「プロフェッショナル・仕事の流儀」の中で、人気漫画家の浦沢直樹さんは、クリエイティブな作品を次々と生み出す秘訣について聞かれてこう答えています。

恐怖です。
いつでも自分が気を抜いたら転げ落ちるっていう。
恐怖から逃れるために次から次からこなしてるかもしれないですね。

私が990を継続している要因の一つも、「恐怖」です。それは990を逃したらどうしよう、という恐怖ではありません。一度でも試験で手を抜いたら講師や著者としてだめになってしまうのではないか、という恐怖です(実際にはそんなことはないのでしょうが)。その恐怖から逃れるために試験に没頭しているのかもしれません。

ちなみに、200問全問正解しよう、とは思っていませんし、全問正解に対するこだわりもありません。リスニングでは単純に聞き逃しもありますし、わからない問題があっても、「ま、いいか」と気持ちに余裕を持つようにしています。ロボットではないので、少しくらい間違った方が健全な気もしますしね。全問正解は結果にすぎません。

冒頭で紹介した浦沢さんは、普段漫画を描く際に意識していることについて、こうおっしゃっています。

目の前の一コマにいい絵を入れる。

これは私の試験に対する姿勢と全く同じです。とにかく目の前の一問にベストを尽くす、それを200番まで積み重ねる、それしか考えていません。もし、実力を出し切って990が取れなかったら仕方がありませんし、また次頑張ればいいだけの話です。あまりスコアを意識しすぎると、実力が出し切れなくなってしまう気がします。

ヒロ前田さんが「TOEIC小説」の発売を記念して、新宿の紀伊国屋書店でイベントを開催されるようです。ご興味のある方はこちらの記事をご覧ください。まだ申し込み可能かと思います(締め切っていたらすみません)。私もお邪魔する予定です。

PS:そういえば昔、楳図かずお先生の漫画で「恐怖」ってありました。「赤ん坊少女タマミ」もそうですが、楳図先生の恐怖漫画はとても怖かった記憶があります。


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TOEICからTOEFULへ
大学入試にTOEFULが導入され、大学の授業でもTOEFULが中心になりますね。この流れでいくとTOEICの役割はそろそろ終焉を迎えるのでは?
TOEIC講師はそのへんに恐怖を感じて対処しないといけませんね。
SHENANIGAN | URL | 2013/03/26/Tue 12:23 [EDIT]
SHENANIGANさん
TOEFLの導入がTOEICにどういう影響を及ぼすのかはわかりませんが、大学受験や留学はTOEFL、就職や仕事にはTOEICといった棲み分けが起こるかもしれませんね。おっしゃる通り、TOEIC講師もそうした世の中の流れを注視する必要があると思います。
TEX加藤 | URL | 2013/03/26/Tue 12:29 [EDIT]

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