型を身につけよう
先週、仕事で恵比寿ガーデンプレイスに立ち寄る機会があったのですが、私は、約15年前、そこから徒歩3分の場所で仕事をしていました。丁度ガーデンプレイス開業当時の話です。で、当時を懐かしみながら駅まで歩こうと思って歩き出したのですが、あまりの変わりように道が分かりません(笑) あのエリアもすっかり商業地域になったんですね。

当時は昼休みに会社の前でキャッチボールとかしてたのになあ、などと思いつつ、うろうろしていると、ランチ帰りらしき男性の集団6-7人とすれ違ったのですが、そのうちの一人の顔に見覚えがあります。なんと当時私と一緒に働いていた同期でした。特徴のある眼鏡や、当時二十代半ばにして既にさびしかった頭髪と、頭髪より濃いひげ(笑) 見間違いようがありません。一瞬のことだったので声をかけそびれてしまったのですが、不思議なこともあるものです。というのも、私のいた会社はとっくの昔に恵比寿からは事務所を移し、すでにほかの会社に吸収合併されてしまったんです。

何とか駅にたどり着き、オフィスに戻って早速名前でググってみると、彼はすぐそばの会社でアニメのプロデューサーの仕事をしていることが判明しました。それにしても、15年の時を経て、昔歩いていたのと同じ場所で再会するとは。当時仲がよく、面白い奴だったので、「今どうしてるんだろう」ってふと思ったりしたことがあったので、神様が教えてくれたのでしょうか。

こういう偶然って私は意外とよくあるのですが、普通に起こることなのでしょうかね。

と、どうでもいい個人的な話で前置きが長くなりましたが、今日は「型」についてです。今、「ゼロからはじめる新TOEICテスト英文法」(安河内哲也監修・大岩秀樹著)という本を読んでいます。「まずは500点突破」という副題が示すとおり、初心者向けの本です。著者の大岩さんはカリスマ予備校講師で、初心者向けの英文法書が非常に好評とのことなので、後学のために読み始めたんです。

まだ1/4ほどしか読んでいませんが、とても勉強になりますね。初心者の読者に対して、とにかく「型」を覚えることの重要性を繰り返し説いています。例えば、TOEICで頻出の副詞はこう説明されています。

副詞とは名詞以外を修飾する言葉で、さまざまな位置に置かれますが、基本的な位置は決まっています。

例1:頻度を表す副詞は動詞を修飾し、一般動詞の前に置くのが基本。ただし、「be動詞・助動詞」がある場合はその後に置きます。

Paul sometimes sees the president.
Ann is usually at the reception desk on Mondays.
Robert could hardly hear the chairperson.

頻度を表す主な副詞:never, usually, hardly, often, sometimes, always

などと、基本的な副詞の位置を、場所・時・様態等を表す代表的な副詞を例にとりつついくつか説明し、最後にまとめが示されます。

副詞が置かれる6大パターン

1. S (副詞) V  :SとVの間
2. S 助動詞 (副詞) V原形 :助動詞とV原形の間
3. SV...... (副詞) :第1~5文型の後
4. a(an/the) (副詞) 形容詞 名詞 :a(an/the)と形容詞の間
5. (副詞) SV :SVの前
6. 形容詞や副詞を修飾する副詞:形容詞や副詞の前

こういう風に、最初に「型」を覚え、演習を重ね、その型を身につけるってTOEICのスコアアップには重要だと思います。基本的な文法事項が問われますからね。基礎ができていればある程度の点数は確実に取れるはずです。もしくは、こうして理論で型を覚えるのではなく、帰国子女のように膨大な量の英語に触れて自然に感覚を身につける方法もありますが、それは社会人にはなかなか難しいことです。なので、文法が苦手な方は、まずはこうした基本書で型を意識的に覚え、問題集で演習を重ねたり、英文を読んだりすることで、やがてその型を意識することなく自然に英語の感覚を身につけるのがよいのではないでしょうか。

また、上級者の方でも、パート5の文法が苦手、という方は、文法の基本書を馬鹿にせずに読んでみると、新たな発見があるかもしれません。私の場合は、「FOREST」を読むことで、ケアレスミスがほとんどなくなりました。理論が身についたので、「なんとなくこれ」ではなく、「こうだからこれが正解」と自信を持って答えることができるようになったんです。

テニスでも、基本の「型」ができている選手は強いです。最初に基礎をしっかりと固め、その上にトレーニングを重ね、「型」がしっかりと身についているので、少々のことでは崩れません。私の所属しているテニスサークルに、元日本ランキング20位の方がいるのですが、先週末の試合で、今年1回しかテニスしてないんですよ、と言いつつ、レベルの違うテニスを見せてくれました。まったく型が崩れないんですよね。毎週テニスしてるのに型が乱れてばっかりの私とは次元が違います(笑)

私はこの「ゼロからはじめる~」を読み終えたら、同じ著者の、「大岩のいちばんはじめの英文法」を読もうと思っています。まあ、半分は趣味で好きで読んでいるんですけどね。問題集や模試を解いてもなかなかパート5のスコアが伸びないっていう方は、たまには息抜きも兼ねて簡単な文法書を読んでみるのもいいのではないでしょうか。

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Comment

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プロデューサーに対して
>既にさびしかった頭髪と、頭髪より濃いひげ(笑) 見間違いようがありません。

めっちゃ失礼や・・(爆)。
ありますよね、そういう偶然。なんか縁のある人っているもんです。私は大学の語学のクラスでいつも一緒だったN君に、私が会社を辞めた頃偶然出会い、「自分な、いつまでもそんなんやっとったらあかんで。」と説教されたことがあります。orz(笑)

ところで、パート5の文法が苦手という方です。(・。・)ノハーイ
このFORESTという本はよくTEXさん書かれてますが、オススメですか?実は私今日もブログ書いてて、ある一箇所、文法的なことがわからなかったのですが(The 比較級, the 比較級というやつです。いつもそこが分からなくて、不安なまま言ったり書いたりしてます)、調べる本を持ってない(汗)からそのままになってるんです。めちゃくちゃボリュームがある本ではないにもかかわらず、文法用法をある程度網羅してる本があったら欲しいのですが・・そんなんでオススメってありますか?
ころりん | URL | 2009/04/19/Sun 01:14 [EDIT]
いつもありがとうございます。
いつも楽しく読まさせていただいています。私もTEX加藤さんと同じ年です。身長も同じですね。体重は私のほうがかなり重いですけど・・・。
約1年前のことですが、小学5年になった娘が英検4級受験のために勉強する姿に触発されてしまい、大学入試以来の何十年かぶりに英語の勉強を始めちゃいました。家族にはその時「TOEIC満点とる!」とだいそれたことを言ってしまい、今では少し後悔しているところです。そんな私に、TEXさんのブログはいつもモチベーションを高めてくれてやる気を起こさせてくれます。これからも長く続けてください。ありがとうございます。
ごうしゃん | URL | 2009/04/19/Sun 01:16 [EDIT]
ころりんさん
やっぱり偶然って誰にでもあるんですね。私はその回数がなんか多い気がします。
大阪の高校のクラスメートに東京のテニスの大会で当たったり、飲み屋のお姉さんが
得意先の営業担当になったり(飲み屋は夜のバイトだった)と、びっくりすることが
度々あります。

FORESTは個人的にはお勧めです。文字がカラフルで、ほかの参考書ほど分厚くなく、
読みやすいですよ。もちろん文法事項はしっかり網羅されています。本屋で立ち読み
されて気に入ったらご購入されてはいかがでしょうか。他には、「English Grammar in Use」
や「表現のためのロイヤル英文法」も評判がいいので比較されてもいいかもしれません。
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 10:19 [EDIT]
ごうしゃんさん
こんにちは。1年で200点近くスコアアップされているのは立派ですね。
ご家族に満点宣言されたとのことですが、その目標に向かって努力されている姿を
見せるだけでもよいのではないでしょうか。何かの機会に英語を使えば、家族にも
尊敬されますよ。ぜひ英語学習を継続してください!
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 10:22 [EDIT]
セレンディピティ
TEX加藤さん、こんにちは。

>こういう偶然って私は意外とよくあるのですが、普通に起こることなのでしょうかね。

このキーワードに引っ掛かるだけで偶然ですが、私も最近偶然が3つや4つ立て続けに起きました。しかもかなり一貫性のある偶然でもはやこれは偶然ではない気がするんですが、私にはコントロールできないこと(出会う設定、周りにいる人の配慮、思わぬタイミングに話しかけられる)なのでやはり偶然なのかなって思います。でも明らかに導かれているような気もしなくないんですがね。(笑)

『セレンディピティー』という映画があります。それは偶然が度重なり、運命的に再会し恋に落ちるラブストーリーです。これも何かの偶然なので、興味がありましたらTSUTAYAでかりてみてください。フィクションですが、かなりロマンチックなストーリーです。
k2 | URL | 2009/04/19/Sun 10:35 [EDIT]
k2さん
成功している人は、偶然を必然に変える力が優れていますよね。
セレンティピティー力を身につけたいものです。

映画、TSUTAYAではなくゲオで借りてみます(笑) 情報ありがとうございます。
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 11:12 [EDIT]
ありがとうございます
アドバイス、ありがとうございます。

「FOREST」、本屋で探してみます。田舎なので、超ポピュラー本じゃないとなかなか実際に手にとって見られないのが難点です。「English Grammar in Use」アマゾンで中身検索してきました。これは見やすそうな感じですね。全部英語で書かれてるほうが比較的スムーズに頭にはいるかなぁ・・。でも「表現のためのロイヤル英文法」もレビュー読んだら、よさそうでしたし。悩む。(-_- )

とりあえずFORESTみてきます。なかったらもう全面的にTEXさん信じて(太字。笑)これ注文します!
(^-^)v
ころりん | URL | 2009/04/19/Sun 12:13 [EDIT]
ころりんさん
あ、あまり信じない方が・・・

FORESTは、受験生にももっとも売れている参考書です。ロイヤル英文法とか英文法解説
といった名著もあるのですが、分厚いですし、いかにも参考書なので、軽く読むには適して
いないのではと思います。その点、FORESTは紙質やレイアウトにも軽く読める工夫が
してありますし、内容もちゃんと網羅されているので、優れていると思います。

気をつけなければならないのは、出版元がFOREST人気に味をしめて、シリーズでいろいろ
発売している点です。購入されるのでしたら、基本のFORESTにしましょう。で、頭から読む
のではなくて、自分が疑問に思った部分だけを参照するのがよいです。
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 12:29 [EDIT]
了解です
>自分が疑問に思った部分だけを参照するのがよいです

そう、そういうのが欲しいんです!(^-^)/yay

それぐらい売れてる本だったら多分本屋にありますね!なんか今になって受験参考書を買う、というところが、あの頃英語勉強しなかったことによるカルマのような・・・(笑)。高校生や浪人生に混じって、参考書コーナーに佇んできます。きっと違和感なく彼らにとけ込めるはず。(精神的には。(笑))
ころりん | URL | 2009/04/19/Sun 13:43 [EDIT]
ころりんさん
ころりんさんの絵文字いつも感心します。うまいですね。
FORESTは間違いなくどこの書店にもありますよ。
是非チェックしてみてください。
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 16:48 [EDIT]
ころりんさん
ちなみに私の高校の指定参考書が6年前FORESTでした。そのころのFORESTも結構画期的だったんですが、今のFORESTと比べたら雲泥の差ですよ。しいていえばもう少し例文を増やしてほしいですが、英文法解説という点ではかなり優れている良書です。
k2 | URL | 2009/04/19/Sun 19:33 [EDIT]
k2さん
おおっ。ここにも隠れFOREST信者が。文法書にしたら、あのカラフルな配色や
文字の大きさなど、画期的ですよね。それまでの文法書は分厚くてモノクロで
難しいイメージだったので。買ってはいないのですが、FORESTの演習書も出ている
ようですね。k2さんのように例文を増やしてほしいという方の要望にこたえたのでしょうか。
いずれにせよ、私にとっても最後まで何度も読みとおせたありがたい一冊です。
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 19:41 [EDIT]
TEXさん&K2さん!
ありました、FOREST!買って来ました~!(ノ^∇^)ノ゚.+:。(←褒められたらすぐ、調子に乗るでしょ(笑))
TEXさん、K2さん、アドバイス、ありがとうございました!ホント、わからない時に調べるのに完璧な感じの本ですね!高校生の時にこれを理解できてたら、英語が楽しかっただろうになぁ・・・今更ながらちょっと悔しい。。。

私言ってた、「the+比較級+SV..., the+比較級+SV~」についてなんですけど・・FORESTみるとやっぱりSVの順番ですね。昔ね、ある人(アメリカ人)とメールをしていて、その人が何度かこの、SとVをひっくり返して使っていたんです。もちろんネイティブといえども、間違った文法を使う人はたくさんいるので、鵜呑みにはできないのですが、その人TEXさんみたいに本いっぱい読む人だった上、脚本家つまり物書きだったんです。なのでなんの疑問も抱かず、そういうもんだと思い込んで真似してずっとひっくり返して使っていたんですが・・・間違いなのかなぁ・・・(ー'`ー;)。

ころりん | URL | 2009/04/19/Sun 21:38 [EDIT]
ころりんさん
おおっ、新たな顔文字が。もう芸術作品ですね。すごいレパートリーにびっくりです。

FOREST購入されましたか。読みやすいのがポイント高いですよね。気が向いたときに
ちょっと読むのにも最適です。

その構文、私も苦手です。書いていて訳が分からなくなります。教えてGooとかYahoo
知恵袋で、「The比較級」ってキーワードで検索すれば、偉い人が解説してくれている
と思いますよ。お力になれず申し訳ないですが・・・
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 22:09 [EDIT]
TEXさん
偉い人(笑)。偉い人に「偉い人に教えてもらえ」言われたらどーしたらいいのか・・(^_^;)

いやもう・・私が使う顔文字の多くは人がつくったやつで・・それ使わしてもらってるだけです(滝汗)。

The比較級、さっきちょっとググってみたりしてたんですけど、今んとこ、それらしき記述は見つからず・・気長に探してみます。それまでは、この基本どおり、SVの順で使おうと思います。
でも頼りになる文法書が手に入ったので、嬉しいです。これからは、わからないところはこれで調べてぶいぶい言わせます(意味わからん。笑)。ありがとうございました。
ころりん | URL | 2009/04/19/Sun 23:46 [EDIT]
ころりんさん
いえいえ。ライティングやたぶんスピーキングに関してはころりんさんの方が偉い人ですよ。
まじめに。いつもブログを見て文章の自然さに感心しています。

ググってみると、The比較級+The比較級って、後ろが倒置になるパターンもありますよね。

The smaller the class is, the friendlier are the students.

とか。リズムの関係ではないでしょうかね。なので一概にVSとなっていても間違いでは
ないと思います。SVが正しいことは間違いないでしょうけど。FORESTは頼りになるので
是非活用してください。
TEX加藤 | URL | 2009/04/19/Sun 23:55 [EDIT]
TEXさん
>いつもブログを見て文章の自然さに感心しています

TEXさんに褒められるとすぐ、天にも昇る気持ちになって調子に乗るので(笑)、気を引き締めていきますっ!(>o<)

>後ろが倒置になるパターンもありますよね

あぁ!そうなんですか?!(私多分、ググり方ヘタですね・・見つけられなかった)。そうそう、私がそのメールでみたものも、確かbe動詞だったと思います!後ろだけなんですね~。読んでみると確かに・・リズムの関係かもしれませんね。あ、よかった。ちょっとうれし~(*^-^*)。
ありがとうございました!!
ころりん | URL | 2009/04/20/Mon 00:35 [EDIT]
ころりんさん
ええっ。いや。真面目に、TOEICブロガーの中でしっかりした英語でブログを綴られている
のは貴重ですよ。

後ろが倒置になる例はググってみればきっとたくさん出てきますよ。SVでもVSでも文法的
には正しいのでしょうかね。ネイティブチェックしてもらった方がいいかもしれませんね。
TEX加藤 | URL | 2009/04/20/Mon 06:16 [EDIT]
ゼロからはじめる・・・
こんばんは!
この記事を読んでから「ゼロからはじめる新TOEICテスト英文法」を買ってみようと思って本屋に行ったのですが、
似たような別の本を間違えて買ってしまいましたTT
嫌な予感がしたので携帯でblogをチェックしたかったのですが、店内が圏外で・・・^^;
著者も同じ方でシリーズもののようなので、内容も似たようなものであることを願いながら読んでみます・・・!

ちなみに「FOREST」はだいぶ前に購入済なのですが分厚すぎて挫折しました・・・。確かに読むとわかりやすかったのですが、重すぎて&自分が何がわからないのかわからなすぎて、どっから手をつけていいかわからなくなってしまったのです^^;
1年ぐらい本棚のこやしになってる気がするのでそろそろ久々にこちらも開いてみようと思います♪

トイッ子 | URL | 2009/04/20/Mon 20:46 [EDIT]
トイッ子さん
あ、リーディングの方を買われてしまいましたか。
これも運命ですから、せっかくなので読んで元を取りましょう。

フォレストは、読破しようとしない方がいいですよ。自分が疑問に思ったところや、
苦手なところを参考にした方がいいです。公式問題集等を解いて、間違った部分の
確認に使いましょう。
TEX加藤 | URL | 2009/04/20/Mon 21:49 [EDIT]

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