英語表現を経験記憶にしよう
来週からの学生相手の授業の準備でバタバタしているTEX加藤です。いろいろと不安もありますが、公式問題集のパート2に出てきたThis is the most challenging job I’ve ever had.の心境ですね。やるしかありません。

授業では当然、「単語の覚え方」についても教えなければいけません。単語の覚え方は人それぞれですが、「自分のやりたいように覚えなさい」ではまずいですよね。学生が自分なりのアプローチを確立できるようになるまでは、ある程度の指針を示す必要があります。ですので、私が自分なりに考え付いた方法論と、さまざまな先生の指導法、科学的アプローチ等をとりまとめ、授業で提示し、学生の反応によって修正していこうと思います。

単語を覚えるためには、例文なり表現を、いかにして自分の経験記憶に落とし込むかが非常に重要だと感じます。これは公式問題集を授業の準備のために解き直していて改めて感じたことですが、ただの例文として見るのと、そのシーンを目に浮かべることができるのとでは記憶への残り方が全然違うと思うんです。

たとえば、公式問題集Vol4-2の、

Should we empty the recycling bin today?
Yes, it’s getting full.

という例文を、emptyは動詞で「空にする」、binは「ゴミ箱」で、「今日ゴミ箱を空にするべきでしょうか」が文の意味、それに対する答えが「一杯になっています」だと学生が覚えようとしたとします。基本的には何度も何度も暗誦すればある程度記憶に残るでしょう。でもそれでは死んだ表現ではないかと思うんです。経験記憶ではないですよね。なので、これを経験記憶にできるだけ変えるための説明をちょっとしてみます。対象者は学生です。

「皆もよくコンビニとかで買い物すると、ふたのついたでっかいゴミ箱が出口の所にあって、分別して捨てるよね。あれがbinです。あれってさ、会社にもあるんだよ。会社も環境に優しくないとまずいからね。だから、会社でも、いらなくなった紙とか、自販機で買ったペットボトルとか、リサイクル用にゴミ箱が別になってるんだよね。で、面倒くさいからってちゃんと分別して捨てないと、総務から連絡がきたりするんだよ。最近分別してない社員が多いって。実は僕も缶ジュースを知らずに適当に捨てて怒られたことがあります。この会話では、多分会社の総務の担当者二人が、リサイクル用のゴミ箱について話してるんだね。従業員の休憩室で昼飯食いながら話してるのかもしれない。“今日あたり、リサイクル用のゴミ箱、空にした方がよくない?”“そうだよね。かなり一杯になってきてるもんね”といった感じ。それをイメージしながら音読してみよう」

こんな感じで大丈夫かなあ(不安) 異業種数社でサラリーマン生活を20年続けて来たので、大体TOEICに出てくる会話のようなシチュエーションは一通り経験しています。それをうまく噛み砕いて、学生の経験記憶になるようにしてあげることができればと思っています。皆さんも学習の際は、是非こうして自分の経験記憶と結びつけて単語や表現を覚えるようにしてみてください。きっと記憶への定着率が高くなり、生きた表現になりますよ。


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