小さな疑問(その1)
昨日も一日中TOEICの問題作りや解説作業を引き込もってせこせこ行っていたTEX加藤です。夢の中にTOEICの問題が出てきました(笑)

さて、新コーナーというわけではありませんが、私が普段ちょっと疑問に思ったことを皆さんと共有しつつ、達人の皆さんから、いいアドバイスがあれば頂いてしまおう、というあつかましい企画です。

今日のテーマは、昨日ネットで見つけた面白い質問からです。

Those are (mostly, the most ,almost, most)business people。 という問題があったのですが、()の中のうち正解はmostlyです。しかしどれも意味が通る気がしています。なぜなのでしょうか。

まあ、TOEICでは出そうにないタイプの問題ですが、意外と深い気がします。正解文は、Those are mostly business people.「あの人たちはほとんどがビジネスピープルだ」って意味です。これはまあ、もし出題されたら正解できますよね。

次のthe mostは最上級の意味で、名詞を修飾することはあります。He won the most games in the tournament.といった形です。ところが、これは何かと比較して、more than any otherの意味なので、「あの人たちは他よりもっとビジネスピープルだ」となって意味が通じません。「ビジネスピープル度」は比べることができませんよね。例えば形容詞を前に置いて、「Those are the most capable business people.」なら、「一番能力の高いビジネスピープルだ」と、能力を比較しているのでこれはあり得る形です。

almostは、副詞で名詞を修飾できませんが、areにかかっていると解釈すれば、mostly同様入れられます。ところが、これは尺度を表すので、「ほとんどビジネスピープルだ」ってこれも変ですね。まあ、新入社員が頑張って働いていて、それを見守っている人たちが、「素人だった彼らも、今やほとんどビジネスピープルだな」っていう文脈ならあり得るでしょうか。どうなんでしょ?

最後のmostは、「ほとんどの」とか「大部分の」って意味で名詞の前に置かれますね。Most business people in Japan take the TOEIC test at least once a year. といった形で、business peopleの前に置くことは可能です。ところが、ここではすごく不自然に感じられます。「かれらはほとんどのビジネスピープルだ」って意味が通じません。そこで思ったのは、このmost+名詞という形は、補語として使われるケースはすごく少ないのではないか、ということです。They are ------- とか、They seem to be ------- の位置に、most+名詞を入れるとすごく不自然です。

ということで今日の疑問は、この「most+名詞」がはたして補語として普通に使われることはあるのか、あるいはあったとしたら、どういう条件があるのか、ということです。お便り募集しています(笑)

と、こんなマニアックなことばかり考えていて時間を浪費し、明日提出予定の大学院のレポートに追われています(泣)


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