たのしい英文法
エッセンスでの授業を終え、夕方、駅ビルの書店で本を購入して外に出てみたら、ものすごい雨でした。ずっと晴天続きだったストレスを雨が解消しているかのような、叩きつけるような勢いです。まあこういうときはじたばたしても仕方ないので、駅ビルに戻り、ドトールでアイスカフェラテを飲みながら、読書しつつ雨が過ぎ去るのを待つことにしました。

私はスタバやタリーズよりドトール派です。なんでドトールだと落ち着くのかなあと、あれこれ理由を考えてみたのですが、大学時代のテニス部の同期のYの影響だという結論に至りました。まあもちろん、オヤジが入りやすい雰囲気だから、という理由もありますが。

私の学生時代、スタバやタリーズは当然なく、ドトールのことも知らなかったのですが、ある日の練習後、Yが、「梅田に150円でうまいコーヒーが飲める店ができたで。行こうや」と誘ってきたんです。「150円ってえらい安いなあ。ほんまに美味しいんかいな」と疑いつつ入ったのが最初でした。実際、150円でコーヒーもおいしくて、それ以来、練習帰りにドトールに立ち寄るのが定番コースになったんです。社会人になってからもその習慣は変わらず、見知らぬ土地でもまず探すのはドトール、というくらい、私にとってはオアシス的な存在です。

雨宿りに入ったドトールで私が読んだのは、先日ブックオフで購入した「だから、あなたも生きぬいて」(大平光代著・講談社文庫)です。いじめを苦に中学時代に割腹自殺未遂。その後非行に走り、16歳で暴力団組長と結婚。クラブホステス時代に人生を変える出会いがあり、一念発起。宅建、司法書士、ついには司法試験に一発合格、という大平さんの人生については、ご存じの方も多いかと思います。

この本の中に、大平さんが英語のやり直し学習をするシーンが出てきます。中学校の教科書ガイドを読んでもしっかり内容が理解できなかった大平さんは、書店で見つけた「たのしい英文法」(林野滋樹著・三友社出版)を読んだ瞬間、「この本や、探してたんは、こんな本や」と思い購入します。丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を、わかりやすく語りかけるように説明してくれるこの本のおかげで、大平さんは、それまで理解できなかった部分がわかるようになり、中学英語の基礎が固まったのです。

一冊の英文法書がこうして一人の人生を変えるのに役立つとは、著者冥利に尽きますよね。私もこういう本を書いてみたいなあ思います。「たのしいTOEIC TESTの英文法」を書くのが次の目標です。

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