今回の発見として、データ作成そのものもそうですが、皆さんからのフィードバックがとても参考になりました。何問ぐらい正解されて、どこを間違ったのか、などは、問題製作者として勉強になります。
全体として、意外と難しい問題を皆さん正解されていて、その反面、基礎的な問題の方のミスが多い印象です。恐らくですが、本番では急いでいるので、一見簡単に見える問題はなるべく早く解きたい、という意識が働いて、うっかりミスをしてしまうんでしょう。きっとETSの中の人はその辺の受験者心理を突くように、難しい語彙問題等の後に、嫌らしいひっかけ問題を配置しているに違いありません(と根拠なく断言)。
私の一つオススメの勉強法は、お手持ちの文法書の、TOEICに出そうな部分の単元をさっと通読することです。たくさん問題を解くと一定の成績までは到達できますし、そこが目標であれば問題ありませんが、そこからさらに上を目指したいと思ったとして、基礎が理解できていないとどこかで頭打ちになります。
たとえば、皆さんが分詞が苦手だとしますよね。いつも過去分詞や現在分詞の問題で間違ってしまうし、分詞構文はできれば出て来ないでほしいと試験前に祈っていると(笑) で、「フォレスト(第5版)」を見ると、第9章の分詞は、P203~P225のわずか22ページです。しかも、これをしっかりと理解していれば、分詞が一気に得意になるはずです。たった22ページですよ、奥さん。それを読むことで分詞の問題で間違えなくなるんですよ。これは読まない手はないですよね(TV通販風に)。
文法書は最初から読む必要はありません。TOEIC的には、自分が苦手だったり、見て見ぬふりをしている単元から読むことをお勧めします。「関係詞」が嫌いだったらそこから読むんです。一番嫌いな食べ物を先に片付けましょう。たった2-30ページ読むだけで、絶大な効果があるので是非お試しください。
あ、あと、「TOEIC原理主義」のYutaさん(私よりTOEICオタク)にも指摘され、今回改めて気付いたのですが、インターネットを使って、問題をネット上で解けるようにすれば、どこを間違えていて、どこを中心に勉強すればいいかがフィードバックできますね。で、さらに私からの個人レッスンを受けたければ、まず壺を買いなさいと(笑) いや。貧乏生活脱出の光明が差してきたぞ。フフフ(←気持ち悪い)
さ、センター試験を解いて、本の原稿を書いて、残り80問の製作を進めます。がんばっていきまっしょい!(死語)
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