明日のテストにかける皆様の決意のほどを、以下のテンプレートを使って示していただけるとありがたいです。
【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】
記入例
【お名前】 TOEIC花子
【今回の目標スコア】 730
【過去最高点】 660
【コメント】 就活のために730取ります!
上記のようなコメントを書いた後、ベストスコア祈願のクリックを、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下記バナーにてお願いします。皆さんのスコアアップと、私のブログランキングアップ(笑)の一挙両得をせこく狙っています。クリックとともにお寺の鐘の音が鳴るような技術は持ち合わせておりませんので、それぞれの頭の中でイメージしてください。では、皆さんのご健闘をお祈りしております!
↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。



「鈍足だったら、速く走るな」(中竹竜二著・経済界)
でした。著者の中竹さんは、元早稲田大学ラグビー部監督で、2007・2008年と大学選手権二連覇を達成した後、退任され、今は2019年のラグビーワールドカップ日本開催に向けて、コーチの発掘・育成・評価といった活動に従事されています。
ラグビーファンならご存知かもしれませんが、早稲田大学ラグビー部の、中竹さんの前任の監督は、「スーパーカリスマ指導者」の清宮克幸さんです。元全日本代表として活躍した清宮さんは、監督就任後、強烈なリーダーシップの下、長年低迷していた母校を13年ぶりに大学日本一に導き、大学選手権二連覇を花道に、社会人チームの監督に転身されました。
「誰がポスト清宮になるのか」と周囲の興味が集まる中、就任したのが、選手時代に目立った実績はなく、卒業後はサラリーマンだった中竹さんでした。どこにいても注目を集める清宮監督とは正反対で、存在感の薄い中竹さんについたニックネームは「日本一オーラのない監督」でしたが、見事にチームをまとめあげ、2年連続大学日本一を達成されました。
タイトルが示す通り、中竹さんがこの本の中で訴えているのは、「目標達成のために自分のスタイルを貫くことの大切さ」です。特に私の印象に残った部分を以下でご紹介します。
大事なのは、「ちょっと優れた武器を持っています」ではなく、突き抜けること。それ以外の凡庸なものはそぎ落して、他の人の何十倍も何百倍も優れているという別格のものを一個持てば、その選手だけのスタイルとして光を放つことになります。
仮に私がTOEIC講師として、すべての面で平均的なスキルを持っていたとしても、それでは強みになりません。20年間のサラリーマン経験や、TOEICの問題を覚えて再現するスキル、おもちゃ業界で培った企画力、といった自分なりの強みを生かし、「どうすれば他から突き抜けられるか」を常に意識して、「TEX流」を確立すべく努力や工夫を重ねたいですね。
できないことは捨てる
もし、私がTOEIC指導の比重を減らし、英検やTOEFL、英会話、スピーキング、大学受験といったジャンルにまで手を広げたとしたら、「何でも屋」になってしまい、自分のスタイルが崩れてしまいます。ですから、自分スタイルの確立のためにも、この「できないことは捨てる」という姿勢は常に持ち続けたいなと思っています。「餅は餅屋」ですから。
スタイル自体が強みなのではない
自分スタイルを確立することは大切ですが、あくまでそれは「生徒のTOEICスコアアップ」という目標を達成するための方法論にすぎません。いくら自分スタイルを確立しても、それが生徒の成績に結び付かないのでは意味がありませんよね。ですから、時には自分のスタイルを柔軟に変更したり、ムダなプライドを捨てたりすることも必要です。「目的あっての手段」であることを忘れてはいけませんよね。
スペースの関係上、割愛しましたが、この本では、読字障害や、度重なる怪我、チーム1の鈍足、部員の反乱、周囲のバッシングといった困難を、自分スタイルを貫くことで中竹さんが乗り越えてきた過程が綴られています。新米講師の私にとっては、とても学びが多く、励みになる一冊でした。
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