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あるTV番組
現在「模試特急」と「変態特急」の2冊の進行に追われていて、なかなか問題製造作業がが進んでいないTEX加藤です。なんとか必死に今月中に原稿を終わらせないといけません。神崎さん、よろしくお願いします(他力本願)。念のため、「変態特急」は特急シリーズではありませんが、上級者向けの特訓本です。

「パート5を100問解こうセミナー」は、3/22(祝)13-16時に都内で行いますが、良く考えたらTOEIC終了翌週でした。しかもその次のTOEICまで2カ月もあります。一番TOEICのことを忘れたい時期に参加して頂ける方がいらっしゃるのかどうかは不明ですが、近々場所や内容はブログでも告知させて頂きます。

さて、今更ながらですが、正月に実家で見てとても印象に残ったTV番組がありました。ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、

“職人”小説家 ~「陽炎の辻」・佐伯泰英~

というNHKの番組で、番組紹介はこんな感じです。

“月刊佐伯”の異名をとるほどの量産、作品は軒並みヒット。佐伯泰英さんは、新たな国民作家としてすい星のごとく登場した。その作品はどこで、どのようにして生まれるのか? そして、これから何を書こうとしているのか? 静岡・熱海の自宅に佐伯さんを訪ね、作品の紹介や佐伯さんの日常・執筆風景に加え、俳優・山本耕史さんへのインタビューなどを織り込んで、人気作家の実像に迫る。【聞き手】児玉清(俳優)

私は佐伯さんの作品は読んだことがないのですが、時代小説の大ベストセラー作家です。書店に行くたびに、そのものすごい量の出版量に驚かされていたので、番組を食い入るように見てしまいました。

現在67歳の佐伯さんは、50歳を過ぎるまでは冒険小説や国際謀略小説を書いていたのですが、全然売れなかったそうです。そんなある日、出版社の担当者に呼び出された佐伯さんは、そこで本の出版打ち切りを宣告されます。一瞬目の前が真っ暗になった佐伯さんですが、その担当者が何気なく言った、「佐伯さんには官能小説か時代小説かしかないんじゃないの」との言葉に、官能小説は無理だけど時代小説なら書けるかも、と時代小説を書き始め、半ば強引に出版したそのデビュー作がヒットし、今に至る、というお話でした。

いや、読解特急が初版の私にも禿励みになりますね(笑) 人生どこで転機があるか分からないものです。その出版担当者は、打ち切りを告げるのが目的であって、その言葉にも特に深い意味はない感じだったそうですが、佐伯さんとしては生活のためにもそれにすがるしかなく、書いた時代小説が結果的に成功へつながる道だったわけです。

また、佐伯さんは、毎朝4時か5時には起きて、PCに向かって執筆作業をして、その後に犬の散歩に出かけ、午後は原稿をチェック、というペースで、何と20日で一冊を書き終わるそうです。すごすぎますね。とてもそれは無理ですが、集中して原稿を書いている佐伯さんの姿には大いに刺激を受けました。私も頑張らねば。

本の方も、具体的に出版日や内容が決まりましたら、またブログにてご報告します。その節は、他の平積みの本の上に重ねる(笑)等、ご協力よろしくお願いします。


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