主体性
勉強こそは、心の主体的な営みがものを言います。
どんなにいい授業を聞いたり、いい本を読んでも、
そこに「自分で選択した」という主体性がなければ、身にはつきません。
「合格のお守り」(伊藤真著 日本実業出版社)

GW中、実家の大阪に帰っていたのですが、実家の方が、寝返りが少なく安定した姿勢で眠ることができる、という事実に気付きました。普段は朝起きると、枕が布団から落ちて、布団が乱れているのですが、実家だとほぼ夜眠ったときのままの状態だったんです。

原因をいろいろ考えた末、眠る際の枕の位置が違うのではという仮説を立て、昨日帰京してさっそく枕の位置を少し変えたところ、効果がありました。枕も寝た時の位置のままで、肩こりも心なしかいつもより少ない気がします。何も特別なことをしたわけではなく、いつもはぎりぎりの位置に置いていた枕を下の方に少し下げただけなのですが、「仮説→検証」というプロセスで身の回りの問題を一つ解決したことになります。

この「仮説→検証」というプロセスを普段から意識している人は、TOEICでもスコアの伸びが早いと思います。ある問題を解いた時、単に答え合わせをして解説を読むだけでなく、「ここはこうだからこうではないか」と自分で仮説を立て、その考えが正しかったかどうかを検証するのです。たとえば、以下の問題を解いてみてください。

The two-day workshop provides participants with an opportunity to ------- new strategies for improving patient satisfaction.
(A) cure
(B) proceed
(C) identify
(D) notify


正解は(C)identifyです。ここで単に答え合わせをして、「identify new strategiesで新しい戦略を見つける、って意味なのか」と確認して終わるとそれ以上の発展はありません。もし、意味的に(C)が正解なら、「(B)~を進める」はなぜ間違いなんでしょう。「新しい戦略を進める」と考えれば意味的には正しいですよね。そこで、「意味ではなく、文法的に間違いなのではないか」という仮説を立て辞書を調べると、proceedは目的語を取れない自動詞だとわかります。そこまで調べれば、「あ、そうか。Part4の空港アナウンスでも、Please proceed to the gate.って言ってるよな」と新たな気付きも生まれるでしょう。

同じ参考書で勉強しても、そこに主体性があるかどうかで、結果は全然違ってくると私も思います。「この問題ではこれが正解だったけれども、この仮説だとこうなるから、この場合はこうなるのではないか。確か類題があったから調べてみよう」といったように主体的に学習をどんどん発展させられる人は、本試験で応用問題が出題されても対応できる柔軟性が身につきます。「仮説→検証」のプロセスで「硬直化した知識」が「柔軟性のある知恵」に変わるからです。

今日が休日なので、4月公開テストのスコアのネット発表は明日の正午でしょうね。いつも月曜日が休日の場合は火曜日発表なので。ということで、スコア発表用の記事は明日UPします。何点だったのか楽しみですよね。

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