意外と高度な中学英語
ここ数日、花粉症の初期症状らしきものが出始め、慌てて「べにふうき茶」というものを飲み始めたTEX加藤です。もっとまずいお茶かと思っていましたが、温めて飲むと普通に飲めますね。気休め程度かもしれませんが、効果があることを祈るのみです。例年の状況ですと、3月のTOEICやSWテストに暗雲が垂れ込めてしまいます。

前回の記事にも書いたのですが、今、アウトプットの練習をするに当たって、中学英語からスピーキングは復習しています。どの教材を使おうか迷ったのですが、中学校の教科書は書店では手に入らず、教科書ガイドは高い(CD無しで2千円程度、CD込みだと4000円程度)ので、國弘正雄先生の「英会話・ぜったい音読 続入門編」(講談社)を購入しました。このブログの読者の方でもお持ちの方はきっといらっしゃるであろうロングセラーです。

自分なりに使い方を考え、地道にリスニング、シャドーイング、音読、暗記、筆写、ヒトリゴト等を日々の空き時間で繰り返し、何とか1冊を終えたところです。この入門編は、中1・2の教科書から抜粋されたコンテンツで構成されているのですが、やってみた感想としては、想像していたよりレベルが高いです。

自分の中学時代なんてはるか何億光年の記憶の彼方ですから、どの程度の英語を学んでいたかの記憶はもちろんありません。覚えているのは、「キッチンは、キチンと覚えなさいよ」ってオヤジギャグを言った先生に、「しょーもなー」って返したクラスメートが教壇に呼び出され、往復ビンタをくらって鼻血を出していた光景ぐらいです(今から考えたらひどいなあ)。

以下、この入門編に出てきた文例で、TOEICでも出そうなモノを幾つかご紹介します。中学レベルの基礎の大切さが伝わるかと思います。

1. We are going to pass out the landing cards soon.
2. May I try this on?
3. You took the words right out of my mouth.
4. You won't stop until your dream comes true, right?
5. He waited another two weeks and then came back.
6. Manjiro took the name Nakahama after his hometown.
7. It was his first time back in Japan in ten years.
8. After seven years of his hard work, a water tap was turned on in the village.

1のpass outは1月のTOEICのパート1でも出題されました。書類を渡したり配っている写真に頻出の表現です。8のturn on(蛇口をひねる)もパート1に出そうですね。The man is turning on the water.(彼は蛇口をひねって水を出している)とか。 あるいはパート2で、Can you turn off the water? (水止めてくれない?)とか。turn on/offは電気だと比較的簡単に思いつくのですが、水は意外と盲点ではと思います。6のname afterも昨年のTOEICのパート5で出題されました。

TOEICのスコアアップに中学英語の勉強が効率的かどうかと言われると、目標点数や勉強時間にもよるとは思いますが、中学レベルの英語を完璧にしておけば解ける問題も結構ありそうだな、と改めて基礎の重要性を感じました。TOEICの高得点者でも、アウトプットが苦手なら、例えば上の7の文例で、「彼が日本に帰ってきたのは10年ぶりのことだった」ってすらすら口から出てこないのではないかと思います。少なくとも私にとっては、TOEICうんぬんではなく、英語学習という視点で見ると、非常に勉強になります。

とても勉強になるので、同じシリーズの「標準編」「発展編」と続けようと思います。1ヶ月でこの2冊を終わらせたいところです。こんな基礎の基礎を地道にやっていて、どこまで3月のSWテストで通用するかは不安もありますが、「千里の道も一歩から」の精神で毎日数分でも続けます。

↓参考になる部分がありましたら、クリック頂けると励みになります。
banner2.gif  

Comment

管理人にのみ表示する

ありがとうございます
こんばんは。1万アクセスゲッター、モアイです。

ひとつ前の記事になりますが、
私も先月TEXさんが紹介した直後に「決断力」を読みました。
感銘を受け、今でも時々読み返しています。
「近道」の一説は私もお気に入りです。

ところで、國弘先生の「音読」本は
私が一番初めに取り組んだ英語教材で、
2007年春から現在も細々と継続しています。
曲がりなりにもTOEICの点数が上がったのは
この本のお陰でもあると今でも信じています。
目標の900点を獲得するまでは、続けようと思ってます。

今回TEXさんの記事を読んで、
これからも「音読」本を頑張ろう、という気持ちになりました。
ありがとうございます。

これからも何卒宜しくお願い申し上げます。
モアイ | URL | 2009/01/24/Sat 01:25 [EDIT]
中学英語の大切さ
こんにちは。

私は必要に迫られていることもあり,現在はTOEIC特化型のトレーニングを続けているのですが,それまではひたすら基礎力をつけるトレをしていました。
ひたすら簡単なものを何度も何度も繰り返していたわけですが,とくにアウトプットの面で本当に力がついたのを記憶しています。
初めて数ヵ月後に外国からのゲストを招いての会議で,結構ポンポンと言葉が出てきたのには自分でも驚いたぐらいです。
私もご多分に漏れず國弘先生の本を持っているわけですが,本屋で色々眺めた挙句,「挑戦編」を購入したわけです。
今TEXさんのようなレベルの方が「続入門編」から始められているのを見るに,改めて基礎をやることの大切さを痛感致しました・・お恥ずかしい。

私はとかく背伸びしがちになるのですが,今後もそれを抑えて基礎を本当に大事にして行こうと思いました。
Tim | URL | 2009/01/24/Sat 05:52 [EDIT]
視点の違い
私も例にならって絶対・音読シリーズはやってみました。が、TEX加藤さんの記事を読むと改めて視点の違いに勉強させられます。私なん「あーなつかしー、今でもこの一節教科書に載ってるんやぁ」とか「へー今時の中学生はこんな教科書なんやぁ。結構おもろいなぁ」とか感傷に浸る一方でTOEICに使えそうな表現のピックアップは思いもよりませんでした。相手(出題者)側の視点に立って考える・・・日常では当たり前なことなのに・・・盲点でした!!今日もかしこくなりました。ありがとうござます。
ないないくん | URL | 2009/01/24/Sat 07:15 [EDIT]
モアイさん
こんにちは。羽生さんの本、読んでいただけて嬉しいです。超一流の方の言葉ってやはり重みが違いますよね。音読本、既に挑戦されていたんですね。特にアウトプットの鍛錬としては絶大な効果があるのではと感じます。TOEICの勉強はインプット中心にどうしてもなりがちですが、英語の総合力をスキルアップするためには音読は武器になりそうです。外国人の方に話しかける機会が身近にあれば一番いいんでしょうけどね。そうもいかないサラリーマンには音読とヒトリゴトが役立ちます。では、コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
TEX加藤 | URL | 2009/01/24/Sat 10:00 [EDIT]
Timさん
こんにちは。いえいえ、私のアウトプット力は大したこと無いですから、入門編から始めただけです。前職では外国人が上司だったのですが、今は普段英語を話す機会もあまり無いものですから、ブランクを埋める意味でもちょうどいいんです。ある程度のレベルの方なら、入門編よりその上の標準編や挑戦編からはじめても問題ないと思いますよ。逆に、会議でポンポン英語が出てきたとの言葉に私の方が気合が入りました。ありがとうございます。TOEICは本当に基礎が求められる部分が大きいので、音読でベースを築いてこられたのはアドバンテージだと思います。是非更にステップアップしてください。
TEX加藤 | URL | 2009/01/24/Sat 10:04 [EDIT]
ないないくんさん
こんにちは。私もTOEICという視点ではもちろん読んでいないのですが、ブログの読者の方々に中学英語のレベルが伝わりやすいようにモノサシとして紹介したかったんです。まあTOEICマニアなので、「あ、これこの間パート1に出たな」なんて思ったりはしていましたが。中学英語を楽しまれたのならそれでよいと思います。気分が若返りますからね。一生懸命勉強していた頃を思い出して気合を入れるという効果もありそうです。中学英語マニアになるとまずいので、ほどほどにしておかなければ。
TEX加藤 | URL | 2009/01/24/Sat 10:07 [EDIT]
基礎の大切さ
初めまして。
TOEIC900点を目指しているサラリーマンです。
TEX加藤さんのブログをよく拝見しますが、
いつも役立つ記事をありがとうございます。

「ぜったい音読シリーズ」ですが、評判がよい本ですね。
私は実際の教科書も欲しくなり、JR大久保駅南口近くの
「第一教科書」というお店に、先月行ってきました。
http://www.daiichikyokasho.co.jp/
高校1年の教科書を買いましたが、今の教科書は
読み物としても面白く、よくできていると思いました。

今回のTEX加藤さんの記事を見て
基礎の大切さを改めて認識し、
トレーニングをやる気がでました。
ありがとうございます。
てんちゃ | URL | 2009/01/24/Sat 11:04 [EDIT]
てんちゃさん
こんにちは。HNを拝見して、花粉症対策の「甜茶(てんちゃ)」を思い出してしまいました。
ブログ、参考にしていただけて嬉しいです。ありがとうございます。

おおっ。そんなお店があるんですね。情報ありがとうございます。さっそくHPを見たら土日祝日はお休みですか。3月になったら土曜日は15時まで開店しているそうですから、一度行って見ます。

中学校や高校の教科書がいいのかは人によって違うでしょうね。続けるのが苦痛だって人もいると思います。NHKの基礎英語などもありますから、自分にあった教材で基礎を固めるのがよいかもとおもいます。てんちゃさんは教科書派かと思いますが、基礎を固めた上でTOEIC対策すれば900は達成可能と思います。突破されたら是非教えてください。
TEX加藤 | URL | 2009/01/24/Sat 12:21 [EDIT]
ありがとうございます
とても貴重なアドバイスをいただきまして
ありがとうございました。
大変恐縮しております。

補足ですが、私が教科書販売店に行ったときは、
主に英語の教科書は、レジがある建物からでて
道路の反対側にある倉庫にありました。
(少し分かりにくく、お店の人に聞いてやっと分かりました。)

過去のTOEICの最高スコアは870点ですが、英語を話すのが苦手で、
どのような試験でも対応できる真の英語力をつけたいと思ったのが
教科書に興味を持ったきっかけになります。
TOEIC900点を突破して、TEX加藤さんに報告できるよう、
頑張ります。
てんちゃ | URL | 2009/01/25/Sun 09:36 [EDIT]
てんちゃさん
こちらこそ、貴重な情報を頂きありがとうございます。
英語学習者の方々が訪問しているお店なのかもしれませんね。
互いに日々努力を重ね、英語を武器にできるよう精進しましょう。
TOEIC900のご報告、期待しています。
TEX加藤 | URL | 2009/01/25/Sun 10:06 [EDIT]

Track Back
TB*URL

Copyright © TOEICオタクのブログ. all rights reserved.