
「ダイヤモンド」と聞くと、「すっきなもの、すっきなもの、ダイナモンド~♪」とタイムボカンの歌が真っ先に浮かぶ中年TOEIC講師TEX加藤です。あ、プリンセス・プリンセスの歌もありましたね。それはさておき、昨日発売のビジネス誌「週刊ダイヤモンド」に私、「カリスマ(笑)TOEIC講師」として掲載していただきました。神崎正哉さん、ヒロ前田さん、高橋基治さんと並んで写真まで出ています。TOEIC対策についてのさまざまな情報が掲載されていますので、ご興味のある方は是非ご一読ください。いやしかし、サラリーマン時代に毎週のように読んでいた雑誌に自分が出るとは感慨深いものがありますね。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。





正答数の計算方法ですが、リスニングは、それぞれの項目別の誤答数を合計し、100からマイナスすると合計正答数になります。注意点として、リーディングのパート6の文脈で解くタイプの問題とDPの両文書参照型の問題は、2つの項目でダブルカウントされるため(点数に与える影響はほかの問題と同じです)、リーディングパートについては正確な正答数を出すことはできません。
なお、初めて表をご覧になる場合の表の見方につきましては、こちらの記事をご参照ください。AMの項目の内容につきましては、こちらの記事をご覧ください。
今回のメジャーフォームでは、計算上、リーディングセクションで4問ミスまでが495だったようですが、これは過去3年間で初めてのケースです。ある意味満点が出やすい回だったと言えるかもしれません。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



以下の記入例にしたがってご報告を頂けると助かります。なお、フォームが違うとAMも異なりますので、必ずフォーム(今回はメジャーが4IIC1、マイナーが4IIC2)を明記ください。フォームをお忘れになった方は、リスニングの平均の数字が上から67・69・82・61だったら4IIC1です。私はパート7で1問ミスでした。昨年間違えたリサイクル問題で同じ答えにチャレンジしたらやはり間違いだったようです(笑)
<記入例>
【お名前】国際花子
【フォーム】4IIC1
【スコア】L330 R270 T600
【LAM】86 59 72 60
【RAM】50 67 38 50 73
ご報告の際は、以下あらかじめご確認ください。
(1)フォーム、スコアと数字は念のため、送信前に再度ご確認ください。
(2)この分析は私が勝手に個人で行っているものなので、公式のものではありません。
(3)コメント欄にはご返事はしませんが、途中経過や結果をまとめたものを記事で報告させていただきます
ご協力よろしくお願いします。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



1. TOEICに出る単語のみ1000語を掲載した
2. すべて7語以下の「TOEICフレーズ」にまとめた
3. 「英→日」ではなく「日→英」形式を採用した
4. パート1重要語100と多義語40は個別の章にまとめた
5. 「日→英」の音声が無料でダウンロードできる
掲載単語の選定方法については過去記事をご覧ください。前書きにも書いたのですが、この本では高校基礎レベルの単語は割愛していますので、そのレベルの単語に不安のある方は、お手持ちの単語集(「速単」「シス単」「ターゲット」「ユメタン」「キクタン」シリーズ等の基礎レベルのモノ)をまずはおさらいされることをお勧めします。
単語本の1ページ目は何度か紹介しましたので、今日は2ページ目を紹介します。これが一番簡単なレベルです。

本書は特急シリーズ初の二色刷りで、付属のチェックシートを右側のページに置くと、答えが隠れ、左側のページが「日→英」の穴埋め問題になります。ちなみに、TEX研究所の光トポグラフィを使った調査では、被験者のTOEIC脳に活性化反応が見られましたので、「TOEIC脳トレ」効果もありそうです(←嘘です)。もし、「日→英」はきついなあと思われたら、答えを見てまずはフレーズを覚え、それからチャレンジしてもいいと思います。
ご覧の通り、例文ではなくフレーズ形式なので、効率的に通勤の車内で勉強できるというメリットはありますが、この形式が好きな方とそうでない方がいると思います。例文で覚えるのが好きな方、長文形式が好きな方には、「出るボ990」「出る語句1800」「イクフン1000」をお勧めします。
それぞれの単語には簡単な解説もついています。12のbreakや19のrecentlyのようなまともな出題ポイントの解説もあれば、13のdocumentのような「TOEICの世界では」シリーズのしょうもないネタもところどころに入っています。その他、パート1重要語100(pierやcast a shadow等)と、多義語40(addressやrun等)は別の章に盛り込みました。
この本の音声は以下の形で収録しました。
単語→日本語フレーズ→英語フレーズ→英語フレーズ
たとえば、14の「quarter(四半期)」なら、
14. quarter → 第3四半期 → the third quarter → the third quarter
という形です。この音声を聞くだけでも勉強になるので、本を買わずに音声だけ無料ダウンロードする人が続出するかもしれません(よい子は真似しないでね)。
ということで本の宣伝はこの程度にさせて頂きます。一人でも多くの受験者のスコアアップにつながって、喜んでもらえれば著者としては大満足です。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



これは謙遜でも何でもなく、私自身の英語力はたいしたことはありません。たとえば、特急シリーズの他の著者の皆さんの方がはるかに高い英語の運用能力をお持ちです。ではなぜここまで990が継続できているかというと(連続990を取ること自体にさほど意味はありませんが)、最大の理由は、TOEICを全力で楽しんでいることだと思います。スポーツの試合と同じで、毎回真剣勝負で全力を尽くすことが楽しいんです。もし、楽しくなければ、TOEICを受けること自体が苦痛になりますし、受験に飽きてモチベーションが下がると990は取れません。そういう意味では、不思議と毎回新鮮な気持ちで受験できている気がします。この「楽しく真剣に」という姿勢は、きっとどんな仕事にも通じる成功法則でしょうね。
このブログで何度か紹介した単語本ですが、なんとか本日無事作業が終了しました。表紙はこんな感じです。

3月5日発売予定で、価格は¥890(税別)です。2色でチェックシート付きですので、値段は従来の特急シリーズより¥100強UPしています。
単行本の執筆作業は、一冊終えると本当に燃え尽きたようになりますし、振り返ってみるとぞっとするほどの作業量で、「もう一回同じことをやれ」と言われたらできません。ですが、書いている最中は、読者のために良いものを作ろうと気合が入り、自分の持っている以上の力が出ます。終わった直後は、「もう書きたくない」と正直思ったりもしますが、完成した本を見ると、「やってよかったなあ」とものすごい充実感がありますし、読者の喜びの声が次の本の執筆への強いモチベーションになります。
今回の本、表紙のゴールドがすごいですね。「金のフレーズってどういう意味?」という声が聞こえてきそうですが、担当編集者のS藤さんによると、特に深い意味はないそうです(笑)もしかすると、「売れたら銀・銅と英単語ピーナッツみたいにシリーズ化できるで。グフフ」という「取らぬ狸の皮算用」があるのかもしれません。
単行本については、また追って詳細をご紹介します。とにかく今の私の持てる力はすべて出し切りました。発売日から3月の公開テストまでは2週間しかありませんが、即効性はあると思います。本に対する感想用の記事もまた発売直前にアップさせて頂きます。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



皆さんにも、以下のテンプレートを使って結果のご報告を頂けると嬉しいです。他のブログ読者にベストスコアの喜びを伝えたり、次回への決意を言葉にして、明日の自分につなげましょう。
【お名前】
【スコア】 L R T
【過去最高点】
【感想】
記入例
【お名前】 国際花子
【スコア】 L320 R200 T520
【過去最高点】 450
【感想】500点越えました! 嬉しいです。 次は600点目指して頑張ります!
上記のようなコメントを書いた後、結果が期待通りだった方は喜びの気持ちを込めて、期待に達しなかった方はお祓いの意味と次のテストへの飛躍を誓って、「えいっ」と気合を入れながら、お賽銭代わりに下記の人気ブログランキングのバナーをクリックしていただけるとご利益があるかもしれません。




今日は、この単語集に書いたコラムの1つをご紹介します。
必要なのは「頑張れる力」
「TOEICスコア=英語力×TOEIC力×気力」というのは、これまでの指導経験から導いた私の持論です。TOEICのスコアアップには、ビジネス英語の基本的な運用能力(英語力)や試験スキル(TOEIC力)だけでなく、「気力」、言い換えれば「頑張れる力」が必要なのです。ここ最近、ユニクロや楽天を始め、TOEICスコアを活用する企業が増えていますが、「2年以内に600点」といった、英語が苦手な人にとっては、決して簡単ではないけれども努力すれば十分達成可能な目標を設定することで、会社側は、その人の「頑張れる力」を見ているのだと私は思います。困難なことに立ち向かい、自分なりの創意工夫と地道な努力でそれをクリアする、というのは仕事のスキルと全く同じです。もし、会社でTOEICの点数を求められたら、皆さんが「できる社員」「頑張れる社員」であることを示すチャンスです。「私は英語が苦手だから無理」と、ネガティブに考えるのではなく、「よし、2年じゃなくて1年で目標スコアをクリアしてやるぞ」と前向きに受け止め、会社の期待以上の結果を出してみせましょう。是非本書にも繰り返し取り組んでください。皆さんのスコアアップにかける熱意を決して無駄にしない内容であることは私が保証します。
普段TOEIC講師をしていて感じるのは、TOEICは「頑張れる力」を測定するにはとてもよいツールだということです。たとえば、企業が「TOEIC600点」を新卒の応募条件にしたとして、英語力は期待してないと思います。600点で即戦力になるとは思っていないわけです。ですが、苦手な英語に対して真剣に取り組んで、TOEIC600点を取った「頑張れる力」のある学生なら、入社後に鍛えれば伸びるでしょう。
これは何も新卒に限らず、社内規定でも同じです。「2年以内に600点」という達成可能な課題を与えられた社員が、どういう創意工夫をしてどの程度の成果を出すかを会社側は見ているのだと思います。与えられた期間内に一定の成果を出すのは仕事のスキルと全く同じなので、普通の社員が2年かかるところを半年でクリアするとか、600点ではなく800点を取るとか、「できる社員」なら会社の期待を大きく超える成果を出すはずです。
TOEIC学習を通じて、特に学生には、言葉は悪いですが、「スコア馬鹿」にならずに、「頑張れる力」を身に付けてほしいと私は願っています。「名詞の前は形容詞」なんてスキルは忘れても、頑張った経験は一生残りますからね。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



日本で禁じられている問題再現が、韓国のネット上では堂々と行われていることを、私もブログの記事で取り上げましたが、とうとうETSも本腰を入れて摘発に入ったようですね。しかし、スパイグッズで問題を盗み出したり、50人を導入して問題を暗記したりしていたとは驚きです。「ハッカーズだけにTOEICの問題をハッキングしました」ってしゃれにならないですよね。
以上、TOEIC業界最新ニュースでした。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



さて、日本のTOEIC公開テストでは、正式には発表されていませんが、問題が2種類あることは周知の事実です。たとえば、先日行われた公開テストでは、問題用紙の右上に、「4IIC1」か「4IIC2」という番号が記載されていて、番号の小さい方が受験者の多いメジャーフォーム、大きい方が受験者の少ないマイナーフォームと受験者の間では呼ばれています。
メジャーとマイナーの割合は不明ですが、両方のフォームの共通問題は4割で、残りの6割は問題が異なることはこれまでの分析でわかっています。6割問題が異なれば難易度も変わりますから、採点はフォームごとに別々に行われます。ですから、フォームによる有利不利はありません。
ちなみに、韓国の公開テストでは問題が1種類のようですから、そもそもなぜ日本だけ問題が2種類あるのかが謎です。2種類問題があることで得をする人は誰もいないですよね。主催者側にとってはコストが余計にかかるし、受験者側にとってもメリットはありません。何か問題があった時の予備、とも考えられますが、それなら韓国でも2種類あるはずですよね。新傾向の問題やハイレベルな語彙を実験的にマイナーで試す、ということも考えられますが、私の受験経験からは、それほどの差はないように思います。
ところが、ふとしたことでこの「マイナーフォームの謎」を解き明かすヒントを私、得てしまったんですのよ、奥さん。先週末の公開テストは日韓同日開催だったので、試験後に韓国のブログをネットサーフィンしてみたところ、あちらこちらで思いっきり問題が再現されているではありませんか。日本では問題の再現が禁じられているのに、韓国ではOKなのでしょうか(日本では禁止行為ですから良い子の皆さんは真似しないように)。
まあそれは置いておいて、そこに掲載されている問題のいくつかに見覚えがあったんですね。「あれ、どっかで見た問題だな」と。で、手持ちの資料と照らし合わせてみたら、私が以前受験したマイナーフォームの問題だったんです。つまり、日本のマイナーフォームの問題の一部が韓国で再利用されたことになります。これが毎回行われていることなのかは分かりませんが、もしかすると、韓国での問題の再利用がマイナーフォームの存在理由の一つなのかもしれません。
以上、「TOEICオタク」が「マイナーフォームの謎」に挑んでみました。そんなものに挑む前に、「婚活」とか「授業スキル向上」とか「確定申告」とか、他に挑むべきものがある気がしますが・・・
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



まず、日韓でデータを比較してみます。データ作成に当たっては、日本の公式HPの他、韓国の公式HP(日本より内容が充実しています)を参考にしました。
公開テスト開催回数
日本 9回
韓国 14回(2・8月は月2回開催)
2011年度公開テスト受験者数
日本 約75万人(平均10万人/回)
韓国 約210万人(平均15万人/回)
公開テスト受験料
日本 5,565円
韓国 約2,800円(42000ウォン)
2011年度公開テスト平均点
日本 576.9(L317.1 R259.8)
韓国 633.8(L344.9 R288.8)
データからも韓国のTOEIC熱の高さがうかがえますね。日本では、開催中止になった昨年3月の公開テストで約15万人が受験予定でしたが、それを加えても公開テストの年間受験者数は韓国の半分以下で、一回当たりの受験者数もおよそ三分の二です。韓国の人口は日本の半分以下ですから、それを考えるとすごい受験者数ですよね。皆さんご存知の通り、日本ではIPテストが盛んで、2010年度は約80万人が受験していますが、韓国ではIPテストの受験者数は約10万人(2008年時点)と、IPはあまり盛んではないようです。
その他目立つ違いとして、韓国の受験料は日本の半分です。なぜ受験料にこれほどの差があるのか私にはわかりませんが、日本でも韓国並の受験料になれば、特に学生の受験者数が増えるのではと思います。学生にとって5,000円は大金ですから。
公開テストの平均点は、韓国の方が約60点程度高いですね。試験形式は日韓同じですが、韓流TOEIC本の分厚さや、キム・デギュンさんの著書を読む限り、韓国ではかなりTOEIC対策が日本より進んでいて、受験者のTOEICに対する熱意が高いのかもしれません。
以上、韓国TOEIC基本知識でした。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。



| HOME |