最近、エッセンスの受講生の感想で、「声が大きい」と書かれることが数回ありました。大学の授業やセミナーの感想でも、「声が大きいので目が覚めました」とか、「声が大きくて聞きやすかったです」といった意見が今年になってから寄せられ始めたのですが、これは私にはとても意外なことでした。

講師の仕事をする以前は、as far as I can remember(突然英語)、「声が大きい」と言われたことは人生で一度もありません。プレゼンやスピーチで人前に出ると緊張して、むしろ声が小さくなっていたと思います。

講師デビュー前の初めてのエッセンスでの模擬授業では、緊張のせいもあり、途中で声が枯れてしまいました。普通の話し方で声を大きくしようとしたら、喉に負担がかかって声が出なくなったのだと思います。「こんな調子で大丈夫かなあ」と不安になったのを覚えています。

それからは、家で授業の予行演習をする際、できるだけ喉の奥から声を出すように意識をして、日々の授業でも実践するようにしました。最初は試行錯誤の毎日で、学生に「先生変な声」って言われたりもしましたが、練習と実践を繰り返すうちに、次第に声の出し方が安定するようになりました。幸い、一年を通じて喉を痛めることもほとんどなく、いつの間にか声も大きくなったようです。

講師にとって、声ってとても大事な要素だと思います。クラスに入って最初に、「皆さん、こんにちは」って大きな声で話すと、その場が授業モードに変わります。授業の音読の際も、講師の音読の声が大きいと、生徒も「私も頑張って読もう」って思いますよね。

私の次の課題はテンポです。先日行ったセミナーと、特急セミナーの音声を聞き比べると、多少の改善は見られますが、依然として早口で聞き取れない部分があります。これではいけませんね。今、「メガシャキ」のCMで東進ハイスクールの講師の方が受験生に向けたメッセージを動画で配信しているのですが、伝え方がやっぱりうまいですね。この安河内哲也さんの動画を見ると、ジェスチャーとかトークの強弱のつけ方とか、さすがだなあと思います。こういう風に自分が伝えたいことを相手にしっかり伝えられるようになりたいですね。※記事を更新した翌日に残念ながら動画の配信が終了してしまいました。代わりに丸善で行われたJayさんの講義動画をご紹介します。Jayさんいい声してるなあ。日ごろの訓練のたまものですね。


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スクール・ウォーズ
私が高校生の時、ブームになった学園ドラマです。「プロジェクトX」でも取り上げられたのでご存じの方も多いかと思いますが、このドラマのモデルとなった高校は今やラグビーの名門校となった京都の伏見工業で、顧問の先生の名前は山口良治さんです。

ブックオフで持ち込んだ本の精算を待っていたら、「気づかせて動かす(山口良治・平尾誠二著/PHP文庫)という本が目に留まったので、さっそく読んだのですが、電車の中でこの本を読むとまずいですね。泣きそうになって思わずページを閉じてしまいました。

元ラグビー日本代表の山口先生が、赴任初日、期待に胸を膨らませて登校すると、そこで待っていたのは、アロハシャツを着てサングラスをかけた生徒たちがバイクで校内を走り回り、ラグビー部の部室は落書きだらけでたばこの吸い殻が散乱しているという現実でした。当時は校内暴力の嵐が全国で吹き荒れていて、山口先生が勤務することになった伏見工業は、「バイクの事故件数だけが県内一」という荒れ果てた学校だったんです。

「自分の青春をかけたラグビーを通じて、何年かかっても熱い感動を与えるぞ!」と誓ってラグビー部の顧問になった山口先生は、やる気が全くなかったラグビー部員を鉄拳制裁で指導して、県大会に出場させます。ところが、対戦相手は全国準優勝の花園高校で、当然試合は一方的な展開になり、112-0というスコアで伏見工業は惨敗します。

試合後も、まったく悔しそうな顔をせず、負けて当たり前の顔をしている選手たちを見て、山口先生は、「同じ高校生と同じ条件で試合をして、112対0で負けた。おまえたちは悔しくないのか、それでも男か」と泣き叫びます。すると、キャプテンだった子が座り込んで震えだし、グラウンドを叩きながら、「悔しいー! ちきしょう!」って叫ぶんです。

他の選手にも、「おまえはどうだ、おまえはどうだ」と聞いていくと、それまで悔しくて泣いたことなんてなかった生徒が全員「悔しい」「勝ちたいです」って泣きながら叫びます。その後、ドラマでも名場面でしたが、山口先生は、選手を並ばせて、「おまえたちを男にしてやる。歯を食いしばれ」って言って全員を殴り飛ばします。「この悔しい気持ちを忘れなかったら絶対に勝てる」と涙ながらに言いながら。

その一年後、伏見工業は、県大会の決勝戦で花園高校と再び試合をすることになります。選手たちは、一年前の悔しさと、「勝ちたい」という気持ちだけで、雨のグラウンドで泥だらけになりながら、ひたむきにプレーして、18-12で勝つんです。試合終了の瞬間、グラウンドの中で全員が抱き合って涙したそうですが、本当に奇跡ですよね。それまでの10年間、県内無敗だった花園高校に、1年前に112-0で負けた高校が勝つなんて。ちなみにその試合をたまたま観戦していたのが、当時中学生で、5年後に伏見工業を日本一に導いた平尾誠二さんで、それまで花園高校に進学しようと思っていたのが、試合を見て伏見工業のプレーに感動するわけです。ドラマでもこんな展開ないですよね。

山口先生はこの本の中でこうおっしゃっています。

やっぱり、想わないことは実現しない。想い描いて、はじめてそこに近づけるんだ。悔しさを感じる力が強ければ、絶対に自分たちを変えていけるんだよ。

教師として学ぶ点が多々あるだけでなく、読んでいてとにかく元気が出る一冊でした。連日の震災の報道で気持ちもつい沈みがちになりますが、「やるぞ」っていう気持ちにさせてくれたこの本との出会いに感謝です。


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50万!
2回目の計画停電の影響で、現在自宅PCのインターネットが使えない状況です。この記事も漫画喫茶からUPしています。ブレーカーを立ち上げ直したり、電源を抜き差ししたりしたものの、今回は復旧できないようです。明日にはNTTに連絡をして修理を依頼する予定ですが、ブログ記事の更新やコメントへの返事が遅くなりそうです。

気がつけば、トップページ左下のカウンターのアクセス数が50万を超えていました。これだけの方にアクセスしていただけたとは感謝感激です。ブログを始めた当時から考えると気が遠くなる数字ですね。皆さんのアクセスやコメント、拍手を励みにしてここまでブログを続けることができました。本当にありがとうございます。自宅PCが復旧次第、震災を通じて感じたことやTOEIC関連の記事等、また更新していきたいと思います。

それにしても、普段何気なく使っているインターネットが使えないだけで、こんなに不便を感じるものなんですね。身の回りのものが普通にあって普通に使えることのありがたさを改めて感じます。


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TOEIC界の支援の輪
計画停電直後からネットが不通になっていましたが、ブレーカーを立ち上げ直したら復活しました。まずはTOEIC関連のチャリティー情報です。

TBR総帥神崎さんが明日チャリティーTBRを開催されます。
TBR in 宮崎 チャリティーラジオ「がんばれ、東北!がんばれ、日本!」~TBRは日本を救えるか?(多分、救えない、でもやるだけやってみよう)
Date: March 19th Time: 12 noon-5 p.m.
詳細はこちらでご確認ください。

TBRメンバーの花田さんが明日チャリティーイベントを開催されます。
日時: 3月19日(土)12:30~17:30(計5時間、途中休憩あり)
会場: JR新宿西口から徒歩圏内にある会議室
詳細はこちらでご確認ください。

TOEIC講師仲間のてんまさんとJOYさんもイベントの収益を寄付されるとのことです。
日 時:2011年4月3日(日) 10:30~16:30(途中、1時間休憩)
会 場:新大阪丸ビル新館202号室(新大阪駅から徒歩3分)
詳細はこちらでご確認ください。

こうしてTOEICの世界でも支援の輪が広がっていくって素晴らしいですね。私もささやかですが、「入門特急」の印税を寄付することにしました(最新刊の増刷分10万部の印税を寄付すると発表された東野圭吾さんとは桁が違いますが)。

今日は神田外語学院で久しぶりの授業でした。春休み中で震災直後ということもあり少人数での授業でしたが、こうして普通に仕事ができるだけでありがたいですよね。明日からは10日間連続で授業やセミナーが続きますが、自分にできることを日々全力でやるのみです。いつも通り元気よくTOEICオタクな授業を行いたいです。


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がんばろう
今回の地震で、人は天によって生かされているものなのだと改めて痛感します。連日報道される未曾有の天災を前にして、言葉を失うのみですが、一人一人は小さく無力な存在である人間が、力を合わせればどんな絶望的な状況も乗り越えられる強く温かい存在でもあることは、歴史が証明しています。

東北地区の状況とは比べるべくもありませんが、私が指導している明海大学周辺地区も、建物の損壊や断水等、大きな被害を受けています。そうした状況下で、昨日中止になったTOEICに進級がかかっていた生徒を含め、一人一人が前向きに今自分たちにできることにしっかり取り組んでいる姿を見て、私も勇気づけられています。

今はただ、節電や募金等、自分にできることを行いつつ、金曜日から始まる次の授業に備えたいと思います。今日今この瞬間に生きていられることに心から感謝しながら。
緊急告知
すでに主催者のヒロ前田さんから連絡が入っているかと思いますが、明日新宿で行われる予定だったヒロ前田さんと私のセミナーは、地震による影響を考慮し中止を決定いたしました。楽しみにされていた方、大変申し訳ございません。代替えのセミナーを行うのかについては現時点では未定です。あしからずご了承ください。参加者の方のご無事をお祈りしております。TEX加藤

追伸:万一来場される方がいた場合に備え、前田さんと一緒に会場で待機しましたが、来場される方もなく、参加予定者全員の無事が確認されました。
やめないよ
「やめないよ」(三浦知良著・新潮新書)

「キングカズ」こと元サッカー日本代表の三浦知良さんの著書を読みました。40歳を超え、新人選手とは親子ぐらい年が離れても、現役にこだわり、先シーズンはJリーグ最年長ゴールも決めたカズさんのプロとしての心意気が伝わってくる爽快な一冊です。常に前向きで、自己節制を怠らず、試合前の練習でも常に全力を尽くし、試合に出られなかったら本気で悔しがるカズさんみたいなオヤジになりたいですね。

「常にその時点でのベストを目指す姿勢でいたい」
「人生は、いつの瞬間だって挑戦なんだ」
「僕は学び続ける人間でいたい」

といった言葉が、カズさんらしい語り口調で綴られていて、読み進めるうちに、本の中からカズさんがアラフォー読者を勇気づけてくれているかのような気持ちになります。それでいて、説教臭くなく、読後感は爽やかなのがこの本の魅力ですね。

中でも私が特に印象に残ったのが、以下の言葉です。

楽しむには資格が要る、基本的にはね。

これって何についても言えることですよね。たとえば、私は学生時代からテニスを続けています(最近やってないけど)が、テニスも、ちゃんと練習をして、真剣にやると、どんどん楽しくなります。もちろん、友達同士が集まって、やることないからテニスでもすっか、程度の軽い気持ちでプレーするのも楽しいでしょうが、それとは楽しさの次元が異なります。

TOEICでも同じでしょう。生徒にはよく「真剣にそして楽しく」と言うのですが、「真剣に」の部分がないと、楽しむことはできません。普段全然勉強しないで、英語が嫌いなのに、「試験を楽しめ」って言ってもそれは無理な話です。しっかり勉強して、試験と真剣に向き合った上で、試験を楽しむ余裕が生まれるのだと思います。

今週末はTOEIC公開テストだけど、僕は目の前の問題に精いっぱい取り組んでいくつもり。990点を取るために120分間、強い気持ちでね(カズさん風)。


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パート1
これから確定申告に向かうTEX加藤です。というか、実際には、今年から「青色申告」というものを周囲から勧められてやってみることにしたのですが、さっぱりやり方がわからないので、それを聞きに行くのですが(この段階でこんなことをしていて大丈夫なのか)。

さて、先日、書店のTOEIC関連本売り場に出かけ、自分の本が山積みになっている前で手を合わせ(←危険人物)、今売れている本というものを何冊かパラパラと眺めてみました。で、あらためて気づいたのですが、パート1を見るだけでも、本の質ってわかりますね。別に著者の方や出版社の方に悪気があるわけではないのでしょうが、\(驚)/や\(笑)/という絵文字が思わず頭に浮かぶような問題もあります。

英文をそのまま紹介すると著作権上の問題がありそうなので、ダイジェストでいくつか印象的な問題をご紹介します。

調理をしているコックさんの写真
(A) 彼は調理したくない
表情から心理を読み取る高度な設問です。

壁掛け時計の写真
(A) 今9時50分だ (B)今9時55分だ  (C)今10時5分だ  (D)今10時10分だ
リスニング能力以外の力が問われますね。

壁に絵画がかかっている写真
(A) 若い男性の絵が壁にかかっている  
解説:絵の男性は若くないので(A)は不正解。
何歳以上が若くないのかの判断が難しいところです。

コーヒーを入れている男性の写真
(A) 特別ブレンドのコーヒーは美味しい。
これが不正解ということは、このコーヒーはまずかったのでしょう。

馬が牧場にいる写真
(A) 馬が牧場にいる
(B) 馬と犬が牧場にいる
(A)が不正解で(B)が正解の写真を撮るのは至難の業ですね。

バスの写真
(A) 道路の脇に浴槽が置き去りにされている。
busとbathのひっかけ狙いはわかりますが、ゴミ出しのルール違反ですね。

医師が患者を診察している写真
(A) 医者が患者を公園で診察している。
青空診療ですね。

男性が外を歩いている写真
(A) 今はすっかり秋だ
写真から季節感を読み取って解答します。

上記のうちの3つは旧TOEIC時代の海外の参考書から、5つが現在市販されている日本の参考書からの抜粋です。本番でこういう選択肢はもちろんあり得ませんが、参考書として勉強するだけなら、時折こういう選択肢があったら読者は楽しめるかも、などと一瞬思ったのですが、笑えるのは上級者やTOEICファンだけですよね。一般読者は真剣に解くでしょうし、本番でもこういう問題が出る、って思われてしまうのはよくないので、やはり作り手側はテストの傾向に合った問題を作るよう最大限の努力をしないといけないなと思います。読者からお金をいただいていることのありがたさを忘れずに、著者として日々精進したいですね。


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積み上げる
「男はつらいよ 寅さんDVDマガジン」を見て、「やっぱり寅さんはいいなあ」としみじみTVの前でつぶやいてしまったTEX加藤です。寅さんがTOEIC講師だったらきっと人気になるでしょうね。

昨日書店に立ち寄ったら、EJが並んでいたので、中身を見たら、ちゃんと私の連載も掲載されていました(当たり前ですが)。こうして現物を店頭で見ると実感がわきますね。その近くのTOEIC本の売り場に「入門特急」が10冊くらい積まれていたので、「どうか在庫になりませんように」と念を送っておきました。

EJも入門特急もそうですが、原稿を書きながら私が感じたのは、「積み上げること」の大切さです。日々目の前の小さなことを丁寧に積み上げていくと、それが次のステップにつながっていく気がします。

たとえば、ブログの記事は、情報を不特定多数に発信しているわけですから、読者のことを考えて、毎回できる限り一生懸命書きます。そうして地道に記事を書き続けていると、読者数が次第に増えたり、私のようにTBRメンバーとのつながりができたり、といった幸運が舞い込んできます。

そういう幸運が舞い込んだら、ブログ記事の積み上げ作業は継続しつつ、次に頂いた機会でも丁寧に積み上げ作業を行います。たとえば、ラジオ出演の機会を頂いたら、そこで全力を尽くすのです。そうすると、次に連載や執筆の機会が舞い込んだりします。そうしたら、そこでまた全力を尽くすのです。それがまた次の幸運につながっていきます。

こうした1つ1つのステップで手抜きをしてしまうと、積み上げてきたものが崩れてしまう気がします。仮に私が「BEYOND990」の執筆の際に、編集者や共著者の前田さんに悪印象を与えていたとしたら、同じアルクさんのEJから連載の話が来るはずがありません。「え、TEX加藤さん、やめた方がいいよ。原稿毎回遅れるし、手直しが多すぎるし、一緒に仕事しづらい人だから、連載なら別の人に頼んだ方がいいよ」となって、幸運の連鎖が絶たれてしまいます。

これはTOEICでも同じですよね。1問1問を全力で解くことが次のステップにつながっていきます。私の場合、「1問を積み重ねる→990点を取る→それを繰り返す→ラジオ出演の話を頂く→執筆の機会を頂く」といった形で次々と幸運が舞い込みました。最初の段階で手を抜いていたら次のステップはなかったと思います。今週末は公開テストですが、200問を自分なりに精いっぱい積み上げることが、次のステップにつながっていきます。1問1問がゴールへの1歩1歩だと思って頑張りたいですよね。


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時短特急
「入門特急」と同時発売の「時短特急」の著者ヒロ前田さんのブログに、特設ページがオープンしました。

多忙な合間にこうしたHPを自力で作り上げてしまう前田さんってすごすぎますね。BEYONDの時もそうでしたが、前田さんと一緒にお仕事をさせていただくと、そのプロ意識の高さや、あまりの仕事の速さに、別世界にいる人のように感じます。

今回も、最初は私の方がかなり先行して作業をしていたのに、多忙なはずの前田さんにいつの間にかあっさりと追い抜かれ、こっちが原稿の直しにバタバタしているのを横目に、前田さんはあっという間に超良質の原稿を完成させてしまったんです。

さらに、本の作業が終わってほっと一息昆布茶をすすっていたら、「ところで、加藤さん、出来上がった本に目を通しましたか。僕はもう何度も隅から隅まで目を通し、修正が必要と思われる個所はS藤さんに連絡入れましたよ」などと言われ、「あ、ええっと。ま、まだなんですけど」と私が慌てていると、「ところで、読者プレゼントの企画を考えたんですけど、こういうのはどうですか」などと、次から次へと仕事が進んでいくのです。

そんな前田さんのプロ意識がうかがえるのが、今回の時短特急の前書きです。こんなこと書いてる本ってこれまでに見たことがありません。私も読んだ瞬間、衝撃を受け、「うわー前田節炸裂だー」と思わずS藤さん相手につぶやいてしまいました。それほどのインパクトだと思います。

「時短特急」のクオリティの高さは私がどうこういうレベルではありません。原稿の締め切り間際の段階で、「加藤さん、このパート6の問題の不正解の選択肢の不正解としての論拠が弱いと思うんですが、どう思われますか」などと意見を求められ、見てみると、どう見てもパーフェクトな設問でした(使わないんやったら、こっちにくれはりませんか、って言いたくなるレベル)。ぎりぎりまで質を追い求める前田さんらしい職人魂を感じましたね。ちなみに原稿をレイアウトに落とし込む際、デザイナーの方は、「こんなにきれいな原稿は初めて見ました」とおっしゃっていたそうです(私の原稿については特にコメントなし)。わしも前田さんのツメの垢でも煎じて飲まんとなあ。

以上、特急シリーズへの超大物新戦力の加入で、レギュラー落ちの危機もささやかれるTEX加藤がお届けしました。


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奥様のためのTOEICテスト講座
「入門特急」と合わせて、「ENGLISH JOURNAL 4月号」の献本も届きました。表紙はスティーブ・ジョブズです。表紙の右上には、「新連載全7本!」と書かれていて、かのキムタツ先生の「ボクの英語の教え方、学び方」の下に、「奥様のためのTOEICテスト講座」が紹介されているではありませんか。いや、ありがたいですね。というかいいのかなあ。

さっそく中身を見ると、キムタツ先生と、「出るとこだけ」の著者の小石裕子先生の連載に挟まれて、不肖私TEX加藤の連載が2ページ掲載されているではありませんか。うーむ。感激。連載内容をもちろんここで公開することはできませんが、記事の雰囲気がわかるさわりの部分をご紹介します。

何このsuitablyって単語、こんなの知らないわよ。まあいいわ。気を取り直して、空所の後は、佐藤さんの、outstanding、何よ、この単語も知らないわ。やだもう。「アウトスタンディングー」っていえば「グーグー」言ってたエド・はるみさん、今どうしてるのかしらね。いけない、問題に集中しないと。

このような内容の連載がはたして「EJ」という格式高い英語学習誌の読者にどのように受け入れるのでしょうか(←他人事)。

今回の連載は、私が各雑誌社に、「ええ連載のネタありまっせ」とせっせと営業回りをしたわけではなく(しそうだけど)、突然EJ編集部よりお話を頂いたものです。学生時代に読んでいた「EJ」からそのようなお話を頂けるとは思ってもいなかったのでびっくりしたのですが、それよりも驚いたのは、先方が連載を希望されたのが、「奥様のためのTOEICテスト講座」だったことです。

これは、私が以前発作的に不定期に連載していたのもので、気まぐれに書いていたせいもあり、今年の3月6日を最後に一度も記事にしていません。そんな記事に目を止めていただいて、しかも「EJ」に連載してしまおうとは、ありがたい話ではありますが、「だいじょうぶでっか、ほんまに、EJはん」と言いたくなりますね(本当にだいじょうぶかどうかは数週間後に判明します)。

とはいえ、せっかく頂いた連載のお話です。「奥様、Come on!」と奥様を憑依させ、書き上げた原稿を奥様言葉でPCの前で読み上げ(怖い)、自分なりに全力で書き上げました。入門特急と並んで、TEX加藤渾身の作品でございます。是非ご一読頂き、ご感想など頂ければ幸いです。


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入門特急読者コメント用記事
「入門特急」が今日から大手書店の店頭に並び始めたようです。

さきほど、家に献本が届き、パラパラと読んでいたところ、裏表紙の著者紹介にとんでもないミスが。

TEX加藤
2009~2010年のTOEIC公開テスト・IPテストで16回連続990点(平均988点)を達成。

左のプロフィールをご覧いただければお分かりの通り、もちろん連続ではなく、正しくは、17回990点(平均988点)を達成。

です。回数も微妙に間違えていますが、連続かそうでないかは全然違いますからね。連続して990点を取っている神崎さんに失礼です。さきほどさっそくS藤さんに連絡をして、「これは経歴詐称ちゃいまっか。どないなってますねん。困りますがな」と関西弁で修正を依頼しました。万が一にも増刷になれば修正されます。

他に致命的な誤植がないことを祈るのみです。

もし、何かお気づきの点がございましたら、この記事のコメント欄にも情報をお寄せください。ご意見ご要望等お待ち申し上げております。


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今日のひとこと
一部の方から、「あれ結構好きなんです」と言われたのに気をよくして、「今日のひとこと」というカテゴリーを設け、不定期に生徒との会話をご紹介したいと思います。

「テックスー、あそぼー」
ここは小学校ではありません。

「この学期は、ミルキーがなかったのが残念です(学期末の感想で)」
それが一番の関心事だったとは・・・

「先生、3月はライティング頑張るね」
「(リーディングなんだけど、と思いつつ)頑張りなさいよ」

「先生、3月の公式頑張ります」
「(公開なんだけど、と思いつつ)頑張りなさいよ」
※多くの生徒はなぜか「公式」と言います。公式問題集の影響?

「えっと、名詞の前に空白があるから、答えは形容詞!」
正解なんだけど、空白ってなんか違和感が。
※多くの生徒はなぜか「空所」とは言わずに「空白」と言います。

「先生、スコアが150点上がった!」
「すごいね」
「前回は寝てました!」
「・・・」

「先生は、SですかMですか」
質問の意図が分からないけど、あなたにそんな質問をされている時点でMだと思います。

「(後ろの席から教壇まで走ってきて)先生、先生、先生」
「何、どうしたの」
「(息を切らせながら)フィードバックって何?」
それほどまでに知りたいとは。フィードバック恐るべし。

「先生、most of the clientsのmost ofってどういう意味?」
「下の和訳をちゃんと見なさい。どういう意味だと思う?」
「わかった。顧客だ!」
残念、それはclientsの方でした。


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