10年後のTOEICは?
久しぶりに晴れて、やっと洗濯ができてほっとしたTEX加藤です。

さて、インターネット上で、20代を中心とした男女に、「取得を考えている資格ランキング」という調査が行われました。TOEICについてのブログなので結果はおおよそ予想ができるかと思いますが、男女別の結果は以下の通りです。

【女性編】
不景気で給料が伸び悩むどころか、いつ解雇されるか分からない……そんな世知辛い世の中。自分の生活が今後どうなるか分からないという人も、役立つ資格を取っておけば少しは安心できるというもの。この厳しい経済状況でもっとも多くの人から求められている資格とは!? 仕事を持つ20代を中心とした女性630名に、取得を考えている資格について聞いてみました。

Q:あなたが今「取得を考えている資格」は何ですか?(複数回答)
1位 TOEIC 22.5%
2位 簿記 15.2%
3位 FP(ファイナンシャルプランナー) 6.7%

■TOEICの資格があったらなぁと思ったエピソードとは……
・「英語が自由に使えたら就職先ももっと選びがいがあったのではと、今にして思います」(25歳/金融/企画開発)
・「英語ができる、といくら口でいってもあまり信用してもらえない」(28歳/人材紹介/経営・コンサルタント)
・「英語圏のお客様から電話がかかってきたとき。せめて取次の会話ぐらいできたらと思った」(23歳/電気/サービス)

エピソードの一つ目がかなり時代を表している気がします。就職難の時代、一つでも取れる資格を取っておきたい、そのためにTOEICは手っ取り早い、という感じでしょうか。


【男性編】
すぐに役立つ資格、持っていると就職・転職時のアピール材料になる資格、会社から手当てをもらえる資格など、資格にもいろいろなものがあります。その中で多くの若手ビジネスマンが取得を目指している人気No.1の資格とは!? 若手ビジネスマン276名に「取得を考えている資格」について尋ねてみました。

Q:あなたが今「取得を考えている資格」は何ですか?(複数回答)
1位 TOEIC 27.2%
2位 簿記 10.5%
3位 中小企業診断士 4.7%

■TOEICの資格があったらなぁと思ったエピソードとは……
・「就職活動のとき、資格は多めにあったほうがよいと感じた」(26歳/医薬品/研究開発)
・「特にないが、外国人にしゃべりかけられたときに答えられないことがあったため」(28歳/サービス/研究開発)
・「英語の能力はこれからの時代、どの分野でも必要になると思われるため」(24歳/卸/システム)

ここでも一つ目のコメントは女性と同じく、今の不況対策のようです。

TOEIC講師の集まりでよく話題になるのは、はたして10年後のTOEICはどうなっているのだろうか、ということです。かつて300万人を超えていた英検の受験者数は、現在は約235万人です。TOEICの受験者は昨年が約170万人と、10年前から比べると、約2倍にはなっていますが、1999年からの5年間で受験者数が約1.6倍だったのに対し、この5年間では約1.2倍と微増にとどまっています。

10年後もこのまま同じようなペースで微増が続くのか、それとも英検や他の検定試験に受験者が流れてしまうのでしょうか。公開試験より受験者が多いIP試験も、不景気で企業の社員教育がカットされたりすると、この先の受験者数は減るかもしれません。逆に、国内が不況なので、海外に活路を見出す企業が社員の教育に力を入れ出す可能性もあります。

とはいえ、政府の支援等、よほどのことがない限り爆発的には受験者は伸びないでしょう。ですから、当然、TOEIC講師としてはリスクヘッジも必要だろうなあと思うのです。極端な話ですが、ETSが、「来年TOEIC止めます」って言っても生きていけるだけの方策を常に考えないといけませんね。10年後のTOEIC、一体どうなっているのでしょうか。


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