典型的な例がPart2です。1問ごとに目まぐるしくシチュエーションが変わる中、想像力をフル回転させ、パッパッとイメージを切り替えられる人はこのパートが得意なはずです。逆に、どういう状況の会話なのかがピンとこないと、素早く反応することができません。私が普段指導している学生の間でも、Part2は得手不得手が両極端に分かれますが、その原因の一つは「想像力の差」にあると感じています。
「想像力」は仕事でも重要でしょう。私は前職で商品企画の仕事をしていましたが、「自分がもしお客様だったら」と想像する力がないとヒット商品を生み出すことは不可能です。
講師の仕事も同じです。私が指導している学生を例に取ると、「次のテストで600点取れないと進級できない」「英語が苦手で初めてTOEICを受けたら200点台だった」「900点台でTOEICには食傷気味」といったそれぞれの気持ちを想像できないと授業はうまく行きません。毎回授業の前に私が行うことは、「今、このクラスの生徒の多くは何を求めているか」を想像することです。もちろん、想像が外れて失敗することもありますが、「生徒の気持ちで考える」姿勢を失くしてはいけないと思っています。
私がTOEICを飽きもせずに受け続け、990をキープできているのは、子供の頃から旺盛だった「想像力」のおかげかもしれません。毎回受験のたびに、架空の世界である「TOEICの世界」の住人になり切って、試験を楽しんでいますからね。そう考えると、「TOEICの世界」をテーマにしたストーリー仕立ての対策書があるといいかもしれません。どなたか書いてくれませんかね(他力本願寺)。
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あ、あけましておめでとうございます。(順番逆ですみません)

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