マイナーフォームの謎に挑む
単語本の校正の息抜きにブログをUPする中年TOEIC講師、TEX加藤です。一部単語の入れ替え、解説の修正やカット等、作業は続きますが、読者のことを考えると力が出ます。単行本の執筆って、もう一回同じことをやれ、と言われると、きっとできません。とにかく持てる力以上のパワーを集中して注ぎ込んで、終わった後は、どっと脱力する感じです。「明日のジョー」状態ですね。

さて、日本のTOEIC公開テストでは、正式には発表されていませんが、問題が2種類あることは周知の事実です。たとえば、先日行われた公開テストでは、問題用紙の右上に、「4IIC1」か「4IIC2」という番号が記載されていて、番号の小さい方が受験者の多いメジャーフォーム、大きい方が受験者の少ないマイナーフォームと受験者の間では呼ばれています。

メジャーとマイナーの割合は不明ですが、両方のフォームの共通問題は4割で、残りの6割は問題が異なることはこれまでの分析でわかっています。6割問題が異なれば難易度も変わりますから、採点はフォームごとに別々に行われます。ですから、フォームによる有利不利はありません。

ちなみに、韓国の公開テストでは問題が1種類のようですから、そもそもなぜ日本だけ問題が2種類あるのかが謎です。2種類問題があることで得をする人は誰もいないですよね。主催者側にとってはコストが余計にかかるし、受験者側にとってもメリットはありません。何か問題があった時の予備、とも考えられますが、それなら韓国でも2種類あるはずですよね。新傾向の問題やハイレベルな語彙を実験的にマイナーで試す、ということも考えられますが、私の受験経験からは、それほどの差はないように思います。

ところが、ふとしたことでこの「マイナーフォームの謎」を解き明かすヒントを私、得てしまったんですのよ、奥さん。先週末の公開テストは日韓同日開催だったので、試験後に韓国のブログをネットサーフィンしてみたところ、あちらこちらで思いっきり問題が再現されているではありませんか。日本では問題の再現が禁じられているのに、韓国ではOKなのでしょうか(日本では禁止行為ですから良い子の皆さんは真似しないように)。

まあそれは置いておいて、そこに掲載されている問題のいくつかに見覚えがあったんですね。「あれ、どっかで見た問題だな」と。で、手持ちの資料と照らし合わせてみたら、私が以前受験したマイナーフォームの問題だったんです。つまり、日本のマイナーフォームの問題の一部が韓国で再利用されたことになります。これが毎回行われていることなのかは分かりませんが、もしかすると、韓国での問題の再利用がマイナーフォームの存在理由の一つなのかもしれません。

以上、「TOEICオタク」が「マイナーフォームの謎」に挑んでみました。そんなものに挑む前に、「婚活」とか「授業スキル向上」とか「確定申告」とか、他に挑むべきものがある気がしますが・・・


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