一般の書店では30日ごろから店頭に並ぶはずですが、それに先駆けて、本日より紀伊国屋書店新宿本店で発売になりました(出版社の方が手持ちで納品されたのだと思います)。出版記念のイベントも同店で行う予定で、このブログで告知しようと思っていたのですが、定員の40名が即日満員になったようです。ご予約頂いた方、ありがとうございます。ブログ読者の皆様、告知が遅くなりすみません。本は一生懸命書きましたので、そちらを楽しんで頂ければと思います。
なお、誤植等のご報告(考えたくはありませんが)や、ご質問に関しては、出版社のサイトにて承りますので、こちらをご利用ください。実際に使用してのご感想等は、texkatotoeic@yahoo.co.jpまでお寄せ頂ければと思います。読者の皆様に気に入って頂けるとよいのですが。
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Part1 普通 超難問はなかったと思いますが、消去法をうまく活用しないと難しい問題がいくつかありました。
Part2 やや難 前半からやや難しめの問題が最近は出ますね。特に初中級者の方にはかなり難しく感じられたと思います。
Part3 やや難 話の流れがつかみづらく、設問も難しめの問題がいくつかありました。
Part4 やや易 標準的な問題が多く、Part3と比べて易しかったと思います。
Part5 やや難 101からいきなり難しかったですね。全般的に難易度がかなり高かったと思います。私も一問ミスした気がします。まずい。Part5の本を出すのに。でもまあ語彙問題だったからいいかな(いやよくない)。
Part6 普通 しっかり内容を理解していないと解けない文脈タイプの問題が数問ありましたが、標準的なレベルだったと思います。
Part7 普通 ネット上の意見では、読ませる量が多く、難しかったとの感想が多いようですね。私はいつも全文読んで解いているので、あまり普段と難易度は変わらないように感じました。なんて書いていてミスしているかもしれませんが。
リーディングはレベルが高かったので、1もしくは2ミスまで495ではないかと思います。受けている時は、「日曜日になんでこんなに辛いことをしてるんだ」と思ったりもしますが、終わるとまたがんばろう、と思えるのがTOEICの魅力ですよね。
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【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】
記入例
【お名前】国際花子
【今回の目標スコア】 600
【過去最高点】 500
【ひとこと】600取って就職活動がんばります!
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PS:私が連続受験をスタートした2008年6月の公開テストが第何回だったのかを調べてみると、第139回でした。あれから約7年。毎回全力受験を継続してきたことで、講師や著者としての道が開けた気がします。TOEIC講師として、できる限り公開テストを受験することは仕事だと思っています。また、英語を勉強する一学習者、一受験者として、公開テストは学びの場でもあります。もちろん今回も試験に全力投球します。皆さん、がんばりましょう。
↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。


その後、主に週末を利用して断続的に作業していたものの、私の筆がなかなか進まず、2013年(遅すぎ)に、「文法問題1000問」への企画変更を私からお願いしました。いつまでも本ができないとTさんにも申し訳ないですし、普段の授業を通じて、文法問題の大量演習がスコアアップに効果的だと実感したので、それを形にした方が、より多くの読者のためになるのではと考えたのです。TOEICの「語彙」について書きたいことを「金フレ」という形にできたので、「文法」についてのエッセンスを別の形でまとめてみたいという個人的な思いもありました。
5年前、会社を退職し、TOEIC講師に転職するまでの半年間に、Part5の問題を1000問以上作り、ストックしていました。仕事がないので、PCの前で朝から深夜まで連日作業していたことを今でも思い出します。終日部屋にこもって作業していても不思議と飽きなかったですね。単純に問題作成の楽しさに目覚めたのだと思います。
その1000問から文法問題を厳選し、公開テスト・公式教材・韓国の最新情報等を参考にしつつ新問を随時加え、削除・修正・更新を繰り返し、最終的に1019問になりました。問題数が1019(トーイック)になったのはまったくの偶然です。問題作成には、この分野の第一人者のロス(彼は本当に真摯で、仕事が速く質が高い)が全面的に協力してくれました。彼なしにはこの本が完成することはなかっただろう(仮定法)。
この本の構成は、「文法項目別のパターン演習→模試」という流れになっています。1019問をランダムに並べた問題と解答だけの「文法問題千本ノック(別冊)」が付いていますから、上級者の方はそこだけ取り外して持ち歩くこともできます。電車の中で解き、気になる部分に印をつけ、家に帰って該当箇所の解説や文法書をあたる、という使い方も効率的でしょう。
収録した問題は、なるべく正解が重複しないようにはしましたが、問題文は異なるものの正解は同じ、という問題はあります(特に接続詞・代名詞・前置詞・ペア問題等)。出題範囲が狭いTOEICという試験の性格上、ご了承いただければと思います。もちろん、同じ模試の中や近くに同じ正解がないよう、問題の配置には留意しました。
解説は、今の私の持てる限りの力で書きました。家にあるさまざまな文法書をあれこれ参照しつつ、何度も書き直し、TOEICという試験で必要とされる範囲の情報は網羅できたと思います。文字数制限の中、解説の分かりやすさ(あるいはキレ)を重視するため、あえて断言調にした部分も多々あります。たとえば、「Xは可算名詞なので、単数・無冠詞で用いることはできない」を、「Xは、英国ではYの意味の不可算名詞で用いられることもあるが、ここでは文意に合わない。また、TOEICのリーディング・セクションで用いられる英語は原則として米語で、Xは可算名詞である。可算名詞は、単数形で用いる場合、冠詞や指示代名詞、代名詞の所有格といった限定詞が原則として必要(ただし、XZのような複合名詞の場合、限定詞なしで形容詞的に用いられることもある)」などと書くと冗長でポイントがわかりづらいですし、文字数の上限を大幅にオーバーしてしまいます。本書では、あくまで「TOEICで必要な範囲内」に絞って解説を書きましたので、より知識を深めたい方は、専門書(おすすめの文法書のページも設けました)をあたられることをお勧めします。
最後に、アマゾンにもページを抜粋した画像がありますが、担当編集者Tさん(TOEIC990点保持者)のさまざまな工夫のおかげで、わかりやすさが格段に増しました。太字や波線、イラスト等を盛り込むことで、単なる解説の羅列に終わらない生きた紙面になったと思います。
以上、新刊について長々と書きましたが、「金フレ」同様、一人でも多くの読者のスコアアップのお役に立てればと願っています。約2500円と高額ですので、「金フレ」のように手軽に購入、というわけにはいかないと思いますが、5/30の発売日以降、店頭で手に取り、よろしければ、勉強のお供にしていただければうれしいです。
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初めて表をご覧になる場合の表の見方につきましては、こちらの記事をご参照ください。AMの項目の内容につきましては、こちらの記事をご覧ください。
PS:新刊のアマゾンでの予約が始まりました。既にご予約をいただいている方もいらっしゃるようでありがたいです。アマゾンの商品紹介に「構想3年、執筆2年」とありますが、「そんなにかかったのかあ」という感じです。最初は、「初心者向けの読み物形式の文法書」の企画でスタートしたのですが、諸事情により途中で断念。「文法問題だけを大量に解く問題集を作りたい」という私の勝手な要望を編集者に受け入れていただき、この本の執筆作業が始まりました。本格的に執筆に取り掛かったのは2014年に入ってからだったと思います。とにかく、今の私の持てる力はオールアウトで出し切りました。単語と文法の基本ができている方が一冊こなせば、確実にスコアアップにつながるはずです。残念ながら今月の公開テストには間に合いませんが、店頭で手に取ってご覧いただければうれしいです。
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<記入例>
【お名前】国際花子
【フォーム】4LIC10
【スコア】L330 R270 T600
【LAM】86 59 72 60
【RAM】50 67 38 50 73
ご報告の際は、以下あらかじめご確認ください。
(1)スコアと数字は念のため、送信前に再度ご確認ください。
(2)この分析は私が勝手に個人で行っているものなので、公式のものではありません。
(3)コメント欄にはご返事はしませんが、結果をまとめた表をUPさせていただきます
ご協力よろしくお願いします。
PS:今月末発売予定の文法問題集の問題数が1019問で、奇しくも「トーイック」になりました。私も編集者の方もまったく意図しておらず(そんな余裕はありません)、印刷直前に気づきました。こんな偶然ってあるんですね。嘘のような本当の話です。まあ、だから何だと言われても困りますが。

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【お名前】
【スコア】 L R T
【過去最高点】
【感想】
記入例
【お名前】 国際花子
【スコア】 L320 R200 T520
【過去最高点】 450
【感想】500点越えました! 嬉しいです。 次は600点目指して頑張ります!
上記のようなコメントを書いた後、結果が期待通りだった方は喜びの気持ちを込めて、期待に達しなかった方はお祓いの意味と次のテストへの飛躍を誓って、「えいっ」と気合を入れながら、お賽銭代わりにページ下部の人気ブログランキングのバナーをクリックしていただけるとご利益があるかもしれません。


新刊は現在校正作業中です。何せ600ページもあるので、原稿に目を通すだけでもかなりの作業量です(GWを利用して一通りチェックが終了)。レイアウト段階になると、空いたスペースを埋める原稿や前書きを書くという作業も生じます。ここまでくれば、出版まで後ひと踏ん張りです。
ほとんど更新しないにもかかわらず、当ブログをご訪問いただいている読者の皆様に、今日は前書きの一部を抜粋して紹介させていただきます。
本書は、TOEICのPart5(短文穴埋め問題)で出題されるタイプの文法問題を約1000問収録した問題集です(語彙問題やPart6は取り上げていません)。私の過去7年・計70回(2015年4月時点)の受験経験、実際の試験や公式教材等を通じたTOEIC研究、日々の授業の現場で得た解説のノウハウ、といったもののエッセンスをすべてつぎ込みました。問題作成にあたっては、TOEICに精通しているRoss Tulloch氏の協力を得ました。
2012年3月の発売後、3年で20万部を突破した自著「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」(朝日新聞出版)には、「TOEICに出る単語のみ」を掲載し、読者から好評を得ました。本書では、「TOEICに出る文法項目のみ」を取り上げています。この2冊は、体裁は対照的ですが、「できる限り効率的に読者にスコアアップしていただきたい」という底流にある私の思いは同じです。
本書の構成は以下の通りです。
1. 問題の解き方・練習問題(問題タイプ別)
「品詞」「動詞」「前置詞orと接続詞」いった問題タイプ別の解き方の基本を学びます。
2. トレーニング(問題タイプ別)
同じタイプの問題を繰り返し解き、解き方のコツをつかみます。
3. 文法ミニ模試(40問×9セット)
総仕上げの模試(1・2とは異なる問題)です。
4. ランダム1000問(1~3をまとめたもの)
1000問通しで解きたい上級者向けの付録です。
野球の1000本ノックのように、本書の1000問を解き終えれば、どんな打球(文法問題)が来ても対応できるしっかりした基本姿勢が身につくはずです。1000問やり抜くのは決して楽ではありませんが、フルマラソンのように、完走した人にしかわからない充実感と、成長した自分がきっとゴールの先に待っています。
本書が、TOEICという壁を突破し、皆さんの未来を切り拓く一冊になることを願っています。
2015年5月 TEX加藤
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