「英語ができる人」になるには?
晩ご飯を食べに入ったカレー屋で、隣に若い女の子が座り、にやついたのもつかの間、「納豆カレー」という注文を聞いて般若の形相に変わってしまったTEX加藤です。神はなぜあのようなメニューを作られたのか。

さて、

「夢をかなえる勉強法(ポケットブック版)」(伊藤真著 サンマーク出版)
「数学嫌いでも数学的思考力が飛躍的に身に付く本!」(細野真宏著 小学館)

の2冊の本を読みました。

伊藤さんは司法試験界の「カリスマ塾長」、細野さんは、「経済のニュースがよくわかる本(日本経済編)」が経済本として日本初のミリオンセラーとなった「カリスマ講師」と、ジャンルは違いますが、勉強法に関しては日本でも屈指の実績とノウハウを持っています。

この二冊の本の中では、それぞれが、ご自身の勉強体験や指導経験に基づく効果的な勉強法についての持論を展開されていて、とても興味深く拝読したのですが、中でも驚いたのが、お二人とも同じことを勉強法として「最も大切なこと」として挙げている点です。

「それが何かと尋ねたら~」って歌のフレーズが急に浮かびましたが、あれは何の歌だったでしょうか、ってそんなことはどうでもよくて(汗)、この二人が勉強の際に大切だとしているのは、「全体像を把握する」ということです。

細野さんの著書の一部を抜粋します。

例えば、「数学ができない人」から「数学ができる人」に変わるためにも“全体像の把握”ができるのかどうかが重要な分かれ目になるのです。

具体的には、“全体像の把握”ができると、問題を見た時に「あ、これは実質的にあの問題と同じだな」というように、問題の本質が簡単に見抜けるので、飛躍的に問題が解けるようになるのです。

伊藤さんは、自分の塾での指導法についてこう述べています。

基本は簡単だ。まず全体から考えることを徹底して教えている。
どういうことか?
全体像をつねに意識するのである。
考えてもみてほしい。木ばかり見て、森を見ないから、道に迷うのだ。目的地にたどりつきたければ、木を見ながら、森全体を見ておかなければならない。
徹底的に「全体像を意識すること」によって、道に迷わなくなるのだ。


英語学習やTOEICでも同じことが言えるのではないかなあと思います。全体像が見えると、たとえばTOEICで初めて出題された表現(今回だとso ~as toとか、rather thanとか)が出ても、あ、これだな、と、特に問題なく解けると思います。この手の問題が多数出たり、極端な話、本番でいきなり問題形式が変わっても大きくスコアは下がらないでしょう。

じゃあ、どうやって全体像を把握するのかというと、細野さんは、“分かったつもり”にならないで、“素朴な疑問”を持ちつつ、仮説と検証を繰り返すこと、を挙げています。英語でも同じですよね。TOEICの問題集を解いて “分かったつもり”でいたのに、本番で間違ってしまうのは、分かっていなかった、ってことです。“分かったつもり”のレベルは人それぞれなので、一つの目安として、「セルフレクチャー」、つまり、自分で自分に説明できるかどうかが伊藤さんの本の中で挙げられています。

「これはなんでこうなんだろう?」「こうだからじゃないか?」「やっぱりそうだ」といった思考パターンをひたすら繰り返すことで、全体像を把握するのに必要なベースができるわけです。伊藤さんは、「脳を錯覚させるまで、繰り返し反復する」と書かれています。さすがにそこまでやるのは難しいでしょうけど、それぐらい基礎の反復が大事ってことですね。

ご興味のある方は、特に伊藤さんの本は薄くて一気読みできるのでおすすめです。英語学習に壁を感じている方なら得るところがあると思います。


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Comment

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TEXさん
きゃ~~ +。゚(*´艸`*)゚。+゚ (何喜んどーんねん。笑)

私、「夢をかなえる勉強法」を読んで思ったのが・・「量」を積み重ねると、問題の「型」が見えてくる、というのはまさにTEXさんがされたことだなぁって。あと、利他の心で動けば、何かが助けてくれる。とかね。TEXさん既に実践してますよね。(^-^*)

全体像を意識することって、本当に大事ですよね。考えてみれば、こういう勉強に限らず、人生もそうですね。全体像を把握してれば、迷うことも木の葉っぱの茂みで不安になることもないですもんね。

追伸:納豆カレー、ドボンと納豆がのってるんですか?!(*o*)
ころりん | URL | 2009/06/10/Wed 00:12 [EDIT]
ころりんさん
「夢をかなえる勉強法」は、ころりんさんの記事でよもうと思ったんですよ。気にはなっていたので。
ありがとうございます。

一番最初に、量より質、って書いてありましたが、よく読むと、最初は量の学習を行って、
その段階を過ぎて型ができたら質の勉強に転換するって意味なんだと私は感じました。
これは細野さんの本でも同じことが書いてあります。基礎知識があれば、あとはしっかり
全体像を把握することで、いろいろな問題に対応できるということですね。

納豆カレーはについてはあまり語りたくありません。好きな人には申し訳ないのですが、
あの匂いがだめなんですよ。私の場合はカレー屋で3席ぐらい離れていてもレーダーが
探知します。
TEX加藤 | URL | 2009/06/10/Wed 06:38 [EDIT]
満員電車が天国になる時
TEX加藤さんのとんでもないネタから一気にマジモードへの切り返しが最高です。中村俊介選手並みの角度があります(笑)幸い私も今日満員電車が天国になりました。隣にいた方が、芸能人並に綺麗だなーと思ったら、左手の薬指にバッチリ指輪してました(笑)

全体像そして錯覚するくらいの反復。今の私にとってはとても重要なテーマです。いつも参考になる素晴らしい記事をありがとうございます。笑えてためになるって最高ですよ!
k2 | URL | 2009/06/10/Wed 21:01 [EDIT]
ころりんさん
>利他の心で動けば、何かが助けてくれる

いつも表現が絶妙ですね。コメントからころりんさんの人柄が浮かび上がります。それをコメントさせたTEX加藤さんの記事が洗練されているのは言うまでもありません!私にとってはすべてが学びです。本当にありがとうございます。
k2 | URL | 2009/06/10/Wed 21:06 [EDIT]
k2さん
天国から奈落の底へ(笑)

この二冊の本を読んで、全体像を把握することが勉強する上では
大切だと改めて知ることができました。きっとどんな勉強でも同じですよね。
TEX加藤 | URL | 2009/06/10/Wed 21:18 [EDIT]
k2さん
これに私が返事を書いていいものやら分かりませんが、カツマー流にいえば「giveの5乗」だそうですよ。
TEX加藤 | URL | 2009/06/10/Wed 21:39 [EDIT]
k2さん
まるで私、ここの下宿人のような(笑)・・・すいませんTEXさん、ちょいとおじゃまして・・・( ^o^)ゞ。

k2さん、それ私の言葉じゃなくて、伊藤先生がこの本の中で書いてらっしゃった言葉の引用です(汗)。でもこの言葉は真実、しかも科学だと思います。

ちなみに・・私も同感。笑いと学びが錯綜する(笑)TEXさんブログは最高です。時々、ダイヤモンドの原石のような一見分かりにくいギャグが(爆)ちりばめられてることがあり、それを探しだせた日がラッキーデーです。(#^-^#)/
ころりん | URL | 2009/06/10/Wed 23:31 [EDIT]
ころりんさん
下宿料払ってくださいよ(笑) 利他の精神は、勝間和代さんも提唱していますよね。
笑いと学びがうまく結びつけられたTOEIC本を誰かゴーストライターに書いてもらうのが
夢です。神崎さんにお願いしてみようかなあ。イメージダウンで断られるかも(汗)
TEX加藤 | URL | 2009/06/11/Thu 06:47 [EDIT]
おはようございます
TEXさんのギャグはTEXさんご本人が言わないと意味をなさないギャグですから(爆)。
言ってみればTEXさんに従属する、TEXさん固有の・・(もうえぇて?笑)
どうぞ (o_ _)o 今月の下宿代。
ころりん | URL | 2009/06/11/Thu 08:35 [EDIT]
ころりんさん
私のギャグはブログ読者を凍りつかせない程度にしなければと思っています。

下宿代まで絵文字で表現できるころりんさんの職人芸には脱帽です。
TEX加藤 | URL | 2009/06/11/Thu 12:48 [EDIT]

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