御蔭様でこの感覚はかなり身にしみてきました(feel)。
『ここがおかしい日本人の英語』早速購入しました。これは必読の本でした。紹介していただき感謝します。
k2 | URL | 2009/07/24/Fri 13:35 [EDIT]
k2さん
ここでも、「やってみたいけどできない感」が伝わってきますよね。「ここがおかしい日本人の英文法」ですね。英語を教える仕事についてる方には何かしら得るところがありますよね。是非生徒さんに英語感覚を伝えてあげてください。
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 14:50 [EDIT]
私、もちろん! 燃えよドラゴン ディレクターズカット スペシャル・エディション持ってますよ!

あと、練習用ヌンチャクも・・・ でも犬が危険なので(足下ちょろちょろしてるので)使ってません。
ぽめ奥様 | URL | 2009/07/24/Fri 15:00 [EDIT]
ぽめ奥様
え、ヌンチャクまでお持ちですか。私が小学校の頃大ブームで、持ってる友達がうらやましかったですね。まあ使う場面は想定できませんけど。TOEICで嫌な試験官や受験者がいたらヌンチャクを炸裂させるとかですかね。
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 15:52 [EDIT]
but we don’t consider doing it because we’re not supposed to do things like that once we’re grown-ups.

下線のnotがどこにかかるかで、意味がかわりますが、どちらですか?次のセンテンスを読むとわかるのですが。

1:しかし、そんなことをするのは大人げないと考えられているので、われわれは実行しようとは思わない。
2:しかし、そんなことをするのは大人げないと考えられているからという理由で実行しようと思わないわけではない(別の理由がある)。
名もなき英語学習者 | URL | 2009/07/24/Fri 18:14 [EDIT]
名もなき英語学習者さん
これは明らかに1ですね。英語は語順に厳密な言語なので、もし、2のように理由を否定しようとするのであれば、becauseの前に否定語が来なければいけません。また、この文はその前の文からの流れで、

「we think about it, but we don’t consider doing it」

ですから、「考えはするけど、しようとは思わない」と並列関係にあります。なので、1で正しいです。

ご質問ありがとうございます!
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 18:35 [EDIT]
名もなき英語学習者
I did not beat him because he cheated me.
彼にだまされたからぶったのではない。

は正しい英語です(日本人が誤訳しやすい例文)。

| URL | 2009/07/24/Fri 21:18 [EDIT]
名もなき英語学習者さん
なるほど。I beat him not because he cheated me.じゃないんですね。

こういう言い方もあるのかあ。勉強になります。「日本人なら必ず誤訳する英文」四で勉強しないとですね。
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 21:29 [EDIT]
続きもかっこいいんですね。
TEX加藤さん、こんばんは。
You Tube見ました。Don't think. FEEEEL.のあともかっこいいんですね。

It is like a finger pointing away to the moon.
Don't concentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.

迷ったときの勘は、英検、TOEICともことごとくはずれて痛い目にあっているので、今回は、アドバイスどおり、迷ったときこそ選択肢を丁寧に消去法で解いていこうと思います。heavenly gloryを味わいたいです。。。
Yuta | URL | 2009/07/24/Fri 21:50 [EDIT]
こんばんは、残業していて、職場の近くのコンビニで見ました。

さて”間違えた理由を考えて、それを確かめる作業”というのが
どこのPartで効くかと考えると、それはPart.2ではと考えています。
その部分をもう少し研ぎ澄ませることで、さらにLの上積みをと
考えています。

昨日夜遅くに早速のコメントありがとうございました。
ネガティブに考えると伸びてなくて、一方で84-85ということは
残り16-15しか間違いないんだ、とも元気出てきました。

今回は、理想:10、現実目標:12個間違いで留めたいです。

| URL | 2009/07/24/Fri 22:00 [EDIT]
Yutaさん
そうですよね。格好いいセリフ連発です。いきなりの「Kick me.」でさえも格好良く聞こえます。Yutaさんの場合は実力はもう軽く満点ですから、後は集中力と運だけでしょう。あー早くDVD届かないかなあ。燃えよドラゴンを試験前に見て気合入れて試験に臨めば満点いける気がします。
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 22:01 [EDIT]
Brighton1487さん
残業お疲れ様です。仮説と検証はすべてのパートにおいて大切です。もちろんパート2も。しっかり1問1問を積み上げてください!
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 23:16 [EDIT]
musle♪
英語と関係ない部分でまたコメントしています。
ブルースリーはいいですよね!!
何度見ても惚れ惚れします。
筋肉大好きなので…
某コマーシャルでも、細マッチョ~より全然ごりマッチョでしょう!と言って、周りの顰蹙をかっています。
私も燃えよドラゴンのスペシャルエディション欲しくなってしまいました。
小さい頃から武道をやりたかったのですが、いまさらなかなか始められなくて、とりあえずジムで筋肉をつけています。

私の場合は、英語はFEELの部分の方がまだまだ多いので、もっと考えなくてはいけませんね。

全然関係ないのですが、先日たまたまスカパーをつけたらパリスヒルトンのくだらない番組をやっていて、彼女の口癖が「You're hot」と、「Bye bitch」でした。前者は「いけてるわね」くらいの訳でいいかなと思ったのですが、後者は"bitch"という日本語がないので、あれこれ考えてしまいました。常に、日本語では…英語では…と考えます。
これもTHINKでしょうか…受身になるのは他動詞なんだ!と最近気づいた私は、もっと文法などをTHINKすべきですね(汗)TOEIC満点はまだまだ先です。
chip | URL | 2009/07/24/Fri 23:20 [EDIT]
chipさん
ブルース・リーには同性の目から見ても色気がありますね。しびれます。パリスの口癖、すごいですね。確か日本のアパレルブランドで「Bitch」っていうのがあったと思います。あれは外国人の目にはどう映っているのかがすごく気になります。
TEX加藤 | URL | 2009/07/24/Fri 23:37 [EDIT]
>確か日本のアパレルブランドで「Bitch」っていうのがあったと思います。

持ってましたww

ブランド名もさることながら、銃口を人に向けているという
何とも前衛的なロゴデザインだったと思います。
ストリート系のブランドでしたが、もう上野のアメヨコでも見かけませんので
廃ブランドになったのではと思われます。
今着てる人がいれば、逆にレアかも??

当時ストリート系の雑誌(確か"boon!"だったと思いますが)で
bitchが紹介されておりましたが、加藤さんが疑問に思われている通り
そのブランド名、デザインコンセプトから外国の女性の前では
着ない方が賢明という内容の記事がありました。

若くて純粋だった私はそれを信じて
近所のアメリカ帰りの姉弟の家に遊びに行くとき
bitchだけは着ていかないようにしていた記憶があります。

もう15年も昔の話です。
KanPa | URL | 2009/07/25/Sat 00:22 [EDIT]
KanPaさん
持ってましたか(笑)

やはりあのブランド名はまずかったんでしょうね。15年前ですか、うーん、自分の年齢が分かってしまいますね。

詳細な情報ありがとうございました。
TEX加藤 | URL | 2009/07/25/Sat 00:35 [EDIT]
民間では
知識よりも知恵の方が大切なのは同じサラリーマンとして理解できます。
TEXさんのお仕事と違い、私の仕事は、知識有りきなとこもありますが、仕事を進める上でいろんな工夫を凝らしていかないとなかなか効率的な仕事ができないですね。そのおかげで独学ですけど、エクセルに関しては、詳しくなりましたよ。

英語に関する話でなくてすみません。
QP | URL | 2009/07/25/Sat 12:30 [EDIT]
QPさん
どんな仕事でも、知恵を使うかどうかで成果や周囲の評価が違うと思います。それはたとえ経理の仕事でも同じですよね。言われたことだけやってるのと、ちょっとした気遣いやプラスアルファを加えることで、「こいつできるな」と相手は思いますよね。エクセル詳しいんですか。私も「ノマド」に向けて鍛えないといけませんね。
TEX加藤 | URL | 2009/07/25/Sat 13:06 [EDIT]
TEX加藤さん、こんにちは。
いつも楽しみに読ませて頂いております。
すばらしい記事だと感心しています。
そこで今日僕が書いた記事にも通じる部分がありましたので直接この記事にリンクを貼らせていただきました。
http://kenken990.blog34.fc2.com/blog-entry-164.html
ご報告が後になってしまい申し訳ありません。
不都合とあれば外しますので。

ケン | URL | 2009/07/26/Sun 12:21 [EDIT]
ケンさん
はじめまして。リンクありがとうございます。基本的に当ブログはリンクフリーですのでご自由にどうぞ。記事、参考にしていただけて嬉しいです。
TEX加藤 | URL | 2009/07/26/Sun 16:22 [EDIT]

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