直感力
将棋の羽生善治・永世名人の最新刊「直感力」(PHP新書)を読みました。私は将棋の専門書以外の羽生さんの著書はすべて読んでいて、羽生さんが出演された回の「プロフェッショナル仕事の流儀」は何度も見返しているほどの羽生ファンです。

将棋とTOEICにはいくつか共通点があると私は感じています。その一つが、この「直感力」です。羽生さんはこの本の中でこう書かれています。

もがき、努力したすべての経験をいわば土壌として、そこからある瞬間、生み出されるものが直感なのだ。

これはTOEICでも同じですね。たとえば、私は、先日、「新公式問題集Vol.5」が発売になった際、自分の「直感力」を試すため、Part5の40問を5分で解いてみました(あまり意味のないことなので皆さんにはお勧めしません)。結果は1問ミス。仕事柄、「TOEICで正解になりそうな答え」が直感でわかるようになっているということでしょう。まあ年中TOEICばっかりやってるわけですから、当然と言えば当然ですが。

セミナー等で拝見していると、特に上級者の方は、「直感で選んだ答えを変えて間違う」ケースが多いように感じます。直感で答えを選んだものの、後付けで理由を考え答えを変えてしまい、結果的に間違ってしまうわけです。

普段しっかり英語学習やTOEIC対策に取り組まれている方は、本試験で答えに迷ったら、直感を信じた方がよいかもしれません。仮にそれで間違っても、答えを変えて間違った時よりダメージも少ないはずです。羽生さんはこの点についてこう書かれています。

それ(直感)に基づいた選択がベストでなかったとしても、少なくとも自分のスタイルには合っているはずだ。だから、次にミスをする可能性も小さいし、ある種の心地よさも内包している。

教室では、「変えなきゃよかった」という声はよく聞きますが、「変えればよかった」という声はほとんど聞きません。それだけ人間の「直感力」は侮れないということでしょうね。私も「迷った時は直感」を意識するようにしています。先日間違ったと書いたPart7の同義語問題も、直感で選んだものが合っていたようです。答えを変えなくてよかったです。


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