FC2ブログ
勝つためのメンタルトレーニング
この時期、進級や編入、就職といった条件にTOEICのスコアが影響する学生が増えてきます。もちろん、スコアアップのためには日ごろの努力が必要ですが、一定以上の点数を取らないと「進級できない」「編入できない」「履歴書に書けない」といった条件下で実力を発揮するには、本番で自分の実力を発揮するメンタル面での強さも必要です。

私には、プレッシャーに負けた苦い経験があります。大学一年生の秋のテニスの公式戦で、実力でははるかに勝っていた相手に、メンタル面の弱さが原因で実力をまったく出せずに負けてしまったのです。一セット目は楽勝で取ったものの、自分の凡ミスを嘆いたり、相手の粘りに焦りを覚えたりしているうちに、全身に冷や汗が流れ出し、頭は真っ白になり、腕は震え、身体がまったく動かなくなってしまい、結局ファイナルセットタイブレークで負けてしまいました。プレッシャーに完全に押しつぶされてしまったわけです。

そんな私を変えてくれたのが、「勝つためのメンタルトレーニング」(ジム・E.レアー著 テニスジャーナル編集部)という一冊の本でした。その本に書かれていたことを毎日の練習で実践し、本番の試合でも試してみたところ、集中力UPや「びびり」の克服に劇的な効果があったのです。

この本の中で、私がもっとも効果を実感したのが、「否定的な独り言を言わない」というアドバイスです。人間が無意識に口から発する言葉は身体に影響を与えます。私が負けてしまった試合でも、「ひどいプレーだ」「こんなミスするなんて信じられない」「最低だ」「もうだめだ」「負けたらどうしよう」などといったネガティブな言葉を連発しているうちに、身体が動かなくなってしまいました。

本を読んでからは、普段の練習時から、「ネガティブな独り言」を意識的に避けるようにしました。凡ミスをしたり相手にポイント取られたりしたときも、「ドンマイ。次頑張ろう」「とにかく1ポイントに集中だ」「相手もやるなあ。俺も負けないぞ」といったポジティブな言葉を発するようにしたのです。そうしたところ、ゲーム中に力を全く出しきれない、という事態はなくなりました。

これをTOEICにあてはめると、「だめだ」「問題が難しすぎるよ」「どうしよう。全然わからないよ」「600点取れなかったらどうしよう」「隣のオヤジうざい」といった言葉を頭に思い浮かべたり、つぶやいたりしていると、間違いなくパフォーマンスは低下します。その逆に、解けない問題があっても、「ドンマイ。次だよ」「とにかく全力を出し切ろう」「1問1問に集中だぞ」「気にしない。次集中」といったポジティブな言葉を自分にかければ、精神面での大崩れはしなくなるはずです。もちろん、問題が解けたら、「いいぞ」「これがわかるなんて私って天才」「よしいけるぞ」といった言葉で自分を鼓舞すれば効果倍増です。

テニスでもTOEICでも、良い結果を残すには、普段のトレーニングや本番での戦術が大切であることは言うまでもありませんが、「私はどうもメンタル面が弱いな」と思われる方は、「消極的な独り言は言わない」ことを普段から意識されると、壁を打ち破るきっかけになるかもしれません。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif  
Copyright © TOEICオタクのブログ. all rights reserved.