パート7は「加速」と「徐行」で
金曜日の昼間にユニクロに行ったら、レジにできた尋常ではない長蛇の列に、思わず「なんじゃこりゃあ」と、懐かしの刑事ドラマのようにつぶやいてしまったTEX加藤です。冗談ではなく100人以上並んでいました。皆さんカゴにヒートテックを入れているのが見えたので、ヒートテック人気でしょうかね。最近あまり行列自体を見ることがないので、びっくりしてしまいました。今話題のユニクロ“J”を買おうと思ったのに、並ぶ気力すら奪われてしまう列の長さでした。ユニクロすごいですね。

さて、ある模試の統計によると、パート7が最後まで終わるのは730点がボーダーラインだそうです。730点だと、終わる方と終わらない方がほぼ半々で、若干の余裕を持って終わるのは900点レベルだとか。つまり、受験者の大半は、最後まで終わらない、もしくは終わってもギリギリ、ということになります。

パート7を最後まで終わらせるための戦略について、先日、「ボーゲンとパラレル」という説明をしたのですが、今日は「ブレーキとアクセル」に例えて、具体的に説明してみます。

私の愛車(めったに乗らないけど)のフィットは、あちこちボコボコ(笑)なのですが、その傷のほとんどすべては、初心者のうちについたものです。運転される方なら分かると思いますが、初心者のうちは、怖いのでさかんにブレーキを踏みますよね。で、そんなにゆっくり運転しているにもかかわらず、なぜかぶつけてしまうんです。ところが、運転に慣れてくると、以前よりブレーキを踏む回数が少なくなるのに、ぶつけることがだんだん少なって、スムーズに運転ができるようになります。

パート7でも同じで、最後まですいすい終わる上級者の方は、この「ブレーキ」と「アクセル」の使い分けを、意識的に、あるいは無意識に行っています。もちろん、全部本文を丁寧に読んでも最後まで余裕で終わるレベルを最終的には目指したいところですが、それには車自体の性能アップが必要なので、ここでは基本的な「ブレーキ」と「アクセル」の使い分けについて説明したいと思います。

1. パッセージの種類・送受信者・タイトル・件名等、基本情報の確認
ここは、車で言えば動き出しなので、注意が必要です。左右をしっかり見て、パッセージの種類や短い情報は素早く加速、長い件名やタイトルは丁寧に徐行という使い分けをしましょう。

2. 最初の一文を丁寧に読む
これはどのパッセージについても言えることですが、最初の一文は最初から最後まで丁寧に読みます。TOEICの英文でも、ここにパッセージの趣旨等、大切なことが書かれているケースが非常に多いので、ここでスピードを出してしまうと、標識を見逃して道に迷ってしまいます。ですので、ここは徐行でとにかく丁寧に読みましょう。目的を問う「purpose」系の問題は、ここを丁寧に読むと解けるケースが多々あります。「最初から最後まで丁寧に」がポイントです。あせって途中でアクセルを踏まないように。

3. 設問を丁寧に読む
ここでも同じことです。設問を読み飛ばしてしまうと、人名を読み違えてしまったり、設問自体の意味を勘違いしてしまって、誤った答えを選んでしまうことがあります。TOEICでは、設問の意味を取り違えると間違えてしまうようないやらしい工夫が選択肢に施されているので、障害物にぶつからないよう、丁寧に徐行しましょう。

4. キーワードで本文を検索
3でキーワードが見つかったら、ここでアクセルを全開にして本文を一気に検索します。具体的な情報を問う問題なら設問のキーワード、全体的な情報を問う問題なら選択肢のキーワードを手掛かりに、地図(本文)の上で素早く目を動かします。注意すべきはTOEIC特有のパラフレーズ(言い換え)です。キーワードそのものではなく、似たような意味の別の言葉に言い換えられていることが多いので、それを頭に入れておきましょう。

5. キーワードが見つかったらブレーキ
本文でキーワードが見つかったら、そこでスピードを緩め、キーワードが入っている一文を最初から最後まで丁寧に読みます。ここでも冒頭の一文と同じく「最初から最後まで」がポイントです。あせって途中で読むのをやめてしまうと間違えるような選択肢もTOEICではしばしば見られるので要注意です。

6. 設問や選択肢に戻って照合
5で得た情報を、設問や選択肢に戻って照らし合わせます。一旦丁寧に読んでいるので、ここでは素早く読めるはずです。該当する答えが見つかったらマーク、全体問題でAの選択肢が違うようなら、同じ作業をB→C→Dと繰り返します。もし、時間に追われているようなら、全体問題を後回しにするのも手です。買い物に出かけた時に、店の前が大渋滞なら、後回しにして先に他の買い物をすませましょう。

と、今日は車に例えてパート7で時間内に解くための一つの方法を説明してみました。ただ、パート7の解き方は人それぞれです。こういうやり方がせわしなくて自分には合わない、という方もいらっしゃるでしょうから、あくまで一つの方法として考えて頂ければと思います。意外と車に例えるとパート7の解き方は分かりやすい気がしますね。今度パート7の本を書く機会があったらネタにしようっと。


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