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雑談&公開講座のお知らせ
最近、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」という万城目学さんの小説を続けて読んだのですが、古都を舞台にした奇想天外なストーリー展開の青春小説は、森見登美彦さんの作品にも通じるところがあって、一気読みしてしまいました。ああいう常人には絶対に思いもつかないようなストーリーって、いったいどこから思いつくんでしょうかね。

小説家に限らず、「普通の人にはない発想を形にするスキル」を持っていることがクリエイターの条件だと私は思っています。そういう意味で、私が以前勤務していた玩具業界などは、クリエイターが活躍できる絶好の舞台だと思うのですが、ここ数年は世の中で大ブームを巻き起こすような商品の話を耳にしません。まあ、不況で予算がないとか、インターネットやデジタル機器の出現によって、少々のことでは消費者が驚かなくなってしまったとか、そうした逆風が吹いていることは確かでしょうが、ちょっと寂しいですね。

玩具業界では、過去には、企画が大コケして会社に270億円の損失が出た、とか、モスクワオリンピックのキャラクターの商品化権を取ったら日本がボイコットして会社が倒産したとか、たまごっちを作り過ぎて60億円損失が出たとか、結構豪快な伝説があったのですが、さすがにそういうバクチが打てない時代なんでしょうか。私はそういう「一か八か」って企画、好きなんですけどね(笑) 

ということで、TOEIC部に所属する大学生の恋愛模様を描いた青春小説「TOEICに恋して」とか、2011年3月の幻のTOEICが事件解決につながる「TOEIC殺人事件」とか、TOEICの英文を音読して誰でも簡単に痩せられる「TOEIC音読ダイエット」とか、TOEICで相手との相性や金運がわかる「TOEIC占い」とか、わけの分からん企画が出てくることを期待している今日この頃です。え、そんなのETSの許諾が下りないでしょって? 意外と「面白いね。OKだよ」って軽いノリで言ってくれるかもしれませんよ。

ばかばかしい記事の最後にちゃんとした告知です。ヒロ前田さんと私が、10月から11月にかけて、東京理科大で全7回のTOEIC講座を行います。前田さんが900点突破、私が600点突破対策講座をそれぞれ担当します。講座内容についてはリンク先をご覧の上、ご興味のある方はこちらの一番上からお申し込みください。


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仮説と検証
「先生、この間ENGLISH JOURNAL読んでたら、先生のコラム見つけて爆笑だったんだけど。奥様のヤツ。先生あんなのも書いてるんだね」と授業前の教室で生徒に話しかけられ、答えに窮してしまったTEX加藤です。

夏休みのTOEIC合宿の生徒のコメントも、「K先生、TEXありがとうございました」「K先生とTEXのおかげで楽しかったです」と、ほぼ全員が、後半の5日間を担当した私だけが呼び捨てでしたし、自分の教師としての権威が失墜したことを実感する今日この頃です。え、最初から権威なんてないんじゃないのって。ごもっともでございます。

さて、突然話は変わり、「TOEIC新公式問題集Vol.3」(国際ビジネスコミュニケーション協会)に、

Tex Corporation has managed to do more than just ------- in the market.

の空所に動詞のsurviveを入れさせる品詞問題があります(問題は解答に影響のない範囲で一部簡略化してあります)。

解説を読むと、これはA more than Bの比較の問題で、Aがhas managed to do、Bが has managed to surviveで、has managed toが省略された形、といった説明がされています。この説明を読んだとき、じゃあこの問題が、Tex Corporation did more than just ------- in the market.だった場合、AとBの形を合わせるのなら、surviveがsurvivedになるのかという疑問がふと浮かんだんです。

早速NY TimesのHPで”did more than just”でフレーズ検索してみると、この場合もjustの直後はsurviveと原形で、survivedと過去形にはなっていません。つまり、doであろうがdidであろうがdo/did more than just ------の空所には動詞の原形が入ることになります。

私がここで言いたいのは、たとえばTOEIC新公式問題集に取り組む際、ただ漠然と取り組むのではなく、「これはこうだからこうではないか」と仮説を立て、それを実際に自分で検証する「仮説→検証」というプロセスを繰り返せば、一冊の本からたくさんのことが得られますよ、ということです。

上記の例題でも、「do more than just surviveっていう表現は、どういう意味でどういう場合に使われるのだろう」「Tex is more than just a TOEIC teacher.って表現をどこかで見た気がするけど、いったいどういう意味なんだろう」といった疑問を持って自分で調べれば、どんどん知識が深まっていきます。もちろん、皆さんの目的は「TOEICのスコアアップ」ですから、このthanが何詞だとか、ここのsurviveは原形不定詞ではないのかとか、この文は第何文型なのか、といったマニアックな文法知識は必要ありません(そんなのワシも知らん)。「do/did more than just V原形」や関連表現の用例を調べ、表現をモノにすれば十分です。

「自分で考える」姿勢で是非効率的にスコアアップを目指してください。


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