私自身は、他のブロガーの方で、客観的に見て私よりずっと文才のある方が何人もいらっしゃると感じますし、自分に文才があるなどとはまったく思っていません。ですが、そうしたご感想をいただいたことですし、皆さんにとって何かの参考になるかもしれませんから、今日は、ブログの文章の書き方について、自分なりのノウハウの一つである「5W1H追加法」をご紹介したいと思います。
皆さんにも身近な例として、中村澄子さんの「1日1分レッスン!新TOEIC Test千本ノック!2 (以下千本2)」を読んだ感想をブログに書くと想定してみます。
仮に事実だけを述べるのであれば、極端ですが、
今日、「千本2」を買って、解きました。
となります。料理で言えば素材ですね。まずは、これを「5W1H」で加工します。下味をつけるわけです。
私はTOEICのパート5が苦手なので(who/why)、今日の昼休みに(when)、会社の近くの書店で(Where)、「千本2」を(what)買い、会社帰りの電車の中で(how)解いてみました。
といった感じでしょうか。これに情報や感想を追加して膨らませてみます。下ごしらえの済んだ食材を自分なりに調理するわけです。
毎回パート5のミスが多くてリーディングの得点がなかなか伸びないので、高得点者のブロガーの方々が勧められている「千本2」を買うことにしました。昼休みに会社の近くの書店に出かけると、大きな書店ではないのに平積みになっていたので、やっぱり売れているんでしょうね。「緑本シリーズ最新刊」といいつつ表紙が青なので、「今回は青本やん」などと心の中でつぶやきつつ購入しました。800円と値段も手頃ですし、文庫で持ち運びが手軽なのは、サラリーマンには嬉しいですね。ブロガーの方々も通勤電車の中で解かれているようですが、私も早速善は急げと帰りの電車の中で解いてみました。いつもは電車で座って本を読むと数分後に意識がなくなるのですが、問題形式で解くのが楽しくて、家に帰ってからも解き続け、何と159問終了! やればできるなあ、俺(と自分で自分をほめる)
お気づきかもしれませんが、基本となる5W1Hの情報に、感想とか情報を追加しているだけです。「緑本2」という本についてだけでも、値段・サイズ・表紙の色・本屋での展示といった情報を追加することで内容は膨らみますし、自分なりの視点を盛り込むことで、単なる情報の羅列ではないオリジナリティが文章に生まれます。この文章に続けて、解いてみた感想や、どのぐらいの速度で解いて何問程度正解できたのか等の個人の体験を追加すれば、更に記事内容を膨らませることができますね。
この「5W1H追加法」は、元々文章を書くのが得意ではなかった私が、米国留学時代に9ヶ月間つけていた日記で、試行錯誤の末に身につけたものです(と偉そうに書くほどのものではございませんが)。おかげで最初はA4半ページくらいしか書けなかった日記が、帰国前には数ページびっしり書けるようになりました。
既にこんなこと知ってるよ、という方もいらっしゃることと思いますが、「もっとたくさん書きたい」「書きたいことはあるのに文章がうまく書けない」という方にはおすすめの方法です。また、日本語のブログのみならず、英文のエッセイライティングの際も、なかなか300語書けない、という場合にはこの方法が有効です。もちろん、実際には、ただだらだらと長く書いても読む方も疲れるでしょうから、最終的には削るべき部分は思い切って削るといった作業が必要となりますが、まずは削るにも元がないと削れませんから、ベースを作るためにこの方法は役立つのではと思います。
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樋口裕一さんも、「文章力は、才能よりもテクニック」って書かれていますが、
サラリーマンのおっさんでも技術で何とかブログを運営できています。
秘密なんて大げさなものではありませんが、こんな風に私は書いていますって
いう情報を共有して、少しでも参考にして頂ければと思っています。
ひそかに自己ベストに近いスコアを出されていましたね。次回受験される際は
イベントにご参加いただければ嬉しいです。
今回の記事を読んで、どのように書けば良いのかわかってきました。
TEXさん、ありがとうございます!
ルンバさんのブログ、独自な味があると思いますよ。タイトルもユニークですし。
是非更に面白いブログを目指してください!

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