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TOEIC形式の論述問題
公式HPでまだテスト結果の発送通知が掲載されていないので、スコアシートが届くのは明日以降になりそうです。発送スケジュールが回によってまちまちなのはなぜなんでしょうね。謎です。

さて、今日はこういう問題を作ってみました。

問:以下の問題の正解は(C)である。選択肢(A)(B)(D)が不正解である理由を、文法的視点から順を追って説明せよ。なお、選択肢の語句に文法的な誤りはないものとする。

Revised policies for returns and exchanges at TEX Clothing Mart, a local wholesaler of women’s clothing, ------- on September 1st.
(A) to implement
(B) has implemented 
(C) will be implemented  
(D) are implementing


<解答例>
修飾語や挿入句を取り除いたこの文の基本構造は、Revised policies(S) -------(V).である。空所には主語Revised policiesの述語動詞が求められているので、文法的に名詞・形容詞・副詞のいずれかの役割を果たし、述語動詞にはならない(A)のto不定詞は不適切。また、主語が複数形であることから、主語が3人称単数で現在時制の場合のみ動詞に付くsが付いている(B)は主述が一致しない。次に、選択肢(C)を見ると、be動詞に過去分詞が付いた受動態である。受動態は、他動詞の目的語が主語になったものであり、自動詞は受動態にできない。よって、このimplementという動詞は他動詞であると判断できる。他動詞の場合、能動態なら必ず目的語となる名詞が直後に必要であるが、この文の基本構造は、冒頭で見た通り、Revised policies(S) ------- (V).であり、空所後に目的語は存在しない。よって、能動態である(D)は文法的に誤りである。


上級者向けには、単に選択肢から答えを選ぶのではなく、こういう論理的思考過程を問う問題集やセミナーがあってもいいかもしれませんね。上級者の場合、知識の「広さ」より「深さ」で差がつく気がするので。語彙問題でも、たとえば、「以下の問題の正解は(A)であるが、選択肢の他動詞の目的語として使われる名詞をそれぞれ3つずつ書け。ただし重複は不可とする」とか。こういう問題をしっかり考えて解けば、普通の問題演習よりはるかに力が付く気がします。

などと書きつつ、私は日常業務で今のところ手いっぱいなので、ブログで時折出題させていただく程度でご容赦ください。

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