4月から、学生相手のTOEIC講師という、これまでと全く違った仕事へのチャレンジがスタートしたわけですが、あっという間に時間が過ぎた感じです。去年の今頃はごく普通のサラリーマンで、一年後の自分がまさかこうなっているとは思ってもいませんでしたから、人生何が起こるか分かりません。
今振り返っても、とにかく初日の授業の前の緊張感はすごかったですね。サラリーマン時代の転職初日も緊張しましたが、それとも比較にならない緊張感でした。何せ、私は教員免許も持っていませんし、学生相手の授業経験はゼロです。それが、事前研修などもなく、ほぼぶっつけ本番で初日を迎えるわけですから、緊張するなと言う方が無理ですよね。だって、ガラガラっと扉を開けると、自分の半分の年齢の女子学生が数十人座ってこっちを見ているわけですよ。それまでの人生ではありえないシチュエーションです。
こうした極限状況(笑)を乗り切るために、とにかく事前の準備をしっかりすることと、熱意を持って一生懸命授業を行うこと、自分なりに工夫することの3点を心がけました。これは、サラリーマン時代に、重要なプレゼン等を通じ、「準備」と「熱意」、「創意工夫」の大切さを痛感していたからです。その甲斐あってか、神田外語学院の前期の学生評価では、何とか落第は免れたようです。
私は、どんな仕事でも、一定以上のスキルがあれば、後は熱意でどうにでもなると思っています。また、「やればできる」と本気で思って努力すれば、大抵のことは実現すると確信しています。現に、前職が普通のサラリーマンで、アラフォーで、教員免許や修士号も持っていない私が、こうして大学や専門学校の教壇に立てているわけです。
後期の授業では、「やればできる」と自分を信じて、目標に向かって全力で努力することの大切さを学生に伝えていきたいです。自分の担当であるTOEICを通じて、そうした小さな成功体験を積ませてあげることができればと願っています。
やればできる!
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