神田西口商店街の宝くじ売り場に張られた、「今週はロト6キャリーオーバー発生中!」と書かれた張り紙を見て、自分が昨日買ったロト6が一等じゃなかったということがわかってがっかりしてしまったTEX加藤です。ん、でも待てよ、これはパート7の推測問題に転用できるのではないのか。「キャリーオーバー発生中」と書かれた広告から、「前回の抽選では一等が出なかった」を推測させるのはいいかもしれない。あ、そもそもTOEICにはギャンブルは出ないか。
ギャンブルと言えば、私は二十代後半の数年間、競馬にはまっていた時期がありました。特別な用事のない週末は、府中競馬場や立川の場外馬券場に出掛けて安月給をつぎ込んだり、大学時代の友人とGWや夏休みを利用して全国地方競馬場めぐりをしたりしていたんです。「結局のところ馬のやることはわからない」という当たり前の結論に達し、今では全く馬券は買わなくなりましたが。
昨日のブログでも触れた「いねむり先生」の著者の伊集院静さんのギャンブルエッセイを読んでいてはたと気づいたのですが、私にとって、TOEICに出題されそうな問題を予想する作業は、競馬の予想に通じる部分がある気がします。まあ、競馬とTOEICを一緒にしてはいけませんが、「ああでもないこうでもない」と予想する過程が楽しいんですよね。で、予想した問題が本番で出たら、「よし。取った」みたいな(笑)
とここまで書いてきて、TOEICのスコアアップに役立つセミナー情報があったのを思い出したので、ご紹介します。エッセンスの看板講師で、9月に出版される「新 TOEIC TEST 900点特急 パート5&6」の著者の加藤優先生が、10/10(月)に「パート5・6マスターへの道」という中上級者向けセミナーを開催されます。決して身びいきではなく、英語力、授業力、TOEIC力を兼ね備えた若手ナンバーワン講師だと思いますので、特にパート5・6で高得点を目指されている方には有益なセミナーになるはずです。加藤先生は日本語力も高いので、「900点特急」は私も読むのが楽しみです。ご興味のある方はこちらからどうぞ。それにしても加藤先生の写真、格好いいですよね。同じ条件で撮影した私の写真がどう見てもただのオヤジなのはどうしたわけでしょうか。
最後に新刊情報です。
「TOEICの怖い話」(TEX加藤著・民明書房)
「いつの間にかマークがずれていた」「ふと気づいたら残り1分だった」「できたと思ったのにスコアが下がった」「試験直前に覚えた単語なのに意味が思い出せない」「いつも隣が変な人だ」等、TOEICにまつわるさまざまな怪異現象を、TOEICオタクの著者が独自の視点で分析。怪異現象への対処法を伝授します。※これは架空の新刊で、出版予定はありません。「先生、あの本、どこの売り場に置かれるんですか」という質問を受けてしまったので、念のため。本当に出る「読解特急3」の案内をしたほうがいいですよね。
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それにしても、明海大学→神田外語学院と、約10日間にわたるTOEIC漬けの日々が終わって見た映画が寅さんDVDマガジン最新作、読んだ本が「いねむり先生」や「下町ロケット」ですから、自分は本当に英語講師なのだろうか、と思ってしまいます。でも、案外こうした英語学習以外の部分から吸収するものが講師にとって大切な気がするんですよね。
神田外語学院の1日12時間・計10日間の「TOEIC合宿 in 福島」では、担当していたクラスが一定の成果を挙げたようです。この結果には、①前半5日間の授業を担当された先生が素晴らしかった ②生徒のほとんどが400点台とスコアを上げやすいレンジだった ③元々の生徒のポテンシャルが高かった、といった要因があると思います。ですが、スコアアップの最大の要因は、「楽しくかつ真剣な雰囲気」にあったのではないかと私は感じています。
約30人のクラスの大多数が面識のない生徒で、初日はさすがに堅い雰囲気でしたが、三日目には私の似顔絵がホワイトボードに描かれ、四日目には似顔絵がさらに増えました。その一方で、1日数時間の音読・シャドーイング、パート5の品詞問題を1問20秒弱のペースで数百問解くといったトレーニングにも皆真剣に取り組んでくれて、クラス全体に「楽しく真剣な雰囲気」ができあがっていたと思います。前半の5日間を担当された先生が非常に素晴らしい先生で、私が担当した時にはよい雰囲気の下地がすでに出来上がっていたのもラッキーでした。授業アンケートで、「K先生、TEXありがとうございました」と、ほぼ全員、私の方だけ呼び捨てだったのには笑ってしまいましたが。
「下町ロケット」の会社や、私が「家庭用プラネタリウム」を作った時のチームもそうでしたが、集団の雰囲気が良いと、不可能に思えることも可能になる気がします。共通の目標に向かって全員一丸で楽しく集中して作業に取り組むと、いわゆる「ゾーン」に入って、普段以上の力が出るのかもしれませんね。
「楽しくすることを恐れない」とは、NHKの「仕事の流儀」にも出演された英語講師・田尻悟郎先生の言葉ですが、その言葉の重みを感じた今回の結果でした。明日からの新学期の授業も、自分なりに力を尽くして、「楽しく真剣な」雰囲気の授業を展開したいですね(とはいえ、難しいんだな、これが)。
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正答数の計算方法ですが、リスニングは、それぞれの項目別の誤答数を合計し、100からマイナスすると合計正答数になります。リーディングは、複数の項目で「ダブリ計上」される問題がありますので、この表からは正確な正答数を出すことはできません(どの問題が重複計上されていて、それを正解したかどうかが不明なため)。
なお、初めて表をご覧になる場合の表の見方につきましては、こちらの記事をご参照ください。AMの項目の内容につきましては、こちらの記事をご覧ください。
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さて、今日あたりから7月の公開テストのスコア表(AM=Abilities Measured)が届くかと思いますので、正答数とスコアの関連を調べるAM分析を行いたく思います。この記事は、そのためのAMの報告用のエントリーです。
以下の記入例にしたがってご報告を頂けると助かります。なお、フォームが違うとAMも異なりますので、必ずフォーム(今回はメジャーが4HIC16、マイナーが4HIC17)を明記ください。
どちらのフォームか不明な方は、リスニングの平均値(▲のマークがついている数字)をご参照頂いて、上から順に、62,62,77,58であれば4HIC16です。私はパート3・4で計2問間違えたようです。
<記入例>
【お名前】TEX加藤
【フォーム】4HIC16
【スコア】L495 R495 T990
【LAM】100 100 100 95
【RAM】100 100 100 100 100
ご報告の際は、以下あらかじめご確認ください。
(1)フォーム、スコアと数字は念のため、送信前に再度ご確認ください。
(2)この分析は私が勝手に個人で行っているものなので、公式のものではありません。
(3)コメント欄にはご返事はしませんが、途中経過や結果をまとめたものを記事で報告させていただきます
ご協力よろしくお願いします。
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禅僧で、世界的庭園デザイナーの枡野俊明さんの新刊です。禅的な考え方が分かりやすく説明された一冊ですが、TOEIC学習者にとっても参考になりそうな部分がありますので、いくつかご紹介します。
まず自分の足元にあるものを、一つひとつ確実にやっていく。これを禅語で「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」といいます。(中略)足元のことをしっかりと行うことで、結果は自然についてきます。(中略)そうやって一歩一歩進んでいくと、ある日ふと振り返ったときに、すでに長い道のりを進んできたことを実感できます。そして気がつくと、物事が成し遂げられている。
意味や発音が分からない単語があれば調べて覚える、文構造が分からなければ考える、問題を解いて間違えたら理由を確認する、公式問題集を繰り返し音読する、こうした誰にでもできる平凡な努力を継続することがTOEICのスコアアップに最も大切です。
テスト本番でも1問1問の積み重ねがスコアですから、仮に下がっても、全力で頑張った結果ならがっかりする必要はありません。努力を積み重ねていけば、結果は後でついてきます。私も990点を継続していますが、受験の際に考えているのは、目の前の1問1問をしっかり集中して解くことだけです。結果のことは考えていません。「1日1日、1問1問」です。
言葉で人を動かすことは、やはり限界があります。しかし実際に自分の行動で示せば、それが最高の説得力になる。これは世界中、どこでも共通のようです。
枡野さんが海外でお仕事をされたとき、最初は枡野さんの指示に従わなかったプライドの高い従業員たちが、枡野さんがその実力を示した途端、雰囲気が一変し、スムーズに仕事が進んだそうです。これはTOEICの指導者にも言えることです。私が率先してTOEICを受け、全力投球する姿を見せることが、何より大切だと思っています。英語力ももっともっと伸ばさないといけません。
やる気がない。今日は気分が乗らないと愚痴をこぼせるのは、明日が確実にやってくるという余裕があるからです。(中略) 明日の命をも知れぬと思えば、いまできるだけのことをやっておこうという気持ちになれるはずです。
枡野さんは、「この一息に生きる」という言葉を使っていらっしゃいます。なかなか難しいことではありますが、自分にできる範囲で今この一瞬を大切にしたいですね。
Seize the moment!
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今日の正午に、7月の公開テストの結果がインターネットで発表されました(すっかり忘れていました)。
よろしければ、以下のテンプレートを使って結果のご報告を頂けると嬉しいです。他のブログ読者にベストスコアの喜びを伝えたり、今日の反省を書き言葉にして明日の自分につなげましょう。
結果のご報告は、以下のテンプレートを使って頂けると助かります。
【お名前】
【スコア】 L R T
【過去最高点】
【感想】
記入例
【お名前】 国際花子
【スコア】 L320 R200 T520
【過去最高点】 450
【感想】500点越えました! 嬉しいです。 次は600点目指して頑張ります!
上記のようなコメントを書いた後、結果が期待通りだった方は喜びの気持ちを込めて、期待に達しなかった方はお祓いの意味と次のテストへの飛躍を誓って、「えいっ」と気合を入れながら、お賽銭代わりに下記の人気ブログランキングのバナーをクリックしていただけるとご利益があるかもしれません。



私の場合、「EJやSTに毎月記事を書くのはcontractually obligatedだから、そうした内容をベースにした文を作ろう」と考え、自分の体験と結びつけて設問文を作ります。で、こんな感じの設問文ができたとします。
Tex Kato was ------- obligated to write a sequel to his best-selling novel The Dream on the TOEIC by the end of the year. (Tex Katoは、ベストセラー小説The Dream on The TOEICの続編を年内に書く契約上の義務があった)
実は、問題作成の際、スキルが必要になるのは、不正解の選択肢作りなんです。たとえば、正解以外の選択肢は、明らかに間違いだったらなんでもいいや、と、
(A) contractually
(B) approximately
(C) impossibly
(D) Bruce Lee
などとしてしまうと、上級者なら正解以外の選択肢は明らかにおかしく感じられるので、消去法で解けてしまいます。つまり、上級者と超上級者をふるいにかけることができなくなってしまうわけです。ですから、この表現を知らなかった上級者が、思わず選びたくなりそうな雰囲気の副詞を選択肢に配置する必要があります(正解の言い回しさえ覚えられればいいので、不正解の選択肢は何だっていい、という考え方もあるでしょうが)。
ここで悩ましいのが、公開テストで出題された他の選択肢を覚えていた場合、それをそのまま使っていいのか、ということです。これは著作権上おそらくNGですよね。じゃあ、何個までだったらOKなのか、というと、それは私にもわかりません。おそらくですが、この問題単独では判断できず、他の問題を含め、著作物全体がどの程度本番のTOEICに酷似しているかで著作権に違反しているかどうかが決まるのではないかと思います(私は法律の専門家ではないので、あくまで個人的な意見です)。
ですから、出版の際には、正解以外の選択肢をすべてオリジナルにして、なおかつ超上級者向けの問題として成立するように作るか、contractuallyの部分ではなく、obligatedの部分を空所にして出題し、contractually obligatedという言い回しで押さえるよう解説でフォローする、のどちらかの方法を選ぶのが一般的ではないかと思います。もちろん、「contractually obligatedのcontractuallyを問う問題を作ってください。文脈や選択肢はお任せします」とネイティブに投げるケースもあるでしょう。
読者の皆さんからすると、本番と同じような文脈で、同じ選択肢の並びの問題を作って出版してほしい、と思われるかもしれませんが、問題作成者側としては、そうはいかないのがつらいところです。その方が不正解の選択肢を考える手間が省けて作る方も楽なんですけどね(笑)
と、今日は著者側の問題作成の裏話でした。一般読者にはあまり興味のない話題だったかもしれませんね(汗)
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満足度=経験値-期待値
知人のTOEIC講師が顧客満足研修で教わった公式だそうです。
この数式が何を示しているのかを具体的に例を挙げて説明しますと、先日近所の中華料理屋さんで、私の隣の席のおじさんが、「お姉さん、この杏仁豆腐美味しくないね」って店員さんに文句を付けているのを見かけました。食べる前の期待値(expectation)が高かったのに、実際の経験値(experience)が低かったため、満足度(satisfaction)がマイナスになってしまったわけです。
ところが、同じ杏仁豆腐を食べていた私は、別に何とも思いませんでした。これは何も杏仁豆腐が格別美味しかったからではなく、町の中華料理屋さんのセットメニューにおまけでついている杏仁豆腐なので、最初からそれほど期待をしていなかったからです。つまり、事前の期待値が低かったので、「ま、こんなものだろう」と、満足度がマイナスにならなかったのです。
これはどんな仕事にも当てはまる公式だと思います。私が携わった家庭用プラネタリウムの企画でも、「科学館を超える1万個の星数」「流星機能」「差し替えでさまざま星空を楽しめるカートリッジ式ソフト」といったアイデアは、お客様の期待を超えたい、という思いから出てきたものです。お客様の期待を超えられない、あるいは、期待通りだと、ヒット商品にはなりませんし、私が手掛けた商品で、お客様の期待を超えられず、売れなかったものもたくさんあります(というよりそっちの方が圧倒的に多い)。
これはきっと講師の仕事でも同じです。「TEX先生って、本も書いてて、いい先生らしいよ」と事前の生徒の期待値が高いと、よほどこちらが頑張らないと、「なんだ、思ってたほどじゃないな」と満足度は下がってしまいます。逆に、「TEXって誰?」「何このおじさん」程度の期待値だと、こちらがある程度ちゃんとした授業をすれば、満足度は下がりません。
生徒の期待を超えるには、生徒の期待がどこにあるのかをつかむことも重要でしょう。2か月で730点取らないとクビ、という社会人の方に、「スコアがすべてではありません。使える英語を身に付ける練習をしましょう」といった授業を展開しては、相手の満足度は著しく下がってしまいます。
「お客様の期待を超える」のは難しいことで、私も試行錯誤の毎日ですが、少なくともそうした意識を持って努力することが大切ですよね。
この「期待値を超える」方法に関しては、ヒロ前田さんのご紹介で最近読んだ、
たちまち「できる人」になる秘伝の仕事術(福井克明著・サンマーク出版)
が参考になると思います。「期待値を超える」ための方法が、ロジカルに説明されている優れた一冊です。ご興味のある方は是非ご一読を。
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中学時代にいじめを苦に割腹自殺未遂、16歳で暴力団組長の妻になり、29歳で司法試験に一発合格、2000年に出版された「だから、あなたも生きぬいて」が260万部のベストセラーになった著者が、31歳でゼロから英語をやり直し、外国人の国選弁護を受任できるレベルにまで到達したノウハウがつづられた一冊です。
170ページの薄手の文庫本ですが、大平さんの英語学習に対する姿勢は、英語学習者としてのあるべき一つの理想形だと強く感じました。具体的な教材や勉強法についてはこの本をお読みいただければと思いますが、大平さんの英語学習法の骨子を私なりにまとめると以下の3点になります。
1. 英語を使って何をしたいのか、最初に目的を定める。
2. 目的に合った教材を探し、自分なりに工夫して効率的かつ集中的に勉強する。
3. 疑問が浮かんだらそのままにせず、自分で調べて解決する。
1. 大平さんの場合、外国人の被告と通訳を介さずに英語で裁判の話をできるようになる、というのが目標でした(もう達成されましたが)。この目的を達成するには、リスニング・スピーキングのスキルに加え、法律用語のボキャブラリーを重点的に鍛えればいいので、学習指針が明確になります。TOEICでも、単に730点という目標を設定するよりも、730点を取って海外駐在の社内応募基準をクリアしたら、現地のスタッフを英語でマネージメントするためのアウトプット力強化にシフトする、TOEICはそのためのステップである、といったように受験の目的をはっきりさせた方が、目標達成のスピードが速くなるはずです。
2. 大平さんは、多忙な弁護士の仕事をしながら英語学習を始められたので、学習の効率化のためにさまざまな工夫をされていて、「できる人」だというのが伝わってきます(その徹底した効率化については本でご確認を)。たとえば、TOEICのパート3やパート4を車内で聴いていると、問題の読み上げの所の時間が無駄ですよね。そうした無駄な部分は自分で編集してカットして、公式問題集はA4サイズにコピーしてトランスクリプトを持ち歩く等の工夫をすれば、効率的に勉強できます。こうして勉強の効率を最大化するための方法を自分で考えるという姿勢は私も見習いたいです。
3. たとえば、大平さんは、see, look, watchの違いが英和辞典を見ても今一つしっくりこなかったので、「see, look, watchの使いわけがわからない」と書いた付箋をノートに貼ります。そうして、自分と感性の合う著者(大平さんの場合は大西泰斗先生)の本で知覚動詞の項目をチェックし、<なるほど。認識するんか。それでパスポートのときにseeを使うのやな>と理解できたら、自分で例文を作り、会話のシーンを「イメージしながら」、「呪文のように」繰り返したそうです。これはTOEICにも応用できます。たとえば、
Q: How may I direct your call?
A: To room service, please.
という「TOEICテスト 新公式問題集 Vol. 2」に出てくる応答をただ読むのではなく、「directって、直接的な、って意味の形容詞やなかったっけ。動詞でも使えるんや。そうか、directionって方向って意味やから、きっとdirectは方向に向けるって意味なんやな。だから、この質問文は、あなたのお電話をどちらの方向に向けましょうか、ってニュアンスで、どちらにおつなぎしましょうか、っていう意味になるんやな」と自分なりに咀嚼して理解し、自分がホテルのオペレーターに電話をしたシーンをイメージしながら繰り返し音読すれば、答えがI’d like to talk to Tex Kato in room 918.であっても、自然に感じられますよね。
とても良書だったので長文になりましたが、是非、皆さんにもご一読いただきたい一冊です。英語学習に対してのモチベーションが上がると思いますよ。「自分で考えて自分で工夫して自分で実行する」という能動的な学習姿勢ってとても大切ですよね。Be proactive, not reactive!
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