第209回TOEIC感想

本日のTOEIC公開テストを受験された皆さん、お疲れ様でした。私は4MIC11のマイナーフォーム(解答用紙A面がグリーン)を受験しました。試験終了後、会場へ向かう途中で教え子と遭遇。偶然同じ教室だったようです。「いやあ、今日の試験は易しかったね」と言ってショックを与えてしまったのですが、他の講師の方々をはじめとするネット上の講評では、マイナーフォームは難しかった、との感想が多いようです(著者として致命的な読者とのかい離)。ということで、今回の私の感想は参考程度にご覧ください。

パート1 やや易 これは経験則ですが、このパートを難しく感じる要因の一つは「あせり」です。一つの選択肢を聞きのがすと、あせりで冷静さを失い、連鎖的に聞き取れなくなるんです。「写ってない名詞やしてない動詞が聞こえたら×」の鉄則に従って、落ち着いて消去法で解けばたいていの場合何とかなります(それでも何とかならないのは難問か実力不足です)。

パート2 普通 1問目の冒頭がWhenかWhereかを聞きのがしたのですが、消去法で解けました(この区別を1問目に持ってくるのは止めてほしい)。受験者を悩ませた聞きづらい新英国人女性ナレーターは登場しませんでした(不評だったのでしょうか)。とにかくこのパートでは、「英会話を意識して、自然な答えを選ぶ」ことを心がけると正解率が上がると思います。

パート3 やや難 選択肢が長めで、シチュエーションがつかみづらい内容の会話がいくつかありました。このパートでは、設問の先読みに気を取られて、「木を見て森を見ず」にならないことが重要です。誰がどこでどんなことを話しているのか、をつかむよう意識すれば、大崩れしないようになります。

パート4 やや易 特に前半は易しかったと思います。選択肢も短めで、トークの内容も比較的平易でした。

パート5 普通。超難問はありませんでしたが、やや構文が複雑な問題が散見されました。
パート6 やや易 文脈系の難問はありませんでした。
パート7 やや易 選択肢が作りこまれていて、正解が絞り込みづらい問題はいくつかありましたが、全体の文書量が少なく、戻って確認しても時間をそれほど取られませんでした。

リーディングパートは、Part5/6に15分、Part7に45分の計60分で解き終わり、15分余りました。いつもは10分程度しか余らないので、普段より早く終わったことになります。試験が終わった瞬間は、ここ最近で最も易しかったように感じました。まあ易しく感じた時に限って凡ミスで990を逃すことは過去にもあったので、試験後の感想はあまりあてになりませんが。今回のマイナーフォームのRの495ラインは全問正解のみと予想します。

ふと思ったのですが、TOEICをこうして受け続けなければ、血の通った温かみのある参考書は作れない気がします。もちろん、ただ毎回受験すれば書けるというものでもありませんが。TOEICを毎回受けることでしか得られないモノが確かにあります。『金フレ』がここまでヒットした理由の一つは、機械ではなく職人が作った木製家具のような、「目に見えない温かみ」が読者に伝わったからかもしれません。

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3月TOEIC正解数換算表
皆さん、多数情報をお寄せいただき、ありがとうございます。3月公開テストの換算表ができました。クリックすると拡大します。
4MIC6.jpg 4MIC7.jpg

新形式の問題が導入される今年5月の公開テスト以降、リスニングのスコアシート上に、「フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる」という項目(L5)が増えます。イメージはこんな感じです。

AM.jpg

すでに一部の問題はこの項目に仕分けされていると推測されます。3月の試験では、4MIC6で17問、4MIC7で18問がこの項目に計上されているようです。つまり、「この表で計算した誤答数+幻のL5の誤答数」が実際の誤答数になります。このL5の項目が表示されればリスニングの正解数がはっきりするのですが、現行形式の間は表示されない模様です。

リーディングでは重複問題(二つの項目に重複計上される問題)があるので、換算表で単純計算した誤答数より実際の誤答数の方が少ない可能性があります。なお、今回、Readingの495ラインは、4MIC6が2ミス、4MIC7が1ミスだったようです。

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第209回TOEIC神社
現行形式ラストの公開テストが4月10日に開催されます。恒例となりましたが、この公開テストにかける皆さんの思いを以下のテンプレートを使って示し、テストに向けて気持ちを高めてください。 それにしても、10年続いた形式が終わるかと思うと、感慨深いものがありますね。私は10年前はサラリーマンで、玩具の企画に携わっていました。当時は、TOEIC講師に転身する考えなんてまったくありませんでした。TOEICを受けることすら考えもしていなかったんです。人生分からないものですね。

【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】

記入例
【お名前】国際花子
【今回の目標スコア】 900
【過去最高点】 850
【ひとこと】900取って会社から報奨金をGetします!

上記のようなコメントを書いた後、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下にあるTOEIC神社バナーをクリックしてください。目標スコアを達成したご自身の成功イメージを頭に描いてクリックするとよいかもしれません。

↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。
3月公開テスト正解数分析用記事
すでに3月公開テストのスコアシートが届き始めているようですね(気づかなくてすみません)。地域によって到着日にばらつきが出るかと思いますが、随時スコアシートの数字をご報告いただけると助かります。当ブログへのスコア報告はハイスコアの方が多いので、報告するのに気が引けてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、スコアが何点であれ気軽にご報告いただけると嬉しいです。分析の都合上、幅広いスコアレンジの方にご報告いただけると私も助かります。なお、フォームが違うとAM(Abilities Measured)の数字も異なりますので、必ずフォーム番号(4MIC6または4MIC7)を明記してください。メジャー(解答用紙A面がピンクなら4MIC6、グリーンなら4MIC7です)。

<記入例>
【お名前】国際花子
【フォーム】4LMIC6
【スコア】L330 R270 T600
【LAM】86 59 72 60
【RAM】50 67 38 50 73

ご報告の際は、以下あらかじめご確認ください。

(1)スコアと数字は念のため、送信前に再度ご確認ください。
(2)この分析は私が勝手に個人で行っているものなので、公式のものではありません。
(3)コメント欄にはご返事はしませんが、結果をまとめた表をUPさせていただきます

ご協力よろしくお願いします。

PS:今週日曜日はいよいよ現行形式ラストの公開テストですね。気負わず今まで通り平常心で受験したいと思います。受験される皆さん、がんばりましょう。

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講師急募のお知らせ
神田外語学院採用担当窓口の加藤です。
4/18から始まる新学期で、以下の授業をご担当いただける方を急募します。

担当科目:TOEIC LR
時限:月曜3限(13:40~15:15)、月曜4限(15:25~17:00)
期間:4/18~8/1(1学期) 9/1~12/19(2学期)
レベル:400~500点台
クラス人数:30名程度
指定教科書:学校から支給
給与:90分1コマ¥6060(交通費別途支給。最初の三か月間は¥5400)
場所:神田外語学院(神田駅前徒歩3分)
応募条件:大卒上、英語の教授経験があること、55歳程度まで
担当:神田外語学院教育部 加藤武彦
応募先メール:kato-t@kifl.ac.jp

学生相手のTOEIC指導の場としてはとてもやりがいがあると思います。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非ご応募ください。勤務開始日は4/18が理想ですが、応相談です。書類選考後、面接とサンプルレッスンを行っていただきます。尚、応募は先着順に検討させていただきます。

ご質問がありましたらお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。


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3月公開テスト結果報告用記事
3月に行われたTOEIC公開テストの結果が4月4日(月)正午に公式HPで発表されます。ブログ読者の皆さんに、以下のテンプレートを使って結果のご報告を頂けると嬉しいです。

【お名前】
【スコア】 L R T
【過去最高点】
【感想】

記入例
【お名前】 国際花子
【スコア】 L320 R200 T520
【過去最高点】 450
【感想】500点越えました! 嬉しいです。 次は600点目指して頑張ります!

上記のようなコメントを書いた後、結果が期待通りだった方は喜びの気持ちを込めて、期待に達しなかった方はお祓いの意味と次のテストへの飛躍を誓って、「えいっ」と気合を入れながら、お賽銭代わりにページ下部のTOEIC神社のバナーをクリックしていただけるとご利益があるかもしれません。

PS:私は学校のTOEIC合宿に参加していたため3月の試験は未受験でしたが、今週末の公開テストはもちろん受験します。現行形式の公開テストもいよいよ最終回です。全力投球で有終の美を飾りましょう。

↓TOEIC神社です。祈願成就の鐘を鳴らしてください。
『入門特急』の増補改訂版が出ます。5月公開テストから始まる一部新形式導入に合わせ、新形式の問題を約40ページ分増補し、必要な部分(意外に多くて数十か所あった)を改訂したものです。この本は、主に初めて受験される方を対象にした入門書なので、新形式導入前に改定することにしました。試験前に本を購入し、実際に試験を受けたら各パートの問題数や一部問題形式が違った、というのは読者にとってもよくないでしょうから。幸い、新書サイズということもあり、スピーディーに改定できました。今週末には店頭に並ぶ予定です。

『入門特急』のオリジナル版が出たのは今から5年前です。僕がサラリーマンからTOEIC講師に転身して間もないころでした。当時は、まだ本を書き始めたばかりだったので、どのように書けばいいのか試行錯誤していました。自分で本を書けるうれしさから、書きたいことを勢いに任せて書きまくったことを覚えています(確か原稿の三分の一程度をカットされた)。改めて読み直して見ると、ちょっと恥ずかしくなるような文体で書かれている部分もありますが、勢いがこの本の持ち味の一つでもあるので、オリジナル版の本文は基本的にそのまま残しました。

アマゾンを見ると、今月から来月にかけて、新形式対応の参考書や問題集がたくさん出るようですね。『入門特急』の共著者でもあるロスの名前をあちらこちらで目にします。『入門特急』は割とのんびり作ったと記憶しているのですが、今では彼も超多忙なようです。5年前は、彼もまさかこんな状況になるとは思ってもいなかったでしょう。僕もそれから何冊も本を出せるとは思っていませんでした。人生分からないものです。

『金フレ』の改定作業もボチボチと進めています。こちらはマイナーチェンジではなく、かなり大がかりな作業になりそうです。新形式の試験を数回受けて最終調整し、今秋には出したいと考えています(遅れないといいのですが)。

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