
出版社よりの連絡で、『でる1000問』の累計発行部数(旧版含む)が30万部を突破しました。2000円以上するTOEICの文法書がこんなに売れるとは、書いた本人もびっくりです(もちろんうれしいのですが)。発売になった2015年は、年間で確か2-3万部でしたが、売れ行きがじわじわ伸びています。『でる1000問』のアスク出版は大手ではありません。僕の知っている限り、広告は出していませんし、取引先の書店数も限られています。それでもここまで売れたのは、地道な店頭販促活動と、口コミの力だと思います。SNS全盛の今の時代、「これいいよ」と人に勧めたくなる本を書けば、お金をかけて宣伝しなくても、自然発生的に広まっていくのだなと、改めて実感しています。
『でる1000問』のベースになったのは、脱サラして半年近く、月数回TOEICを教える以外は何もしていなかった時期に作りためた問題です。なぜかPart5の問題作りに魅せられてしまい、毎日何時間も、時には朝から深夜まで、ひたすら問題を作っていました。ときどき隙間風が入ってくる暖房のないアパートで、テニスのベンチコートを着ながら、深夜に問題を作っていたことを思い出します。単純に楽しいから作っていたのですが、それが『でる1000問』につながったのですから、人生に無駄なことなどない、って本当ですね。
『金のフレーズ』は、累計発行部数(旧版含む)が140万部を突破しました。2017年に発売した改訂版単独でも、次回の増刷で100万部に達しそうです。金フレもヒットの最大の要因は口コミです。さまざまな形で人に勧めて頂いた読者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。今後も読者の皆様のスコアアップにつながる本を書けるようがんばります。
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