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入門特急
この10日間ほどは、教壇に立っている間、移動中の電車、食事、風呂、以外の時間は原稿に没頭していましたが、さきほど最後の部分をS藤さんに送りました。あとは校正・録音作業をすれば完成です。読解特急では、執筆のプロの神崎さんが最初に執筆量のガイドラインを決めてくれていたので、私はそれに沿った分量の問題を製作したり、解説を書いたりしていたのですが、今回は何せ頼みの綱の神崎大明神がいません。

で、そのあたりのレイアウト感覚がまるでない私が送った原稿は、新書サイズのキャパを大幅に超えていたようで、そのため練習問題を半分以上カットすることになってしまいました(S藤さん、すみません)。せっかく作った問題なので、来年の今頃に「入門特急 ドリル編」として出版できればいいですね。

今回の本は、600点を目指す方向けなので、このブログの読者の大半の方にとっては必要ありません。「こんなのわかってるよ」という内容がほとんどですし、問題も入門レベルばかりで、演習量も多くありませんから。600点を目指すために必要な、それこそ「TOEICの申し込みの仕方」から、「品詞って何?」といったレベルのことを、できるだけ楽しく読めるよう、日本語の部分を多くして、オヤジギャグを散りばめつつ綴った一冊です。当ブログの読者の皆さんは、同時発売のもう一冊の特急シリーズの方をご購入された方が良いと思います。

では、この本の「はじめに」の部分を以下にご紹介して、これから授業に出かけてきます。


<はじめに>
この本を書くにあたり、この1年間で何人くらいの生徒にTOEICを教えたのかなあと思って計算してみたら、1000人を超えていました\( 驚)/ ちょっと今はやりの「ユニークな顔文字というものを使ってみましたが(使い方合ってるかなあ)、とにかく私は、「ひえーそんなになるんかいなあ」と関西弁でつぶやきつつPCの前で軽くのけぞってしまったわけです。

その1000人のほとんどは、TOEICを受けたことがない、あるいは今300~500点台で600点を目指しているという皆さんのお仲間なんですの、そうなのよ、奥さん、ホホホ。あ、この本では、まじめな内容の中に、突然こういうしょうもない話が登場することがありますので、合わないと思われた方は、今すぐ本を書棚に戻して、「公式問題集」や他の特急シリーズを手に取られることをお勧めします。

入門書を今こうして手にされている皆さんの大半は、中学や高校のときは英語が嫌いで、単語を覚えるのが苦手、文法って聞くとぞっとする、長文を見ただけでぐったりしてしまう、といった感じですよね。私が教えている生徒のほとんどはそうです。今こうしてTOEIC本を開いてこの部分を読んでいること自体がすごいことです。

この本は、TOEIC200点台や300点台からスタートして、地道な努力を重ね、600点を突破していった、そうした生徒一人一人の顔を具体的に思い浮かべながら書きました。「先生、彼の本って、him bookだっけ?」「先生、フィードバックって何?」「先生、そんな説明じゃわかんない」といった教室で飛び出す衝撃的な言葉の数々が僕(私ではなくあえて僕と書きます)を成長させてくれました。そうして生徒と過ごした宝物のような1年間のエッセンスをこの本に詰め込んだつもりです。

この本の目的は、読者の皆さんに、笑顔でTOEIC600点を突破していただくためのきっかけを作ることです。「楽しく真剣に」勉強を続ければ、皆さんも600点は突破できます。私もこの一年間でたくさんの笑顔を見てきました。「やる気」と「笑顔」で600点をクリアしましょう。

最後になりますが、単なるTOEICオタクのサラリーマンだった私にかけがえのない指導の場を与えてくださった、エッセンス イングリッシュ スクール、神田外語学院、明海大学の皆様、私を生んでくれた両親と妹、「テックスー」と親しみを込めて生徒に呼ばれるきっかけを作ってくれた実家の亡き愛犬TEX、ブログの読者の皆様、職場の同僚の皆様、執筆の機会を与えてくださった朝日新聞出版様、何よりも1000人の生徒の皆様に心から感謝いたします。

2011年2月
初雪の降った東京郊外の自宅にて
TEX加藤



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