第三のフォーム
今回の公開テストで話題になったのが、6年ぶりに3種類の問題が使用されたことです。具体的には、

4IIC21(ピンク) 4IIC22(グリーン) 4IIC23(ブルー)

の3つのフォーム(カッコ内は問題用紙を留めるシールの色)が使用されました。

ネット上の情報からは、このうち、4IIC21と4IIC22は従来と同じく、一部が共通問題で、メジャーとマイナーという位置づけは同じだったと思われます。ところが、4IIC23だけは、他のフォームとの共通問題や、過去問のリサイクルがなく、突然現れた単独フォームのようです。

ETSが3種類目の問題を新たに作って今回使用したとは考えづらいので、おそらくこれは、同日に開催された韓国の公開テストとの共通問題ではないかと推測し、ネットで調べてみたところ、やはりそのようです。4IIC23を受験された方の情報と、韓国の受験者の情報が完全に合致しています。つまり、4IIC21(メジャー)、4IIC22(マイナー)、4IIC23(韓国)の3種類のフォームが使用されたことになります。

過去の歴史を振り返ると、昨日の記事にも書いた通り、2006年5月の新TOEIC移行直後は、フォームは2種類ではなく、たとえば、第125回(2006年9月)公開テストの問題フォームは以下の5種類でした。

4CIC16赤紫 4CIC17緑 4CIC18オレンジ 4CIC19青 4CIC20茶

この翌月に行われた第126回(2006年10月)公開テストから問題は2種類になり、現在まで続いてきました。ちなみに、日本と韓国では、2006年5月から9月までは共通フォームが使用され、2006年10月以降は別の問題が使用されています。

今回3種類目の日韓共通フォームを使用したのは、日韓の試験問題の妥当性のチェックや微調整のためではないかと私は推測しています。2006年9月に5種類の問題を使用したのもそのためではないかと思います。

以前ブログで記事にしましたが、日本と韓国のTOEIC公開テストの平均スコアには70点近い差があります。

2011年度公開テスト平均点
日本 576.9(L317.1 R259.8)
韓国 633.8(L344.9 R288.8)

この原因が日韓の受験者の実力差なのか、それとも試験問題の難易度に差があるのか、といったことも今回の実験でわかりそうです。

来月以降の公開テストで何種類のフォームが使用されるのかは不明ですが、チェック目的なら今回限り、あるいは、年内一杯でまた2種類に戻るのではないかと思います。日韓同日同時刻開催、統一フォーム、リサイクルなし、が理想でしょうが、現実的には難しいのかもしれません。

以上TOEICオタクニュースでした。


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