成功の法則
折に触れて読み返す本って皆さんにもきっとあると思います。私にとって、そういう一冊が、「成功の法則 松下幸之助はなぜ成功したのか」(江口克彦著 PHP研究所)です。昨日久しぶりに読み返してみました。

最近は、不況のせいか、ドラッカーや松下幸之助といった「経営の神様」が再注目されているように感じます。ちなみに私は、新入社員時代、知ったかぶりをして「ドラッガーって経営って理念を創造した人ですよね」と会社で言ったところ、米国の一流大学でMBAを取得された先輩に、「ドラッガーじゃなくてドラッカー。ドラッガーだと麻薬中毒者だよ」と化けの皮をあっさりとはがされた経験があります。

松下幸之助さんに話を戻すと、小学校中退で、家族を全員結核で失い、ご自身も病弱だったにもかかわらず、今のパナソニックをわずか社員三人で創業し、世界的な企業に育て上げた方です。著書としては、自己啓発本としては恐らく日本で最も売れた本の一冊である「道を開く」が有名ですね。

この「成功の法則」は、松下さんの秘書を20年以上務められた著者が、松下さんとの思い出話やセリフを交えながら、成功するための法則をまとめたものです。ここでの「成功」とは、もちろんお金持ちになったりすることではなく、「自らに人間として与えられた天分を完全に活かしきり、使命を遂行し、生きがいや幸せを味わうこと」です。

この本に書かれている成功のための法則は、当たり前のことです。熱意を持つこと、努力すること、誠実であること、素直な気持ちを持つこと、思いやりがあること、信念を持つこと、反省すること、感謝の気持ちを持つことなどです。ですが、そういうごく普通のことが、松下さんの口から関西弁で語られると、深く心に残るんです。私にとっては、読むたびに元気が出るし、新しい発見がある本です。

私が昨日読み返して一番心に残ったのは、松下さんの有名な言葉の一つである、

雨が降れば傘をさす

です。

雨が降れば誰でも濡れないように傘をさしますよね。そういうごく当たり前の平凡なことを日々積み重ね、努力することこそが成功するためには大切だということです。そういう当たり前のことを、熱意を持って日々しっかりと継続していくことが大切なのだと、気持ちが新たになりました。

最後にこの本の中から松下さんの言葉を引用してご紹介します。

「熱意があれば必ず事業は成功する。けど、尋常一様な熱意ではあかんで。きっとこの事業を発展させようという、からだごとの、正しい熱意でないとな」

こういう素晴らしい本が、千円札1枚で購入できるのですから、買わない手はないですよ、奥さん(笑) 是非機会があればお読みください。必ず得るところがあるはずです。私もきっとこの後の人生で何度も読み返すと思います。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif  
Copyright © TOEICオタクのブログ. all rights reserved.