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TOEICを活かそう!
この季節はずれの寒さの中、会社の花見に参加し、身体がすっかり冷え切ってしまったサラリーマンTEX加藤です。私はそそくさと帰ってきたのですが、参加者の多くはカラオケに繰り出したようです。これぞ、ザ・日本の会社、って感じですよね。

昨日の、ある問題集のDPについての記事で、「make toastsだとパンを焼くの意味で不正解」と書きましたが、正しくは、「make toast」でした。不可算名詞でtoastが使われると日本語のトーストになるそうです。breadと同じですね。知りませんでした(汗) 新東京都民さんのご指摘でミスが発覚しました。ご指摘ありがとうございました。読者の皆さん、間違わないようにしてくださいね(と自分を棚に上げる植木等ばりの無責任男)。

さて、今日TOEIC SWテストの結果が判明して、改めて感じたのは、TOEICは基本の積み重ね、ということです。スピーキングは満点ではなかったので、都合よくライティングのみで話をすると、はっきりと覚えているわけではありませんが、ほとんど中学校レベルで学ぶ単語しか使わなかったと思います。

例えば、以前の記事との重複になりますが、写真に添えられている2つの単語を使って写真を描写する問題での私の解答は以下のとおりです。

①書類が積まれた机をのぞき込んでいる男性と女性の写真。look for / document
They are looking for a document.

②湖畔のテーブルに座ってたたずんでいる女の子の写真。 near / lake
A girl is sitting at a table near a lake.

③幾つかの袋入りの食材がテーブルの上に置かれていて、そばに男性が立っている food / bag
There are some food bags on a table.

④部屋の中に4-5人の人が立って何かを見つめている。そばには彼らに向かって何かを説明している男性が一人。listen / while
Some people are standing and watching something in a room while they are listening to a man.

⑤田舎道で、自転車を止めて休憩しているオバサンの写真。stop / because
A woman has stopped her bicycle because she is tired.

「これなら誰だって書けるよ」って思われるような簡単な英語ですよね。でもそれで十分です。無理に難しい構文や単語を使うのではなく、できるだけ簡単に書く工夫をして、simple & plainな英語で書くことを心がけました。

この写真描写以外には、メールの応答や、エッセイライティングがありましたが、それぞれシンプルな英文を積み重ね、ロジカルに構成し、必要であればand/but/although/however等の言葉を加えて全体の流れをスムーズにする、といった作業をしたのみです。それでも満点が取れるということですね。

普段のTOEIC学習の際、たとえばパート1を何となく解くのではなく、その描写表現を自分のものにしておけば、SWテストでもそのまま使えますし、日常会話やライティングでも幅が広がるでしょう。パート6や7のメール文も同じです。自分が実際にメールを書いている感覚で自分の中に取り込んでおけば、試験を超え、それは生きた表現になります。今回のライティングの試験では、本当に普段のTOEICの勉強が役に立ちました。接続詞が効果的に使えるようになりましたし、文法的な間違いも以前より減ったと思います。

TOEIC学習を通じて、L/R/S/Wの4つの力すべてが有機的に結びつき、伸びるのが理想ですよね。まあ、私の場合、その結びつきが弱かった分、スピーキングで失点してしまったわけですが。スコアアップのためだけに勉強するのではなくて、生きた英語を身につけるための場としてとらえれば、TOEICはとても役に立つと改めて今回のSWテストを通じて感じました。SWテストは、TOEIC学習の成果がどの程度自分の実になっているかを知る意味でも受けてよかったと思います。受験料が高額なのでそうそうは受験できないでしょうが、皆さんも物は試しに受けてみるのがよいかもしれません。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

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Comment

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こんばんわ
やはり役立ったのはドラゴンイングリッシュや國弘先生の音読テキストでしたか?
k2 | URL | 2009/03/31/Tue 20:15 [EDIT]
k2さん
こんにちは。うーん。どうなんでしょうかね。正直分かりません。
音読テキストはいい練習になったと思います。普段スピーキングの機会がまったくないので、
音読したり、ヒトリゴト練習で補いました。シンプルな英語を正しく使うことが求められる試験
という印象ですので、中学英語の音読はよいと思います。ライティングはTOEIC学習と、
TOEFLのライティング用のテキストが役に立ちました。エッセイライティングで最も役に
立ったのは、神崎さんのブログに紹介されていた日向清人さんの「35553」方式ですね。
随分とエッセイを書くのが楽になりました。何せ受験料が1万円近いので、英検の練習で
手軽に受ける、というわけにはいかないでしょうが、受けるのは無駄ではないと思います。
TEX加藤 | URL | 2009/03/31/Tue 20:39 [EDIT]
こんばんは
SWテストの結果、すごいですね(*o*)!ま、予想はしてましたけどねっ。(^-^)
TEXさんがいままでも何度もおっしゃってるように、中学で学ぶくらいの英語をしっかり身につけるのが、L/R/S/W全ての力をつけることに反映するってことの証明ですよね、この高得点は!
難しい英語を学ぶのは、簡単なのをL/R/S/Wの4方向から”完全に”定着させてから、の方が絶対いいと思います。日本の英語教育は、遠回りしすぎてるんですよ!(>o<)(←その英語教育の下、早くから挫折した人の叫び)
ころりん | URL | 2009/03/31/Tue 20:41 [EDIT]
ころりんさん
SWテストは初受験だったので、どの程度できたらどの程度の点数なのかが全然分かりませんでした。今となってはスピーキングで減点されたのが微妙に悔しいですね(笑)

スピーキングについては、中学英語でも十分だと思います。いかに使いこなせるかが大切ですよね。ライティングは書き言葉なので多少注意が必要ですが、TOEIC学習を通じて学んだビジネス表現をある程度使いこなせればOKでしょう。

いずれにせよ、異常に凝った難しい構文や単語を駆使しなくとも、基礎表現をしっかり自分のものにすれば、少なくともTOEICが求めるレベルには達することができそうです。そこから先はまた別次元でしょうけど。
TEX加藤 | URL | 2009/03/31/Tue 22:20 [EDIT]
参考になりました
いつも参考になる記事ありがとうございます。

僕もS/Wテストを、今年中に受験する予定なので
勉強させていただきました。

これからもTEXさんのTOEIC考察楽しみにしています!
ルンバ | URL | 2009/04/01/Wed 11:17 [EDIT]
ルンバさん
SWの記事、参考にしていただけて嬉しいです。受験者数が少ないですからね、テストが
消滅する前に受験された方がよいかもしれません(笑) TOEICについてはぼちぼちと
継続的に記事を書こうと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
TEX加藤 | URL | 2009/04/01/Wed 12:40 [EDIT]

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