今、外は、春の嵐、って感じのすごい風です。この風がやむと春になるのでしょうか。これから先は暖かくなる一方だと思うとなんだか嬉しいですね。
今日はパート6の実況中継です。と言っても、私の場合は頭から全文読み、答えがわかった時点でマークする、といった解き方なので、昨日のパート5の実況中継に特に付け加えることはありません。
私がこのパートで注意しているのは、「全体の話の流れ」です。特に上級者がパート6でミスするのは、多くの場合、前後の文脈から答えを判断するタイプの問題ですので、全体の話の流れをとらえ、視点が狭くならないように心がけています。
時間管理の視点では、空所の入っていない部分はざっくりと読み進め、空所の入った一文は丁寧に読む、といったスピードの強弱をつけ、時間をかけすぎないことが大切です。私の場合、パート6全体を5-6分で解いています。パート5終了が13時58分ごろ、パート6終了が14時3分ごろ、という感じです。
パート6では、「はまらないこと」も大切です。特に接続語の問題などは、どうしても時間をかけすぎてしまいがちですが、直感を信じて答えを即断し、パート7へ向けていい流れを作ることを意識すると良いと思います。
明日のエッセンスの授業から、いよいよ新学期がスタートします。この2週間は、本の整理をしたり、TVを購入したりして、のんびり過ごしてしまいましたが、新たな気持ちで授業に臨みたいですね。
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今日はパート5です。
私の場合、まず設問文を頭から意味を理解しつつ読み進め、空所に来たらちらっと選択肢を見て、「あら、品詞問題ね」「語彙問題だわ」と奥様風に(別に普通にチェックしてもいいんだけど)問題タイプをチェックします。その時点では基本的には解答せず、そのまま最後まで読み切り、文法問題であっても全文の意味を把握した上で、答えを選ぶようにしています。
「空所の前後だけ読めば解ける問題もあるから時間がもったいないんじゃね」と思われるかもしれませんが、全文読んでも十分制限時間内に解けますし、ETSが制作した英文に触れる機会は貴重なので、受験者・講師・著者としての視点から、なるべく全文読むようにしています。問題を解くという点でも全文読んだ方が確実ですしね。
こうして全文読みながら解き進めると、毎回12-3分で解き終わります。本試験の問題は、品質が一定に保たれているので、解くのに15分以上かかったり、逆に10分で解き終わったりする、ということはありません。問題の質が高いので、流れるように解くことができます。本試験の問題は濁りがないんですよね。質の良くない市販の模試がべとべとした安酒なら、本試験の問題は、ぐいぐい飲めて後味すっきり、の高級酒(あまり飲まないけど)の印象です。
パート5の文法問題は「基本に忠実に解く」ことが大切です。高度な文法知識が必要な問題はほとんど出題されませんし、不正解の選択肢は100%不正解になるように作られていますから、基本に忠実に丁寧に解けば必ず正解できるようになっています。また、出題範囲も限定されていますから、普段の学習の際はそうした頻出の文法事項を中心に、1つの問題をしっかり掘り下げることが大切です。ちなみに直近5回の公開テストの出題傾向はおおよそこんな感じです。

語彙問題は「なるべく和訳しない」ことですね。私の場合は、英語のフィーリングを生かしながら、自然に感じられるものを選ぶようにしています。初中級レベルでは、解ける問題をしっかり解き、わからない問題は「3秒で捨てる」気持ちで、時間を浪費しないことも大切です。
「全文読んで構文も意味も理解する」という解き方は、一般の受験者にはあまり参考にならないかもしれませんね。特に初中級レベルでは、「選択肢先読み→問題タイプの把握→空所の前後を中心にチェック」という解き方が基本です。そこから次第に実力をUPさせ、将来的には全文読むことを目指されるとよいのではないでしょうか。
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今日はパート3・4の実況中継です。え、まだ続くの、って声が聞こえた気がしますが、聞かなかったことにして、リスニングセクションだけは終わらせます。
パート2が終わったら、すばやく41-43の先読みに入ります。パート1・2のディレクションのときにも目を通していますので、しっかり選択肢まで内容が頭に入るはずです。会話が始まり、途中で答えが分かったら、聴きながらマーク欄に印だけを付けます。会話が終わったら、印をつけた記号をすばやく塗りつぶします。
私の場合、2問目の読み上げが始まる前にはほとんど解答は終わっています。その時点で解答が終わっているかどうかが自分のペースの目安です。ですから、そのタイミングで解答が終わっていなければ、マークをきれいに塗らずに印をつけるだけにしておいて、次の問題の先読みを優先し、途中で余裕が出た段階で塗りつぶすようにしています。また、すばやくマークできるよう、先の丸い鉛筆を使っています。
もし、「答えに迷ってしまった」「なぜかボーっとしてしまった」「選択肢が長かった」「試験官が自分の好みで気を取られた」といった理由で解答に時間がかかり、次の3問の選択肢まで先読みする余裕がなくなったら、設問だけを先読みします。その余裕すらなかったら、先読みはやめ、聴くことに集中します。TOEICの問題は、先読みしなくてもほとんどは解けますので、焦る必要はありません。先読みができなかったからといって、聴きながら設問や選択肢を読もうとするのは無謀です。私は、とりあえずその3問は先読みなしで解いてリズムを立て直すようにしています。
この他、先読みの際に私が注意していることは、具体的な情報を問う問題はしっかり事前に内容を頭に入れておく、ということです。特に、「午後5時に何が起こりますか」「明日女性がすることは何ですか」「男性の出張先はどこですか」といった「時間」や「日付」、「地名」等が関連する問題は先読みして内容を頭に入れておかないと、「あれ? 何時だっけ」と聞き終った途端忘れてしまうケースがあるので注意が必要です。
このパートでも、終わった問題は振り返ってはいけません。悩んでいるということはわかってないということです。すぐに次の問題に意識を切り替えましょう。パート3が終わったら、「よし、ラスト頑張るぞ」と気合を入れ直し、パート4も同じ流れで解きます。特に後半は疲れもありますから、「ラスト3トーク!」等、自分を励まして踏ん張りましょう。
最後に、私は先読み派ですが、「先読みはどうもせわしなくて嫌だ」「先読みする余裕なんてない」という方もいるでしょうし、解答のペースも実力によって異なります。先読みしなければ、その分気持ちに余裕をもって解くことができるでしょう。私も本番では一つの型にこだわらず、臨機応変に対応することを心がけています。大切なのは、普段の演習を通じて、自分なりの解答スタイルを確立しておくことです。解答方法に正解はありませんから、是非自分に合った方法を試行錯誤しながら見つけてください。
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昨日のパート1に続き、今日はパート2の実況中継です。
パート2のディレクションが1分ほどあるので、その間にパート3の41-43にもう一回目を通します。目を通すのが2回目なので、場合によっては、頭の中でストーリーが予想できることもあります。ただし、予想が外れることもあるので、「こんな感じの会話じゃないかな」と軽くイメージする程度です。
パート2は最も集中力が必要なパートなので、「Now, let us begin with question number 11.」とアナウンスが流れるちょっと前に先読みをやめて呼吸を整え、集中力を高めます。冒頭の単語を聞き逃すと解けないので、そこに意識を集中させ、会話のシーンをイメージします。私の場合、「WHで始まる問いかけにはYes/Noでは答えない」といったテクニックは使いません。あくまで自然な会話になる応答を選ぶことを心がけています。試験テクニックは、聞き取れなかった場合の非常手段ですね。
パート2はペースが速いので、前の問題を引きずると、「さっきのやっぱりCかな。How longって時間だっけ、それとも距離だったっけ。時間だったらAだけど、距離だったらCだよね。どっちかなあ。あ、しまった今の問題聞き逃しちゃった。やばい2問続けてできなかった。どうしよう。冷や汗が出て来た」と、焦りから実力を出し切れなくなる「雪崩現象」が発生します。できなかった問題を振り返っても仕方ないので、次の問題に意識をシフトしましょう。私もうっかり聞き逃すことはありますが、「ま、いいや」と軽く流すようにしています。
パート2では、瞬発力も重要です。「英語→日本語」と訳しているとすばやく対応できないので、「英語脳」をフルに回転させ、日本語が入ってこないようにしています。以前徹夜でTOEICを受験した際、英語脳が働かずに困ったことがあったので、睡眠と栄養を十分取り、朝英文を音読し、会場に向かうまでの車内でナチュラルスピードの英語を聞いて「英語モード」に頭を切り替えるようにしています。このパートを解いている時は、いつもと違う部分の脳が働いている感じが特にしますね。
パート2対策のキーワードをまとめると、「集中力」「会話を意識」「和訳しない」「振り返らない」といった感じでしょうか。このパートを解くときは、日本にいることを忘れて、海外にいる自分をイメージするといいかもしれません。また、上級者の場合、答えに迷ったら、直感を信じた方がよいと思います。書き直すとだいたい間違えるんですよね。不思議なことに。
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今日は、私がどんな感じで公開テストを受験しているのかをちょっとご紹介します。
「まもなくリスニングテストが始まります」というアナウンスが流れたら、出がけにアイロン掛けしてパリっとさせた(ウソです)受験票Aを問題用紙のシール左下に差し込み、「ふんっ」っと鼻息荒く扇状に右に旋回させ、スパッと一刀両断します。受験票Aの保存状態が悪く、ふにゃふにゃでシールが切れなかった場合は、「もーなんなのよ。頼りにならないわね。受験票Aのバカっ」となぜかオカマ風に責任転嫁しつつ、あたふたしながら指で切ります。
パート1のディレクションが約1分半流れている間、まず、写真を10枚ぱらぱらと眺め、難易度が高い風景写真がどの辺にあるのかを確認し、「よっしゃ。ここが山場やな」と心の準備をします。それでも時間はまだ1分くらいあるはずなので、パート3の41-43の先読みをします。まあこれはこの時点で覚えるというよりは、「41番は会話の場所で、選択肢がパン屋・ギフトショップ・薬局・オフィスか」といった感じで軽く目を通す程度です。
そうこうしているうちに「Now. Part 1 will begin.」とアナウンスされるので、1番の写真に戻って集中します。「最近のパート1は難しいから、意表をついて1番から超難問が出るかもしれんな」などと毎回緊張するのですが、そんなことは1度もなく、1番が最も易しいのはいつも同じです。この1番ができた時、「ほっ。全問不正解は免れたようね」と奥様風にほっとしつつ、「よっしゃ。1問ゲットォォォー。次もやったるでぇぇぇ」と気持ちを盛り上げます(ちょっと異常かな)。
最近、公開テストのパート1は難化しているので、気が抜けません。私の場合、「is/are being Ved」と「has/have been Ved」の聞き分けには特に注意しています。もし、うまく聞き取れない選択肢があっても、「ひゃーどないしよー」などとあせらずに、他の選択肢を冷静に聞いて消去法で解きます。難易度の高い風景写真では、たとえば波止場の写真なら、pier, dock, ocean, water, ship, boatといった名詞を頭に浮かべています。そうすれば名詞にはすばやく反応できるので、動詞部分に意識を集中することができます。
パート1では、もし選択肢が流れている途中で正解がわかっても、念のため最後まで聞きます。聞き間違っている可能性もありますから。Dまで聞いて、「よし、やっぱりBが正解だ」と確信を持ってマークします。これを10番まで続け、10問とも自信を持って解けたかどうかに関わらず、「よし、次のパートだ」と気持ちを切り替えます。間違っても、「3つも微妙なのがあったよ。まずいなあ。やっぱり5番の写真はCにしようかなあ」などと振り返ってはいけません。振り返るのは試験後にしましょう。
このほか、私の場合は、受験者と講師・著者の複数の視点で受験しなければならないので、どういうひっかけの選択肢が使われているか、といったこともチェックはしていますが、このあたりは一般の受験者の方には関係のないことなので、ここでは割愛します。
最近のパート1は難しくなっているので、仮にわからない問題があっても気にしないことが一番大切です。パート2以降への「リズム」と「気持ち」を整えることを私は意識しています。
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TOEIC講師としてこういうことを書くのはどうかとも思いますが、特に学生には、高い日本語力を身につけてほしい、と思っています。将来どんな仕事につくにせよ、高い日本語力は武器になります。たとえば、われわれのようなTOEIC講師の仕事でも、いくら英語がうまくても、日本語の説明がわかりづらくては、生徒に情報がうまく伝えられません。また、日本語力が高ければ、執筆やセミナーといった仕事の幅が広がる可能性が出てきます。最低限の英語力はあって当たり前の世界ですから、それに加えて高い日本語力があると、大きなアドバンテージになります。
私は普段の授業で小テストにコメント欄を設けているのですが、しっかりした日本語で長文のコメントを寄せてくる生徒は、ほぼ例外なく大きくTOEICスコアを伸ばします。その逆に、日本語でもパート7の内容が理解できない、和訳させてみると意味不明の日本語になってしまう、といった日本語力に難のある生徒は、スコアアップに時間がかかる傾向にあります。日本語で理解できないものが英語になると理解できるはずはありませんから、当然と言えば当然の話ですが。
私自身、TOEIC講師として、常に自らの英語力の向上に努めなければいけませんが、それ以上に自分の日本語のスキルを磨きたいと思っています。日々自分の日本語力の未熟さを痛感するんですよね。「今日の授業ではこういう風に説明すればよかったなあ」とか、「花田さんの文法の説明はわかりやすいなあ」とか、「糸井重里さんの書き言葉ってすごいな」とか。ブログ記事はその日本語修行の一環にもなっています。
昨日ついに液晶テレビを買いました。明後日の午前中に家に届く予定です。地デジになってから自宅のテレビは「寅さんDVDマガジン」の再生専用機になっていたのですが、これで生徒の話題についていけるのではと楽しみにしています。
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日本のTOEIC公開テストには問題が2種類あり、受験者数が多い方がメジャーフォーム、少ない方がマイナーフォームと受験者の間では呼ばれています。別会場で受験した友達と試験後に話をして、「え、そんな写真なかったよ」などと話が食い違ってしまうのは別フォームで受験したためです。
この、フォームが2種類あるという事実は公式発表されておらず、その理由や比率は不明です。あくまで受験者同士の情報交換から、問題が2種類あり、その割合が均等ではなさそうだ、と推測しているのが現状です。
自分がどちらのフォームかを見分ける一番簡単な方法は、机の上に置かれている解答用紙A面の色です。これがピンクならメジャー、グリーンならマイナーです。B面の解答欄はどちらもブラウンです。また、問題冊子の表紙右上の番号でも判別できます。今回の試験では4IIC6と4IIC7の2種類でした。番号が若い方(今回は6)がメジャー、大きい方(今回は7)がマイナーとされています。ちなみに、過去2年のフォーム番号は以下の表の通りです。

昨年は、3月の試験が震災で中止になった影響で、5月が統一フォームとなり、3月に使われる予定だったと思われるフォームが6月に使われ、その後の番号も一部順番通りになっていません。
両フォームの問題内容は、4割が共通で6割が異なります。パート1なら4問が同じで、6問が個別の問題、ということになります。受験者として気になるのは、フォームで有利不利があるのか、という点ですが、二つのフォームは別々に採点され、フォームの違いが点数に影響しないよう配慮されています。私は毎回このブログで、フォーム別に正答数のリストを掲載していますが、それぞれ正答数とスコアの関係は若干異なります。ですので、仮にマイナーがメジャーより難しめだったとしても、そのフォームの受験者の中で評価を受けるので、損をする、ということはありません。
メジャーとマイナーの会場をどう振り分けているのかは謎です。私は東京在住で、基本的にメジャーが多いのですが、マイナーの時もあります。名古屋はかなりマイナー率が高いようです。お隣韓国では統一フォームで試験が行われていますし、昨年5月の統一フォームでの試験でも何も問題はなかったので、毎回統一フォームにして欲しいなと個人的には思います。受験者にとって2つのフォームに分けることのメリットがあるようには思えません。ややマニアックな内容ですが、なぜ問題が二種類あるのかについての私の考えを以前記事にしたので、興味のある方はこちらをご覧ください。
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「Yonda?」、「ガス・パッ・チョ!」、「日テレ営業中」などの作品で知られるコピーライター・谷山雅計さんの著書「広告コピーってこう書くんだ!読本」(この本、企画やマーケティングの仕事をする方にはとてもお勧めです)に、「いいメチャクチャ、悪いメチャクチャ」という言葉が出てきます。
たとえば、私がTOEIC本の企画を考える際、「TOEICに出ない単語だけを集めた単語集って他にないから面白いぞ」とか、「パート1の写真をカラーにしたら目立つんじゃないか」と考えるのは、「悪いメチャクチャ」です。単に自分が「面白い」とか「新しい」と思っているだけで、読者のことをまったく考えていないからです。
それに対し、「パート1の写真問題は最近難しくなってるから、写真問題だけを1000問集めた本があったらいいんじゃないか」とか、「選択肢の数を全部倍にした模試があったら上級者が喜ぶんじゃないか」とか、「パート1の写真にAKB48を使ったら、学生も勉強したくなるんじゃないか」と考えるのは「いいメチャクチャ」です。本の企画としては成立しないかもしれませんが、発想する際にまず読者のことを考えているからです。
先日、書店のTOEIC本売り場に来た女子高生が、「えーこんなにあるのー」と驚いている姿を見ましたが、驚くほど次から次へとTOEIC本が出版されています。その中で売れる本を企画するのはとても難しいことですが、ヒット本は、「いいメチャクチャ」から生まれるのではないかと思います。TOEIC本って、「悪いメチャクチャ」は少ないのですが、「悪くないけどメチャクチャじゃない」本が多くて、特に目立った特徴がなく、ひっそり出版されてひっそり初版で終わってしまうケースが多い気がします。「TOEIC本で新しいことをするのは無理」といった常識的な考え方を超えたところにヒットって生まれるんじゃないかな、と、ちょっと偉そうですが、そう思います。
その点で、「TOEIC本に新書は向かない」「分厚すぎるTOEIC本は日本では売れない」といった常識を打ち破ってヒットを生み出した「特急シリーズ」や「イクフンシリーズ」は、「いいメチャクチャ」の好例でしょうね。今後もどんどんこうした「いいメチャクチャ」が出てきて、業界が活性化するといいなと願っています。私も頑張らねば。あ、そうや、「東野圭吾さんと組んだTOEIC推理小説」とか、「江戸を舞台にしたTOEIC時代小説」とかいいかもしれんなあ。ウヒヒ、これは売れるで(←「悪いメチャクチャ」の典型例)。
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以下はフィクションです。
以前から本を出版したいと思っていた四十路サラリーマン加藤手苦巣氏は、趣味で受験を続けているTOEICで念願の990点を取得したのを機に、自らが3年かけてコツコツ執筆してきた「サルでもわかるTOEIC英文法」の原稿を出版社に持ち込みました。
当然、出版社としてもビジネスですから、無名の手苦巣氏の原稿は簡単には単行本化できません。業界大手の出版社には軒並み断られた末、幸運にも、たまたまTOEIC本の出版を始めようかと考えていた、落日出版から単行本化の運びとなります。「TOEICって名前が付いていればある程度の部数はさばけて大損はしないだろう」程度の考えだったのかもしれません。
素人の手苦巣氏が執筆した原稿は、ほぼ全面的に手直しを求められ、苦心惨憺の末、ようやくそれから1年後に出版されることとなります。「足かけ四年、苦労した甲斐があった。これで脱サラして夢の印税生活だ」と手苦巣氏が喜んだのもつかの間、出版社から届いた契約内容を見て手苦巣氏は驚きます。そこには以下のような内容が記されていたからです。
*印税率は初版が定価(税抜)の5%、重版から8%とする
*初版の印刷部数は5000部とする
ここから逆算した手苦巣氏の印税は以下の通りです。
「サルでもわかるTOEIC英文法」の印税
定価1500円(税抜)×5000部(初版)×5%=37万5千円
なんと、足かけ四年の努力がサラリーマンの給料1か月分です。それでも、「重版になるだろうし、まあいいか」と契約書に署名をした手苦巣氏は、本の発売後、アマゾンに自ら絶賛レビューを投稿し、インターネットの掲示板に自作自演の称賛コメントを投下し、店頭に足を運んでは棚差しになっている本を平積みになっている他のTOEIC本の上に重ねる、といった地道な営業活動を続けます。ところが、一向に出版社からの増刷の連絡は入らないのでした。
「出版の世界も厳しいなあ。でもまあ出版できただけでいい記念になるよ」と思い直した手苦巣氏に、しばらくして初版の印税の振り込み明細が出版社から届きます。封筒を開けた手苦巣氏の目に入ったのは、「37万5千円」ではなく、「1500円×3000部×5%=22万5千円」という数字でした。5000部刷ったものの、実際の販売部数は3000部で、残り2000部は出版社の在庫になっているのです。印税率の計算のベースとなったのが、「印刷部数」ではなく「販売部数」だったのです。契約書をよく見ていなかった手苦巣氏は、改めて出版ビジネスの厳しさを痛感し、脱サラをあきらめ、またサラリーマンの仕事を続けることにしたのでした。
これはあくまでフィクションで、もちろん契約条件は出版社や執筆者によって異なります。「先生、印税で儲かってるんでしょ」と教室で生徒によく言われるのですが、「印税=儲かる」という世間一般の考え方とは異なり、出版というのも厳しい世界であることは間違いありません。
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TOEICの受験直前に私が心がけていることはただ一つ、「集中すること」です。試験当日は、試験会場、周囲の受験者、試験運営、自分の体調等、いろいろと想定外のことが起きます。そのたびに腹を立てたり、イライラしたり、焦ったりしていては、本来の力を出し切ることができません。問題用紙が配られた後は、そっと目を閉じて深呼吸をして、「まもなくリスニングテストを開始します」のアナウンスがあるまでは、何も考えずにとにかく集中することだけを意識しています。
試験が始まった後も同じです。「どうしよう。今回だめだ」「パート1で3つも分からなかったよ」などといったネガティブなことを考えると、集中力がなくなり、100%の力を出し切ることができなくなります。そうではなく、「ドンマイ、次頑張ろう」「よし、できた」「いけるぞ」といったポジティブなことだけを考えると、パフォーマンスが高まります。
私もパート2等でうっかり聞き逃すことはありますが、「しょうがない。次だ」と気持ちをすぐに切り替えています。「やばい、200問正解できないよ」「リスニングで495逃したら情けないな」などといったことを考えるのが一番よくありません。
テスト中は1問1問集中して解き、リスニングではそれぞれのパートが終わるたびに、「よし、次のパートも頑張るぞ」と自分に言い聞かせています。リーディングセクションでは集中して全力で解きつつ、パート5・6が終わった時点、パート7は170番、180番、190番を解き終わった時点で残り時間をチェックします。それぞれ、残り30問、20問、10問ですから、それぞれ30分、20分、10分プラスアルファの時間が残っていればOKです。集中しつつ熱くなりすぎないことが大切です。
私が著書を愛読している中村天風さんの言葉で、「取り越し苦労は百害あって一利なし」というものがありますが、TOEICでも同じだと思います。たとえば私が試験前に、「990取れなかったら連続満点記録が止まってしまう」「950点とか取ったらどうしよう」などと考えてもいいことは一つもありませんし、そんなことを考えているとそうなってしまうかもしれません。そうではなく、結果は後でついてくるものだと割り切って、試験に集中することだけを考えるようにしています。
今週は授業が休みなので、アマゾンで組み立て式の本棚を購入し、読まない本はブックオフで処分し、だいぶ部屋の本が整理されました。きれいになると気持ちいいですね。学期が始まるとすぐにまた本が山積みになりそうですが。
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さきほど、出版元の朝日新聞出版のHPをチェックしたところ、単行本の売れ行きトップ5で
1. 降霊会の夜 浅田次郎
2. 杉下右京の冒険 碇 卯人
3. 震災1年全記録 朝日新聞社/朝日新聞出版
4. 新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ TEX加藤
5. 1駅1題 新TOEIC TEST 文法 特急 花田徹也
と、なんと「金フレ」が4位に入っているではありませんか。ヒューヒュー、パチパチパチ(口笛と拍手の音)。以前から著書を愛読している浅田次郎さんの下に名前が出るだけでも記念になります。それにしても花田さんの「文法特急」はすごいですね。発売後3年近くたっても安定してこれだけ売れているのは信頼の証でしょう。理路整然とした解説の分かりやすさは教える側にとっても読むたびに参考になる部分が多々あります。
ところで、今回のTOEICで200問マークし終わった時、記号の並びをチェックしてみたところ、AAAAのように同じ記号が4つ並んでいる箇所はありませんでした。受験者を不安にさせないため、とか、塗り絵が当たらないようにするため、といった理由が考えられますが、同じ記号が続くのは3つまで、といったETSルールがあるのかもしれませんね。
先週から急にブログの更新頻度が多くなりましたが、学校は今春休み中です。もちろん、連載原稿や新学期に向けた準備はありますが、こうした空き時間を利用して、TOEIC以外の企画をまとめたり、たまっている本を読んだり、ブックオフで本を処分したり、部屋の大掃除をしたり、といったことをしたいですね。すでにブックオフで100冊ほど本は処分しました。温泉宿や都心のホテルで優雅に一泊してのんびりするのもいいでしょうね。心身ともにリフレッシュして新学期に臨みたいです。
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昨日の公開テストから一夜明けました。震災から一年、普通に受験できること自体への感謝の心を忘れてはいけませんよね。
今日の記事のタイトルは、十数年前、トイザらスに入社した私に、米国人上司がかけてくれた言葉です。「お前がこの会社で昇進したいのなら、それだけの対価を払わなければいけない」という意味です。
もし、TOEICのスコアを上げたいのなら、それだけの対価を払わなければいけません。何かを犠牲にして、お金や時間を投資しなければ、求めているものは得られません。読解力を上げたければ英文を読む、リスニング力を上げたければ英文を聞く、単語力を上げたければ単語を調べる、といった当たり前のことを続けることが、遠回りに見えて最も確実なスコアアップ法です。「継続こそが才能だ」と将棋の羽生永世名人もおっしゃっていますが、「地道な努力の継続」に勝る学習法はないと思います。
本題とは離れますが、今回、試験会場である気付きがありました。私が受験した部屋の試験監督の方は、最初、「本日のー 試験監督をー つとめますー ○○とー 申しますー」とものすごくゆっくりした話し方だったんです。ところが、段取りが悪く、試験開始10分前になってもまだ本人確認や携帯電話のチェックが始まっておらず、焦りから注意事項のお知らせが異常に早口になったんです。そうすると、聞いている方には焦りが伝わり、「間に合うのかなあ」と不安になりますし、話し方が早すぎて注意事項が頭に入ってこないんです。
先日のエッセンスの授業で一部の生徒さんから、「話し方が早すぎる」「テンポに強弱をつけた方がいい」「早口でついていけなかった」といった感想を頂いたのですが、自分もああいう感じなんだろうなあと、逆の立場になってみてその気持ちを感じることができました。私もつい早口になってしまって反省することがよくあるのですが、話し方のテンポって重要だなと、改めて感じる出来事でした。
それにしても、毎回公開テストが終わると、「終わったー」という、お祭りの後のような脱力感と少しの寂しさを感じますね。受験後は身体から放熱したような感じに毎回なります。
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以下、パート別の個人的な感想です。
パート1:普通(難問が数問ありましたが、これは最近定着した傾向です)
パート2:普通~やや難(新しいナレーターが登場し、やや聞きづらい応答がありました)
パート3:やや難(ちゃんと聞かないと状況がつかみづらい会話がいくつかありました)
パート4:普通(標準レベルだったと思います)
パート5:やや易(難解な語彙や複雑な文法問題はありませんでした)
パート6:やや易(すんなり答えを選べる問題がほとんどでした)
パート7:易(ここ1年では最も易しかったのではないでしょうか)
個人的には、ややパート3が難しく、パート7が易しく感じました。リスニングパートには新しいナレーターが複数登場し、聞きなれないせいかペースがつかみづらかったですね。パート7は、語数の多いテキストタイプの文書が少なく、DPも表があったりと、突然易化した印象です。逆に、高得点を狙うにはミスの許されない厳しい回になったのではと思います。前回のメジャーフォームはR4問ミスまで495という難度の高さでしたが、今回はR1問ミスまでが495ではないかという感じです。
ではでは、受験された方、お疲れさまでした。結果を楽しみに待ちましょう。
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明日のTOEICを受験できるのは人生でたった一回です。その貴重な時間を無駄にしないよう、「一問入魂」「一問必勝」の気合で100%の力を出し切りましょう。著者としては、「出る単特急」がどの程度効果を発揮するかも楽しみです。
明日のTOEICにかける皆さんの思いを、以下のテンプレートを使って示していただけるとありがたいです。
【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】
記入例
【お名前】 戸育まる子
【今回の目標スコア】 600
【過去最高点】 550
【コメント】 就活のために600取ります!
上記のようなコメントを書いた後、ベストスコア祈願のクリックを、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下記バナーにてお願いします。皆さんのスコアアップと、私のブログランキングアップ(笑)の一挙両得をせこく狙っています。ご自身の成功イメージを描いてクリックしてください。皆さんのご健闘をお祈りしております!
↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。



実際にフタを開けてみないと分かりませんが、週末のTOEICでは、「金フレ」に掲載されている単語を多数目や耳にすることになるはずです。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、日本のTOEIC公開テストでは、試験のレベルを一定に保つため、過去の問題が一部再利用されています。つまり、私が本試験で目にした単語が再び登場するので、それらを盛り込んだ「金フレ」の単語が必然的に出てくるわけです。これはIPテストでも同様で、IPテストを受験されれば、その効果を実感されると思います。週末のテストでも、読者の皆様に、「使ってよかった」と思っていただけることを願っています。
そういえば、いまはやりのfacebookに特急シリーズのページができました。私もなんだかよくわかっていませんが、「読者の皆様にも、いいねボタンを押していただけると嬉しいです」と編集者のS藤さんから電話がありましたので、facebookユーザーの方は是非ご訪問の上、願掛けを兼ねてボタンを押していただけるとありがたいです。http://www.facebook.com/TOEICtokkyu
なお、私はfacebookを利用していますが、友達は実際にお会いしたことのある方と、生徒に限らせて頂いております。あしからずご了承ください
「金フレ」に関するご意見・ご感想はこちら、誤植のご報告はこちらへお願いします。
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たとえば、企画者は良いと思って商品を作ったものの、さっぱり売れなかった場合、会社や小売店は困りますし、お客様にもあまり受け入れられなかったことになります。これでは「ハッピートライアングル」はできません。厳しい言い方をすれば、単なる自己満足です。芸術ではなくビジネスである以上、「売れる商品」を作らなければいけません。この「ハッピートライアングル」の輪が大きくなると、「ヒット商品」が生み出されます。
企画者の仕事は、「ハッピートライアングル」を生み出す商品を継続して作り出す、ということですが、これは簡単なことではありませんし、決まった成功法則もありません。「自分がお客様だったらこの本でハッピーになるか」という顧客目線を持ちつつ、「この商品で会社やお店はハッピーになるか」という売り手目線も持たなければいけません。「素人目線」と「玄人目線」の複眼思考が必要です。
今回、「金のフレーズ」が発売一週間で増刷になりましたが、「企画で世の中をハッピーにする」がライフワークの私にとってはとても嬉しいことです。玩具と書籍の世界は異なりますが、「ハッピートライアングル」を意識する、という企画のポイントは同じだと改めて感じています。「ハッピートライアングル」を作るために大切だと私が思うポイントについても機会があればご紹介したいなと思います。
なお、「金フレ」に関するご意見・ご感想はこちら、誤植のご報告はこちらへお願いします。
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「あなたが落としたのはこの金のフレーズですか」
「いいえ、違います」
と思わずイソップ童話が頭に浮かぶTEX加藤です。
ところで、なんと、皆様のご支援のおかげで、発売一週間で「金フレ」が増毛ではなく増刷の運びとなりました(パチパチパチ)。いや、ありがたい限りでございます。これも皆さんのインターネット上でのレビューやコメントのおかげです。この場を借りまして、感謝申し上げます。
なお、「金フレ」に関するご意見・ご感想はこちら、誤植のご報告はこちらへお願いします。
週末の公開テストやIPテストで「金フレ」効果を実感して頂けることを願っております。
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日→英形式で単語を使いこなす力を高める
読者の役に立つ単語を厳選する
演習の合間に息抜きを入れる
こうした単語本制作のベースとなる考え方は同じです。最初はレイアウトも似たような形を考えていたのですが、通勤電車では答えの確認のためにページをめくるという作業がストレスになるのではないか、見開きでも意外と右ページの答えは目に入らない、といった点を考慮して、見開き完結型の今の形にしました。実はこういうレイアウトも試しで作りました(中高生向けならありでしょうか)。


「英単語ピーナツ」ではピーナツのキャラクターが応援メッセージを読者に語りかけてきますが、「金フレ」では私のイラストを入れて、語りではなく「TOEICの世界では・・・」を盛り込みました。音声ダウンロードの流れや、重要部分に下線を引く形は「システム英単語」を参考にさせていただきました。
私が何より「英単語ピーナツ」から影響を受けたのは、読者目線で本が作られている、という点です。単にフレーズを並べただけではなく、随所に著者の読者に対する思いやりが感じられるのです。私が前職で企画していた玩具もそうですが、お客様のことを考えて作った商品かどうかは、使ってみるとわかります。今後読者の方が「金フレ」を使用した時に、私なりの創意工夫が伝われば嬉しいですね。
最後に、この本の形式が合わない、店頭で見たけどいまいちだった、と思われる方には、以下の単語本をお勧めします。単語は自分に合うやり方で覚えるのが一番です。
○例文で覚える派
「新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990」(神崎正哉著・講談社)
○問題演習派
「新TOEIC TEST単語特急1・2」(森田鉄也著・朝日新聞出版)
「TOEIC TEST 語彙・熟語・コロケーション1000問ドリル」(スリーエー)
「極めろ!リーディング解答力 TOEIC TEST Part 5 & 6」(スリーエー)
○長文で覚える派
「新TOEICテスト出る語句1800」(早川幸治著・コスモピア)
「極めろ!TOEIC TESTに出る 究極ボキャブラリー1000」(スリーエー)
「金フレ」が本当にスコアに直結するかどうかの試金石が来週の公開テストです。「使ってよかった」と思っていただけるような結果になることを著者として願っています。
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現時点で判明している誤植は以下の通りです。ご不便をおかけしてすみません。
2刷対応済
1. 後ろカバー
英研1級 → 英検1級
2. 135解説
職歴や学歴の必要条件条件 → 職歴や学歴の必要条件
3. 293和訳
質問はテックスにの方に → 質問はテックスの方に
4. P97 61 品詞
doorway(動) → doorway(名)
5. 641空所部分
------- → u-------
6. 索引
slantedのページ P101→P100
3刷対応予定
7. P93 29 品詞
hallway(動) → hallway(名)
8. P250 40 説明
動詞のprepre forと → 動詞のprepare forと
10. P123 severeの品詞
名 → 形
11. P123 luxuryの品詞
名:高級、ぜいたく → 形:高級な 名:高級、ぜいたく
12. P19 excellentの品詞
名 → 形
13. P49 205 appointの解説
SVOOの文型を取ることに加え → SVOCの文型を取ることに加え
14. P245 997の和訳
(負債等を)精算する → (負債等を)清算する
15. P197 837と838の説明文の間の線上の「ツ」 → 消去
16. P20 68 a market research → market research(不可算名詞なのでaをカット)
17. P90 12 女性が → 彼女は
18. P81 pertain to→pertaining to
19. P36 147 light -------s → light b-------s
20. P36 141 production area → the production area
21. P204 876 profitablity → profitability(二つ目のiを追加)
22. P171 704 personalize 名 → 動
索引
adjustment 111, 193
analyst 51(追加)
change 193(追加)
customized→customize
daily 51(追加)
diversified 237
employment 9(追加)
essential 43,171,181
master's degree 27(追加)
modification 193(追加)
participant 55
pertaining to 81(追加)
plumber 167,191
premiere 193(追加)
primary 119
primarily 49
profit 17,111
result 107
significant 109
substantial 107
stain→削除
sum 15(追加)
summarize→summarized
than predicted 135(追加)
top 79(追加)
travel agent 33,168
underestimate 83
yearly 51(追加)
yield 123,157
6刷対応済
P191 plumberの品詞
動 → 名
7刷済
索引
sit opposite 98
spectator 100
spokesperson 168
staircase 100
stand upright 98
substantial 107(黒字),109(赤字)
8刷対応済
P67 reward 報いる、ほうびを与える
10刷対応済
P162 合併吸収(M&A) → 合併買収(M&A)
13刷対応予定
P13 解説部 satisified → satisfied
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なお、私、神田外語学院の短期集中TOEIC合宿のため、今福島の山奥に来ています。建物の中に2台ある共有のPCでこのブログを更新していますが、明日からは授業が本格的に始まるため、ブログの更新やいただいたコメントへの返信は難しくなるかと思います(私はノートPCや最新型の携帯電話を持ってないため)。
一人でも多くの受験者のスコアアップのお役に立てればと願っています。
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といった妄想はこれぐらいにして、来週発売予定の「新TOEIC TEST出る単特急 金のフレーズ」の見本が先ほど届きました(パチパチパチ)。金の表紙が観音様のようにまぶしいです。「この本に反射した光を浴びるとスコアアップのご利益があるとされています」って一文を入れておけばよかったなあ。
編集担当のS藤さんは、「『出る単特急 金のフレーズ』、略して“出る金”ですね」と勝手に略称を決めていましたが、その呼び名はどうかと思う今日この頃です。なんか「出目金」みたいだもんなあ。あ、そうや。観音様形のPOP作って、そこにこの黄金本並べたら、きっと店頭でのインパクトあるで。観音様のご利益で売れるかもしれんしな。我ながらええアイディアやで、これは。よっしゃ。さっそくS藤さんにメールや(罰当たりな著者)。
今回の「出る金」(文句言いつつ使ってみた)が私の初めての単著です。読解特急は神崎さんとダン、BEYONDはヒロ前田さんとロス、入門特急がロスとの共著なので、タイトルの下にポツンと「TEX加藤」とあると不思議な感じですね。全責任が私にあるかと思うと早くもびびってしまいます(←情けない)。とはいいつつも、自分の名前だけで本が出せるのは本当にありがたいことですし、嬉しいですね。
「単著を出したい」というのは一つの夢でしたが、今回それが実現しました。たった1冊の本で偉そうなことは言えませんが、何かを実現するには以下のステップが必要だと改めて実感しています。
1. 明確なゴールを設定する
2. ゴールを達成した自分をイメージする
3. そのイメージを実現するための方法を考える
4. 最初の一歩を踏み出す
5. 当たり前のことを積み重ねる
このステップは、前職で「脳トレ」や「家庭用プラネタリウム」の企画を実現した時と全く同じです。特に重要なのは4・5だと思います。たとえば、「TOEIC730点」というゴールを設定したら、まずは受験することが第一歩です。普段の学習の際は、知らない単語があったら調べる、間違った問題は理由を調べる、音読を継続する、といった当たり前のことを積み重ねていけば、だんだんゴールが近づいてきます。
「才能とは、継続できる情熱である」というのは将棋の羽生永世名人の言葉ですが、情熱を持ってゴールに向かってひたすら当たり前のことを継続すれば、たいていのことは実現できると私は信じています。
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