自分マーケティング
ランチパックを食べながらTVを見ていたら、Mr.マリックが生放送で手品に失敗したのに驚いてしまったTEX加藤です。いや、名人でもああいうことがあるんですね。とはいえ、失敗に備えて準備してあった予備の手品道具でカバーされたのはさすがでした。ライブの講義ではこういう失敗はあるでしょうから私も参考になります。

さて、昨日は、某専門学校の講師の集まりに参加。いよいよ学生相手の講師生活がスタートするんだなと気持ちが引き締まりました。大学生時代に高校生相手の家庭教師や、中学生の塾講師を務めたことはありますが、本格的に教えるのは初めてです。不安もありますが、とにかく熱意を持って全力投球するしかありませんね。

これはエッセンスで授業を担当させて頂くことになって気付いたことですが、サラリーマン生活で学んだことが、TOEIC講師としてもとても役立っています。今日はそのうちの一つである「ポジショニング戦略」についてちょっと書いてみたいと思います。マーケティングのお仕事をされている方にはおなじみの言葉かと思いますが、要は自分の会社や自分の置かれている市場での位置(ポジション)を客観的に見極め、成功のための戦略を立てることです。

私が以前在籍していた会社は、業界では3-4番手で、大手2社とは企業体力が根本的に異なっていました。当然ですが、そうした大企業に体力勝負を挑んでも勝てません。たとえば、価格で勝負だ、などといった戦略を立てても、独自技術がない限り、資金や設備において相手の方がはるかに優位にあるので、一瞬は勝てても、すぐに追い抜かれてしまいます。また、既に相手が成功して独占市場を確立している分野で勝負を挑んでも負けることは明らかです。

ですから、「ポジショニング戦略」においては、自社の強みがどこにあって、どこが弱みなのかをまずは把握することが大切です。その際、客観的な指標があるとベストですね。特に会社では「君はそんなことを言うけど、我が社は決して負けてなどいない」といった主観的な意見が出ますから。自分たちがどう思っているかではなく、お客様が自社をどう見ているのかが大切です。

これを、自分に当てはめてみると、たとえば私が、発音で勝負するぞ、などと思っても、ネイティブはもちろん、他の先生方には勝てません。英語の知識で勝負だ、と思っても同様です。他にすごい方はたくさんいらっしゃいます。講師経験でも遠く及びません。体力も20代の講師には勝てません。つまり、これらは他の講師の方と比較しての自分の弱みです。

逆に自分の客観的な強みを考えてみると、20年間のビジネス経験がある、TOEICで8回連続990を取得した、年間推定200冊以上は本を読んでいる、ブログを運営している、といったことが挙げられます。42歳という年齢も、使い方次第では強みになりそうです。「オヤジ」をネタにできますし、多少説教臭い話をしても許される部分もあるでしょう。こうした自分なりの強みをベースに講義内容を考えて行けばいいのではないか、とある時気が付いたんです。「自分マーケティング」ですね。

皆さんの英語学習においても、きっと強みと弱みがあると思います。ある程度の段階までは、無理に弱みをカバーするよりも、ある程度弱みには目をつぶり、強みを伸ばす戦略の方が良いと私は思います。リーディングが得意で、仕事上も特に英語の他の技能を伸ばす必要がなければ、そこだけを強化するのも一つの戦略でしょう。「私はこのジャンルの英語なら辞書を引かなくても高度に専門的なことが読んで理解できる」は立派な強みだと思います。TOEIC対策においても、「自分マーケティング」で自分の棚卸をしてみると、今まで気付いていなかった戦略が見えてくるかもしれません。


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