パート1:やや難(PCと調理器具、カーペットと海辺の談笑の写真は難しめでした)
パート2:やや難(ひねった応答が多かったですね。特に30番台の難度が高めでした)
パート3:普通~やや難(いくつか状況がつかみづらい問題がありました)
パート4:普通(標準レベルだったと思います)
パート5:普通(構文の問題でやや難しめの問題がありましたが、語彙は易しめでした)
パート6:普通~やや難(文脈型の問題と、一部の語法問題が難しめでした。)
パート7:やや難(特にDPは難度が高めでした。久しぶりに受けた方には厳しかったと思います)
パート7のmodelの同義語を問う問題は新傾向でしょうか。同義語問題であんなに長い選択肢は初めて見た気がします。のんびり解いていたら、10分しか時間が余りませんでした。それだけパート7がタフだったのかもしれません。
今日のTOEICについてのご質問等がある方は、是非以下の番組にお寄せください。私は出演しませんが、エキスパートの方が出演されます。
Terry's TOEIC Talk May 2011
Date: May 29th
Time: 6 p.m.-9 p.m.
Host: Terry
Guests: Tom, HUMMER
Skype guests: あ~る、みかん星人
放送用URL:
http://std2.ladio.net:8180/TBR.m3u ↑
放送時間にアクセスすると聞けます。
BBS:
質問受付用スレッド http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9131/1306549087/
ではでは、雨の中受験された方、お疲れさまでした。結果を楽しみに待ちましょう。
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明日のテストにかける皆様の決意のほどを、以下のテンプレートを使って示していただけるとありがたいです。
【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】
記入例
【お名前】 TOEIC花子
【今回の目標スコア】 730
【過去最高点】 660
【コメント】 就活のために730取ります!
上記のようなコメントを書いた後、ベストスコア祈願のクリックを、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下記バナーにてお願いします。皆さんのスコアアップと、私のブログランキングアップ(笑)の一挙両得をせこく狙っています。クリックとともにお寺の鐘の音が鳴るような技術は持ち合わせておりませんので、それぞれの頭の中でイメージしてください。では、皆さんのご健闘をお祈りしております!
↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。



「鈍足だったら、速く走るな」(中竹竜二著・経済界)
でした。著者の中竹さんは、元早稲田大学ラグビー部監督で、2007・2008年と大学選手権二連覇を達成した後、退任され、今は2019年のラグビーワールドカップ日本開催に向けて、コーチの発掘・育成・評価といった活動に従事されています。
ラグビーファンならご存知かもしれませんが、早稲田大学ラグビー部の、中竹さんの前任の監督は、「スーパーカリスマ指導者」の清宮克幸さんです。元全日本代表として活躍した清宮さんは、監督就任後、強烈なリーダーシップの下、長年低迷していた母校を13年ぶりに大学日本一に導き、大学選手権二連覇を花道に、社会人チームの監督に転身されました。
「誰がポスト清宮になるのか」と周囲の興味が集まる中、就任したのが、選手時代に目立った実績はなく、卒業後はサラリーマンだった中竹さんでした。どこにいても注目を集める清宮監督とは正反対で、存在感の薄い中竹さんについたニックネームは「日本一オーラのない監督」でしたが、見事にチームをまとめあげ、2年連続大学日本一を達成されました。
タイトルが示す通り、中竹さんがこの本の中で訴えているのは、「目標達成のために自分のスタイルを貫くことの大切さ」です。特に私の印象に残った部分を以下でご紹介します。
大事なのは、「ちょっと優れた武器を持っています」ではなく、突き抜けること。それ以外の凡庸なものはそぎ落して、他の人の何十倍も何百倍も優れているという別格のものを一個持てば、その選手だけのスタイルとして光を放つことになります。
仮に私がTOEIC講師として、すべての面で平均的なスキルを持っていたとしても、それでは強みになりません。20年間のサラリーマン経験や、TOEICの問題を覚えて再現するスキル、おもちゃ業界で培った企画力、といった自分なりの強みを生かし、「どうすれば他から突き抜けられるか」を常に意識して、「TEX流」を確立すべく努力や工夫を重ねたいですね。
できないことは捨てる
もし、私がTOEIC指導の比重を減らし、英検やTOEFL、英会話、スピーキング、大学受験といったジャンルにまで手を広げたとしたら、「何でも屋」になってしまい、自分のスタイルが崩れてしまいます。ですから、自分スタイルの確立のためにも、この「できないことは捨てる」という姿勢は常に持ち続けたいなと思っています。「餅は餅屋」ですから。
スタイル自体が強みなのではない
自分スタイルを確立することは大切ですが、あくまでそれは「生徒のTOEICスコアアップ」という目標を達成するための方法論にすぎません。いくら自分スタイルを確立しても、それが生徒の成績に結び付かないのでは意味がありませんよね。ですから、時には自分のスタイルを柔軟に変更したり、ムダなプライドを捨てたりすることも必要です。「目的あっての手段」であることを忘れてはいけませんよね。
スペースの関係上、割愛しましたが、この本では、読字障害や、度重なる怪我、チーム1の鈍足、部員の反乱、周囲のバッシングといった困難を、自分スタイルを貫くことで中竹さんが乗り越えてきた過程が綴られています。新米講師の私にとっては、とても学びが多く、励みになる一冊でした。
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私自身、参加者の方々や、ほかの二人の講師からたくさんのことを学ぶことができて、
とても貴重な機会となりました。こうした一つ一つのセミナーを、今後の糧にしたいですね。
長時間に渡るタフなセミナーにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
皆さんのTOEICのスコアが少しでUPすることを、講師の一人として心から願っています。
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客が食べ終わって出ていく後ろ姿に、しんそこ、ありがたく手を合わせて拝むような心持ち、そんな心持ちのうどん屋さんは、必ず成功するのである。
「道をひらく」(松下幸之助著・PHP研究所)
TOEIC講師の場合、同じ教科書を使い、同じことを教えても、生徒の評価はまったく異なります。今年の授業が始まって約1か月ですが、「○○先生はいい」「○○先生はダメ」といった評価が生徒の中ではすでにでき上がっていて、私も実際にそうした声を耳にします。特に学生の場合、遠慮がないので、ここでは書けないくらい辛らつな言葉も平気で口にしますし、いいと思ったら「○○先生、大好き」「○○先生、最高」などとストレートに言います。こうしたストレートな感情表現は今の学生気質なのかもしれません。
生徒がTOEIC講師の良し悪しを判断する基準として、TOEICや英語に関してのスキルの差、もあるとは思いますが、それよりもはるかに大きな要素が、「自分たちを大事にしてくれているかどうか」ではないかと感じます。
冒頭で紹介した松下幸之助さんの言葉ではありませんが、授業を終わって教室を出ていく生徒の後姿に手を合わせて拝むような心持で授業をしていれば、きっと生徒からの信頼が生まれ、授業もうまくいくでしょう。その反面、これは自戒の意味も込めてですが、こちらの都合で授業を進めてしまうと、生徒の満足度は下がってしまいます。
講師の仕事をしていると、予備校やエッセンスのような一部の学校を除いては、生徒の評価が低いからといって、生徒数が減ったり、給料が下がったり、職を失ったりすることはありません。極端な話、授業で手を抜いても、うどん屋のように客が減ることもなく、毎週生徒は来るわけです。ですが、それが当たり前のことになってはいけませんよね。
これはきっとどんな仕事についても言えることですが、お客様の後姿に手を合わせる気持ちで仕事をしていれば、そのお客様が新しいお客様を連れてきてくれて、さらなる成功につながっていくでしょう。私も生徒や読者への感謝の気持ちを忘れず日々精進しなければなあと、「道をひらく」を再読して気持ちが新たになりました。生徒あっての講師、ですよね。
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今年も開催させていただくこととなりました。
詳細はこちらにてご確認ください。パート5の問題は、ロスと共同で1000問作ってストックしてありますので、その中から新作問題100問を厳選してイベントで使用させていただきます。本番同様のレベルの模試を2回分計80問、品詞問題を20問の構成になる予定です。やる気のある参加者の方々に交じってパート5の問題を解く雰囲気を楽しんでいただければと思います。
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このブログでも著書を何度かご紹介した和田裕美さんの新刊が出たので早速読みました。この方の本って、すっと理解できる読みやすさの中に、「やるぞ」と思わせてくれるようなポジティブな言葉が詰まっていて、私にとっては愛飲している「チョコラBB」のような元気回復効果があるんです。
この本にも、そうした「やる気パワー」に満ちた言葉がたくさん掲載されています。中でも私の印象に残った
「一番にならなくてもいい」という言葉に惑わされない。
何かにおける一番を目指す。
という「法則1」で紹介されている言葉をいくつかご紹介します。
「一番を目指さなくていい」と、「一番になれるかどうか分からなくても、高い目標に向かって全力を尽くす」の間には、大きな違いがあると私は思います。
高みを目指す方が、絶対に人は伸びます。
時に、それは、嫉妬や負ける悔しさを伴います。けれど、そうやって自己を向上させようと思うことから、成長に欠かせないエネルギーが生まれてくるのです。
「一番にならなくてもいい」と言えるのは「一番を目指して精いっぱい頑張った人」だけです。上を目指してもいないのに、「負けてもいい」と言うのは、「勝負しないで人生を生きてもいい」という逃げの姿勢だと思うのです。
和田さんがおっしゃるとおり、どんな小さなことでもいいので、「一番になる」ことを目指すと、自分を向上させることができるのではと思います。私は前職では、「おもちゃ業界で一番の企画マン」になることを目指して、ちょっと大げさですが、24時間365日「何か企画のネタはないかな」とそればかりを考えていました。その気持ちが、いくつかのヒット商品の企画に携わるという幸運を呼び寄せたのかもしれません。考えてみれば、私が英語学習に目覚めるきっかけになったのも、高校二年生の夏休み明けの実力テストで「学年で一番」になったことでした。
「会社で一番挨拶の声が大きい」「会社で一番企画の提出本数が多い」「会社で一番コピーを取るのが速い」でも何でもいいので、何かで一番を目指して努力すると、それが自分の自信になるのではないでしょうか。私も「TOEIC業界で一番○○な講師」を目指して頑張ろうと気持ちが新たになりました。「○○」の部分に何を入れるのかが悩ましいところですが(笑)
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を再読しました。おそらくもう5回ぐらい折に触れ読み返していますが、読むたびに新しい発見のある本です。松下幸之助さんの著書では、国内の自己啓発本として最大のベストセラーである「道をひらく」が最も有名ですが、この「成功の法則」は、松下さんの人柄や基本的な考え方を知るには最適な一冊だと思います。
この本の中では全部で50の成功法則が紹介されていますが、その最初の法則のタイトルが、「風の音で悟る」です。ある木枯らしが吹く日、松下さんは秘書である著者に突然、「きみ、風の音を聞いても悟る人がおるわなあ」と語りかけます。普通の人には単に木枯らしにしか聞こえない音も、問題意識を持っている人にとっては違って聞こえるのだ、ということです。
これは、サラリーマン時代、「脳トレ」や「家庭用プラネタリウム」を企画した際、私も強く感じたことです。「脳トレ」を例にとると、「脳を鍛える大人のドリル」という本のタイトルを見た瞬間、「これだ」と私が思ったのは、「脳を鍛えるオモチャを作りたい」「企画実現のヒントになる情報はどこかにないか」という意識を常に持っていたからです。それがなければ、せいぜい「面白い本があるんだな」程度で気にも留めなかったでしょう。
「風の音で悟る」は英語学習についても言えることです。同じ問題集に取り組んでも、ただ解いている人は、「ふーん。なるほど」で終わってしまいます。それに対して、「自分がこの問題を間違えてしまったのは、こういう理由ではないだろうか」という意識を持って読んでいる人には、「やはりそうだったか」「ん、自分の仮説は間違っていて、間違ったのは別の理由だったんだな。確認のために別の参考書もチェックしてみよう」といった気づきが生まれます。同じ一冊の参考書から得られるものに大きな差が出るわけです。
「風の音で悟る」の姿勢で英語学習に励むと、無味乾燥な参考書の一節が、時に輝いて見えるようになります。「そうだったのか」「そういうことか」と、「知識」が「知恵」に変わるthe golden momentが訪れるのです。この瞬間の楽しさがあるからこそ、学習が継続できるのかもしれませんね。
すっかり紹介が遅れましたが、「新TOEIC TEST 模試特急 200問一本勝負」が発売になりました。これは、既刊の「新TOEIC TEST 総合模試特急 はじめてでもまるごと完成」を新書サイズにまとめたものです。模試自体の内容は同じで、一部内容をカット・再編集しました。同時発売の「新TOEIC TEST正解特急 ルール55」も合わせて、ご興味のある方は書店にてご覧ください。
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