TOEIC雑感
皆さん、昨日のTOEICお疲れ様でした。昨日のパート5は難しかった、との意見が多いように思いますが、試験の際に大切なのは、パニックにならないことです。「あ、これ難しいなあ。でも、きっと他の人もできていないだろう」ぐらいに、ポジティブに考えた方がいいですね。ネガティブ思考になると、解けるはずの問題まで難しく見えてしまったり、連鎖的にミスをしてしまうので。

もし、私が、「やべ、この単語難しい。どうしよう。分からない。リーディングは1問のミスが990点取れるか取れないかに大きく影響するのに」などという思考回路に陥ってしまったら、きっとスコアはボロボロになるでしょう。ですので、とにかく目の前の1問1問を集中して丁寧に解くこと、基礎を大切にすることだけを意識して解くようにしています。「もし、間違ったとしても、その程度の英語力なんだから、しっかり勉強すればいい」ぐらいの姿勢の方がいい感じがします。

これは何度も書いていますが、文法問題については、基礎に立ち返ることが大切です。TOEICの問題って、装飾語で難しいように見せかけていますが、結局のところ、そうしたものを取り払うと、シンプルな五文型になるので、その文構造を見抜くことができれば解けます。微妙だな、と思う問題に出くわしたら、これが主語で、これが述語動詞だな、ということは、これは目的語、ということになって文の要素は全てあるから、空欄に入るのは副詞だ、といった思考過程で、丁寧に解きましょう(ただし時間をかけすぎないように)。

また、他の選択肢の中にヒントがないかをチェックするのも手です。解答は再現できませんが、昨日のパート5の問題で、strandって単語を、standだと思った、と思ってしまった方、いらっしゃるかと思います。でも、良く考えてみると、選択肢に、strandedってなかったですか? もし、standだったら、過去形や過去分詞はstoodでなければいけません。*standedという間違った語形の語を紛れ込ませる、ということはTOEICではありませんので、ここで気付きたいところです。「あれ、*standedって形はないよな。あ、よく見たらstrandだ」と思い直さなければいけません。などと言っている私も、wanderと一瞬見間違えてしまい、空港で当てもなくうろうろしている乗客を想像してしまいました。

あと、リーディングの問題を解く際、特に広告やお知らせ、メール、手紙などは、自分に届いたかのように読むとよいですよ。「お、お客様からのお手紙だ。飛行機が遅れるは荷物は紛失するはで疲れ切っていた私を、貴ホテルの従業員の方は温かくもてなしてくれました。本当にありがとうございました。是非友人にも勧めたいと思います」かあ。いやあ、この仕事やっててよかったなあ(実際はやってないけど)。などと感情移入して読むと、文書の人物像がクリアになり、理解度が深まりますし、解いていて楽しくなります。どこの誰だか分からない人が書いた試験用の文書だと思って読むのは苦痛ですからね。是非お試しください。

TOEICの勉強って役に立たない、TOEICのために英語を勉強しても使えるようにはならない、といった意見を目にすることがあるのですが、それは試験のための勉強をしているからであって、自分の中に表現を取りこんでしまえば、それは生きた表現になりますよね。是非感情移入して学習して頂いて、こういうシチュエーションではこういう表現があるんだ、と自分の中に吸収してください。私もまだまだTOEICの英語を使いこなせるレベルではないので、いろいろと学ぶ点は多いです。どんな学習方法であれ、役に立たないものなんてありません。読者の皆さんにも、是非TOEICをうまく活用して頂きたいと思います。


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個人的受験記
会場はいつもと同じ府中のセミナーハウスでした。入り口でエッセンスのチラシを配っているお兄さんから、自分の顔写真入りのチラシをもらって会場入り(笑) 試験前の休憩時に、部屋の外に出て空を眺めていたら、上の階からこっちに向かって手を振っている人が目に入り、おおっ、どこかのTEXファンの女子か、と一瞬期待したら、森鉄さんでした(涙←泣くことはない)。

試験会場で気になるのは隣の方ですよね。私の隣の方は、20代の男性でしたが、試験前からなぜかエキサイト気味で、鉛筆で机をカンカンカンと叩いたり、持ってきたシャーペンの芯の入れ物のふたをパチパチ開閉したり、ついには指で机をリズムよくタラタラタラッと叩く小学生の頃によくやった懐かしい動きまで(笑) 

ちょっと話がそれますが、中学生の時、同級生に塩田君っていう子がいたんですね。で、ある日、技術の授業で、誰かが「タラタラタラッ」をやったんです。その技術の先生がちょっと強面の方で、「おい、静かにしろ」ってすごんだんですが、先生が板書している隙に、また誰かが「タラタラタラッ」をやったんですね。で、先生が、「おい、いい加減にしろよ」ってさっきよりギロン目ですごんだんです。そういう空気なのに、先生が黒板の方を向いた瞬間に、塩田君が「タラタラタラッ」に果敢に挑んだのですが、たまたま運が悪かったのか、先生がフェイントを入れたのか、すばやく先生が振り向いて見つかってしまったんです。

先:おい、塩田、さっきからいい加減にしろ。前に出て来い!
塩:え、さっきの俺ちゃうのに(といいつつ前に出る)
先:言い訳すんなああああ。バシバシバシ(強烈な往復ビンタ三往復)
塩:俺ちゃうもん(鼻血を流しながら)

と、中学校の時の記憶が、その「タラタラタラッ」の音を聞いて走馬灯のようによみがえったのでした。まあ、ここで言いたいのは、隣の人が多少変わった方でも、気にしないことです。気にしだすと、ちょっとしたことでも異常に過敏になってしまうので、「いや、これは話のネタになるなあ」ぐらいに考えた方がいいと思います。

試験が始まると、その塩田君(仮称)は、「はぁあああ」と時折大きなため息をついたり、頭をかきむしったりしていたので、苦戦してるのかなあと思っていたんが、リーディング終了の10分前に手を上げてトイレに行き、戻って来てからも解答する気配がまったくありません。あきらめたものとばかり思っていたら、解答用紙の回収の際に見た彼の答案はきれいに最後までマークされていました。しかも塗り絵ではありません。もしかすると超上級者だったのかもしれませんね。

試験に話を戻すと、パート1は、ひそかに楽しみにしていた超難問がなくてちょっとマニアとしては肩透かしを食らいましたが、このパートが楽勝ではないというのはもはや傾向として定着しましたね。パート2は、後半にひねった答えが結構あったと思います。疑問文に対し疑問文で返す「必殺疑問返し」とか、質問に対して全く違う角度の答えで返す「あさって返し」とか。まあマニアとしてはこの返しを楽しんでいる部分もあります。AとBが明らかに誤答だと分かった瞬間のCを待つ時の心境がたまりません(変態)。

パート3・4は普通だったかなあと思います。難しいなあと思った問題とか、面白いなあと思った問題があまり記憶にありません。先読みができなかったユニットがあったのですが、まあ何とかなりました。エッセンスでこのパートを教えたので、生徒さんができているといいなあ。

今回の最大の難関はパート5でした。ハイレベルの語彙問題やひねった問題がたくさんありましたね。解いていて、「ん?」と一瞬止まる問題が、いつもは2-3問なのですが、今回は5-6問ありました。とはいえ、英検1級のような、まったく歯が立たないとんでもなく難しい語彙ではなく、TOEICの語彙問題って、「英語を感じる」ことができれば何とかなるケースが多いんです。

言葉にするのは難しいのですが、間違いの選択肢って、英文がきれいに流れないんですよね。何か違和感があります。それに対して、正解の選択肢って、入れると収まりがいいんです。「あ、これが多分正解だな」ってなんとなく感じます。また、ETSは、正解が正解であって、不正解は不正解であるように、ちゃんと一つの英文の中でロジックを構成しているので、それを見抜くことができれば、正解に近付けます。「こう書いてあるってことは、これが正解だな」とロジカルに考えることができるんです。

パート6は易しかったですね。1問目の答えが文末にあったり、3問目の答えが文頭にあったり、といった問題がなく、素直な問題ばかりでした。パート7は特にこれといって特筆すべき傾向は見られなかったと思います。同義語問題の行数が8行目だったのを初めてみたぐらいでしょうか。読解特急で9行目の問題があって、「読者のことを考えていない」と自虐ネタにしたのですが、まさかそれが現実になるとは。

と、個人的な感想を長々と失礼しました。私の感覚としては、リスニングは97問、リーディングは98問正解までが495なのではと予想します。私的には、「流れるように自然体で200問を解ける」ようになれるといいなあと思います。出題される問題の流れに身を任せて、最初から最後までよどみなく流れて行きたいですね。まだまだ「行雲流水」の域にはほど遠いので。


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